manabemadoka1


民主党政権の成立を受け日教組の魔界転生が確実な今、これら戦後民主主義を信奉する勢力の教育観を批判の俎上に載せたいと思います。同志社大学の創立者・新島襄先生が喝破された如く「教育は国家の一大事業」であり、日本のため日本の子供達のためにも、民主党政権の教育における左翼反動策動は断然封じなければならないからです。

而して、教育を巡る政策論争の重要性は一層高まるだろう。このような問題意識から、2006年12月に教育基本法が改正される以前の教育を巡るこの社会の風景、戦後民主主義の教育観と所謂「条理教育法学」が教育現場を風靡していた時代の彼等左翼勢力のロジックを当時のテクストに基づき反芻してみる。本稿はそのような試みの嚆矢です。


◆教育と自由
東京都が2003年に出した国旗・国歌の取り扱いに関する通達(2003年10月23日付「入学式、卒業式等における国旗掲揚及び国歌斉唱の実施について(通達)」)を一つの契機として、国旗・国歌を巡る議論・訴訟は現在も絶えることなく続いています。

而して、(甲)日の丸・君が代がかって日本帝国主義の対外侵略の象徴であったこと、民主主義・国民主権と矛盾する天皇制の賛美に通じる等々の、論理的・社会思想的・憲法論的には荒唐無稽な理由で国旗掲揚・国歌斉唱に反対するというカルト的主張が世論の支持を受けるはずもなく、国旗・国歌を巡る朝日新聞を始とする反対派の主張は、(乙)国旗掲揚・国歌斉唱には反対ではないが、国旗掲揚・国歌斉唱を強制することには反対という主張に収斂している気配です。蓋し、民主党政権下における日教組等の左翼反動勢力はこの(乙)型のロジックを押し立てて反転攻勢をかけてくる。そう私は予想しています。

けれども、「国旗・国歌には反対ではないが、国旗・国歌の強制には反対」と主張する論者は、国家と教育についてある共通な陥穽に陥っている。すなわち、「国家は自生的な共同体であり、子供達は子供達がやりたいことを自由にのびのびやらせておけば自ずと本来の能力が開花するものだ」という幻想に彼等は絡め取られているのではないか。私はそう考えています。而して、この点を明らかにするために、二つの反対派の主張を見ておきましょう。最初は、『週刊金曜日』(2004年5月21日号)に寄せられた音楽家の港大尋さんの投稿「音楽の自発性とは何か 「君が代」について」です。以下引用開始。

「君が代」が国歌として法制化されてから【KABU註:「国旗及び国歌に関する法律」の施行は1999年8月13日】、四年以上が経つ。学校現場では「君が代」の斉唱義務化が、充分な議論が尽されぬまま強制されている。(中略)そもそも音楽とは、いったい何のためにあるのか。(中略)本来、音楽とは自発的であるからこそ、音楽となり得るのではないか。(中略)

うたうことが強制されれば、きわめて説得力を欠いた中身の空っぽなうたになってしまうだろう。「君が代」の斉唱が如何に義務化されようとも、自発性なしには根づくこともない。(中略)また「君が代」は、ヨーロッパとの外交を進めていく上で式典用の音楽がないと不都合が生じてくる、という理由から、明治初期に作曲されたものであった。「君が代」のこの決して自発的とはいえない作曲の経由は、(中略)振り返って顧みるべき音楽史であろう。

教育現場において、自発性とは特に重要なタームである。子どもたちから自発性が失われれば、将来的に生き生きとした豊かな社会を作っていくことはできまい。教職員も同様である。(中略)音楽がない社会は存在しない。誰もがうたいたいうたをうたう。それは音楽の民主主義とも呼べよう。一人ひとりの自発性を尊重せず、音楽が道具として扱われるような社会であっては、民主主義のごく基本的な理念に反するだろう。無理強いを推し進める教育行政の在り方には、どこか根本的な欠陥があるように思えてならないのである。(引用終了)


私は「音楽の民主主義」という言葉が全く理解できないのですけれども、港大尋さんは、音楽の本性としての自由ということと、教育のツールとして音楽が使用される場合に音楽が保持すべき性質とを混同していると思います。而して、これは「音楽とは何か」、すなわち、音楽の本性をどう考えるかを巡る立場の違いとは関係ない事柄であり、港投稿はこの点で論理的に破綻している。

畢竟、港投稿の誤謬は、旧ソ連時代のロシア・東欧を席捲した「社会主義リアリズムの芸術論」(芸術はその内容においてもその機能においても社会主義的な国家建設と整合的でなければ、芸術作品としての芸術性も低いとする考え)と、その社会主義リアリズムに反発して「共産主義社会では靴屋も共産主義的な靴を作るのか」という言葉を残し共産党と袂を分かったパブロ・ピカソの故事に端的に現われている事態と通底しているのかもしれません。蓋し、共産主義社会なるものにおいても「人間=ホモサピエンス」の人体構造がそう変わらない限り「靴屋も資本主義社会と同じような靴を作る」のでしょうが、共産主義社会なるものでは「靴屋は資本主義社会と同じような靴を共産主義的に作る」のでしょう。ならば、音楽も靴もその作品自体には自由の契機が不可欠としても、その作品を社会的に利用することとその自由の契機は別の位相にあることは確実なのです。


◆国家の本性と教育の核心
教育の本性は如何。このことを検討するためにもう一つの投稿を読んでいただきたい。それは、ご自分の中学校の卒業式の様子をレポートした東京都に住む当時16歳の高校生のもの。2004年5月17日の朝日新聞『声』欄に掲載された投書「知恵を絞った卒業式が成功」です。以下、引用開始。

(前略)昨年までは、舞台正面に国旗と市旗ではさんで卒業制作のパネルを飾っていたのですが、今年は都教委からの通達によって「国旗は舞台壇上正面に掲揚」と義務付けられました。もしかしたら今年は飾ることができなかったかもしれません。しかし、校長先生や担任の先生たちが私たち卒業生の気持ちをくんで知恵を出してくれました。(中略)

卒業式では舞台正面に国旗を掲揚しましたが、その下に、新世界に飛び立つ卒業生をイメージして紙花で描いた絵パネルも掲示できました。都教委の通達にも合致し、卒業式は素晴らしいものとなりました。国旗・国歌は国民が自然と慣れ親しんでこそ受け入れられると思います。強制では抵抗を感じさせるばかりですし、これからの世代に愛着を持ってもらうのは難しくなるでしょう。(以上、引用終了)


前述の如く、これら二個の投稿はある認識を共有していると思います。それは、国家は自生的な共同体であるという認識。そして、子供達は自由にのびのびやらせておけば愛国心なぞ勝手に育つという認識です。

けれども、このような認識は、例えば、フランス革命やドイツ帝国成立の経緯、あるいは、アメリカ合衆国の成立過程、そしてなにより我が明治維新の際の廃藩置県による「近代国民国家=日本」の成立の経緯を見れば明らかに間違った認識でしょう。畢竟、アーネスト・ゲルナー『民族と民族主義』やベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』を紐解くまでもなく、国家や民族はほっておいても自ずと成立するもの、すなわち、「自生的な共同的観念形象」などではないのであって、国家や民族のアイデンティティが確立するためにはそれを推進する側の<演出>が不可欠なのです。そして、そのような<演出>は、<民族という幻想>あるいは<国家という神話>の戦略的流布であり、蓋し、教育とはそのような<演出装置=大道具>の一つに他ならない。と、そう私は考えています。

民族も国家も自然なものではなく、自生的に発生形成するものではない。それが形成されるには狡知練達なる為政者の<演出>が不可欠。然るに、国旗・国歌の強制に反対する論者は国家の自生性を素朴に信じているらしい。蓋し、その素朴な思い込みの構図は、国家神道に悪乗りした戦前のウルトラ右翼や現下の憲法無効論なる妄想を唱える論者達とパラレルではないかと思います。

ただ、後者は国家のあるべきイメージとして、天壌無窮なる国体なるものを想定するのに対して、前者は「世界市民なるものが形成する自由で平等で友愛に満ちた共同体」を想定している点で異なる。而して、民主党・日教組・朝日新聞に代表される戦後民主主義的な教育観を信奉する論者は、「自由・平等・友愛に満ちたそのような世界市民なるものが形成する共同体が将来成立するはず→その成立までの移行期間、日本は世界市民的な世界観と親和的な戦後民主主義が統べる国であるべきだ」、とそう考えているのかもしれません。

国旗・国歌の強制に反対する論者は自生的な国家成立観を共有している。しかし、国旗・国歌の強制に反対する主張が基盤としている「社会思想=世界市民の形成する友愛に満ちた共同体なるもの」は、近代主権国家的な国家観、および、立憲主義の憲法観とは明らかに矛盾する。なぜならば、一主権国家の枠内に納まる、否、枠づける近代主権国家の国家観が近代主権国家を止揚して初めて可能になる世界市民の形成する友愛に満ちた共同体なるものと矛盾することは自明でしょう。そして、(謂わば理神論的にパターン化される場合)立憲主義とは徹頭徹尾、国家を人為的な装置と考える社会思想であり、このような立憲主義的で人為的な国家と自生的な国家のイメージは決して融和することはないからです。

いずれにせよ、民主主義と強制を相容れないものと捉える港さんの主張は完全に間違っている。港さん曰く、「一人ひとりの自発性を尊重せず、音楽が道具として扱われるような社会であっては、民主主義のごく基本的な理念に反するだろう」、と。

いくら音楽家であるとしても政治を論じる公共圏に参加されるのならば民主主義の定義と歴史くらい調べられたらいかがか。と、このワンセンテンス、58字の文字列を最初読んだとき私はそう思いました。而して、民主主義の定義なり機能についての言説は確かに汗牛充棟、かつ、眩暈がする程多様ではあるのですが、民主主義が強制にかかわる政治原理(正当化される強制と正当化されない強制を峻別するシステム)であることは、カール・シュミットもハンス・ケルゼンも、ハートもドウォーキンも、ロールズもダールも前提にしている認識ではなかったか。ならば、民主主義は強制と矛盾しないどころか、民主主義は強制をその本質的な契機として内包していると考えるべきなのです。

蓋し、国家の本質は演出であり、教育の核心は強制である。而して、教育、就中、義務教育とは、この日本社会で生きていくための基礎的な知識とスキルを、全体の中の自分の立ち位置の認識と社会で世過ぎ身過ぎするための覚悟を子供達に強制的に与えるシステムなのです。要は、日本の国際競争力を維持向上し、社会の安寧秩序を維持するために(あるいは、社会の安寧秩序を維持するコストを低減するために)、そして、子供達が将来独立自存していけるようにするために義務教育や初等中等教育は存在している。ならば、民主党・日教組の国家観・教育観はその基盤において破綻していることは明らかであろうと思います。

畢竟、教育における左翼の反動を断乎阻止。
頑張りましょう。






(2009年8月31日:yahoo版にアップロード)

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テーマ : 教育問題について考える
ジャンル : 学校・教育




◆「民主党監視塔」
2009年8月30日の総選挙の結果はご存知の通り、民主党の歴史的勝利というか自民党の歴史的敗北。しかも、「勝者(民主党候補)得票の20%以上の差での敗戦」が過半。これは「一騎打ち型選挙」においては完敗です。畢竟、<8・30>は政治の内容というより政治の仕組みに対する批判がもろに自民党を直撃した結果でしょう。

ならば、間違っても、<8・30>の結果は「愚かな有権者のせいだ」とか「反日メディアの偏向報道のせいだ」とか他者に責任転嫁することなく、また、「8月15日に麻生総理が靖国神社に参拝していれば状況は変わったはずだ」とか実証データと無縁な我田引水をするのでもなく、自民党が内包していた「もう、自民の政治が続くのだけは勘弁」と有権者の過半が感じていた事実を直視しなければならないと思います。

ただ、逆に、保守改革派にとってはこの事態は戦後民主主義と戦後民主主義的な制度・慣行・意識の抜本的改革の千載一遇の好機でもある。蓋し、2009年8月31日からこそ、我々保守改革派が民主党の政策批判を行なう旬の季節到来ではないでしょうか。楽しみです。而して、この状況下で我々保守改革派がやることは一つ。すなわち、民主党の政策批判あるのみ。これが民主党の反動政策を批判する「監視塔」の連載を開始する所以です。


◆始めに
九州の夏は暑い。否、九州の陽の光は強い。8月の平均気温は郷里の福岡県大牟田市も、学生時代を過ごした京都も現在住んでいる新百合ヶ丘もそれほど変わらないと思う。しかし、光の強さが違う。日中のアスファルトの色が違う。バルト海に面した北欧やドイツの画家が始めて南仏やイタリアの夏を体験した感動が私には理解できる気がします。

けれど、郷里の衰微はあいかわらず。実父が生きていた3年前までは、帰省中にはよく実父の介護で病院に行き、帰りに街の郊外型スーパーマーケットで二人暮らしの老夫婦が買出しするには嵩張るものや重たいものを購入した。地方都市の衰退。半世紀前には日本の外貨のかなりの部分を稼いだこの炭鉱都市も自然死寸前。極々少数の子供達以外には老人しか見かけない。地方再生を実現しなければ、そのためには教育の再生を成し遂げなければと強く感じます。でも、郷里の風景はありがたいですね。元気になる。まあ、鮭でも自分の古里の川の匂いを忘れずに帰ってくるらしい。ならば、まして況や人間においておや、です。


◆日の丸・君が代を巡る曲学阿世的の法律談義を嗤う
そんなアンビバレントな感慨を懐かされる帰省の折、無聊を慰めてくれるのは郷里の書肆で買い求める資料用の文献。肩の凝らない法律雑誌等々。例えば、『季刊教育法』(エイデル研究所)。同誌は戦後民主主義的教育観の拠点の一つですが、敵を知り己を知れば百戦危うからず。敵の主張ほど幅広く丁寧に読むべきだとは、実父から授かったノウハウですがこれは正しいと思います。

コトほど左様に、来る民主党政権に備えて、昨日、選挙の結果を待ちながらあらためてそんな一冊を読み返した。で、流石に酷い出来栄。特に、『季刊教育法』(137号:2003年)所収の成嶋隆「日の丸・君が代をめぐる裁判例について」などはそのあまりの凄まじさに改めて驚愕しました。これ、憲法無効論と同様、子供や素人相手に半プロが書きたい放題に自分の願望なり妄想を叫んでいるとしか思えない代物。

新潟大学の成嶋さん、確か、どこかで東京工業大学の橋爪大三郎さんが言っていたと思うけれど、素人や子供相手に獅子吼するんじゃなく、また、日常的な出来事を表現するメタファーとして専門用語を振り回すのは程々にして、(a)玄人相手に、(b)専門領域の課題を語るために日常の出来事をメタファーに使い、(c)海外のものを誤訳と曲解つきで日本に持って来るのでもなく、日本の知的果実を海外に持って行って学問の本場で勝負しなさい、よ。と時空を超えてお節介なアドヴァイスを口にしてしまいました。成嶋論文はこう書き始められています。以下、引用開始。

1999年の「国旗・国歌法」の制定は、これらの国家シンボルをめぐる日本社会の問題状況を一変させた。国旗・国歌の定義規定をおくのみで、尊重義務規定をもたない同法のもとで、あたかも「日の丸・君が代」に敬意を示すことが国民にとっての法的義務であるかのような雰囲気が醸成され、これに異議を唱える者を《異端》として排除する《同調圧力》が高まっているのである。この《強制の構図》において、矢面に立たされているのは学校教師とりわけ地方公務員たる公立学校教員である。強制に抵抗する彼ら・彼女らの作為・不作為が処分の理由とされ、その教育者としての良心が押し潰されている。そして、こうした教員の統制をとおして、子どもたちの内心の自由に対する侵犯が進行している。子どもたちが自由にその思想・良心を形成し、国家シンボルへの向きあいかたを自律的に判断するのを手助けしようとする教師の行動さえ抑圧されているのからである。(後略、以上引用終了)


成嶋さんは、この引用箇所の後、20個の判例を紹介し氏の認識を補強しようとしています。曰く、「注意しなければならないのは、「日の丸・君が代」をめぐる紛争が法廷にもちこまれ、それらに対する法的裁断がなされる訴訟において、わずかな例外を除き、ほとんどの裁判所が、前述したような《強制》と《異端排除》の構図を司法的に追認しているという実態があることである」、と。

実際、KABUの算定によれば、成嶋さんが列挙した20個の訴訟のうち、「日の丸・君が代」の<強制>に抗議したサイド(つまり、日教組や民主党側)の訴えが認められたのは3件、しかも、その3件の内、1件は可罰的違法性を欠くとの(違法性の低さに焦点を置いた)判断であり、1件は学校長や教育委員会サイドの手続上の瑕疵、他の1件は私企業たる私立学校における労働契約の解釈に基づくもの。要は、成嶋さんが憤られるように(笑)、日の丸・君が代の<強制>に抗議する側は、実質的には17戦全敗なのです。而して、私は言いたい。民主主義国家で17戦全敗ということは成嶋さんや日教組・民主党の主張が少なくとも法律的には根拠薄弱ということですよ、と。

私は、己の主張がアプリオリに正しく、それを容認しない行政や司法は邪な勢力だと感じる成嶋さんの態度には少なからず嫌悪を感じます。そして、これこそ大東亜戦争終結後のこの社会で跳梁跋扈し猖獗を極めた戦後民主主義の残滓、すなわち、戦後民主主義の既得権意識に他ならないと思う。而して、成嶋論文の最後のパラグラフを読んでこの感は確信に変わりました。以下、引用開始。

多くの事案において、「日の丸・君が代」の掲揚・斉唱が、教育現場の自治的慣行や教育条理を踏みにじる形で強行されたり、教職員の最低限の消極的抵抗さえ恣意的に「信用失墜行為」「職務専念義務違反」と認定されたり、さらには事実誤認など手続的な適正を欠く処分が横行している状況がみられる。そして問題は、このような教職員への強制を媒介として、学校がマインド・コントロール装置と化し、子どもたちの自由な価値観の形成が阻害されるという事態がもたらされていることである。このような事態は、思想・良心の形成の自由をも保障する憲法19条や、子どもが親の指導・指示のもとに思想・良心の自由を享受することを締約国が尊重しなければならないとする子どもの権利条約14条に違背する。こうした違憲かつ条約違反の「日の丸・君が代」強制の構造において、その基底に位置するのが「国旗国歌条項」なのである。その司法的断罪を勝ちとることが急務になっているといえよう。(以上、引用終了)


「あんたら戦後民主主義者に「学校がマインド・コントロール装置と化し」なんぞ言われる筋合いはあらへんがな!」と、昨日の午後8時過ぎ、開票速報が出口調査の結果を伝え、民主党の圧勝、自民党の歴史的大敗の予想を告げる中で私は思わずそう叫んだ。蓋し、1945年8月以来、64年間、学校現場を「マインド・コントロール」の舞台にしてきたのは誰でしょうか。死んでも平和。国家は悪。戦前の日本は極悪。戦争は悪。核兵器は悪の権化、等々という刷り込みを続けてきたのは誰でしょうか。それこそ、法的にそうする何の権限もない、地方教育公務員が子供達の「自由な価値観の形成を阻害」してきたという事実は(戦後民主主義を信奉する憲法研究者、例えば、西原博史『良心の自由と子どもたち』(岩波新書・2006年2月)さえ認めざるを得なかったように)人権抑圧以外の何ものでもないのではないでしょうか。

そもそも、「自由な価値観の形成」とは何。子供はほっとけば(ほっといても)各自の価値観を獲得形成するとでも成嶋さんや日教組、民主党考えているのでしょうか。そして、子どもの権利条約が国民としてのアイデンティティ獲得を子供達に<強制>する国家の行為を違法と認識しているとでもいうのでしょうか。そんなことは断じてないのです。畢竟、子供は躾られ教育されて初めて一人前の人間になる。そして、ある国家がその子供達に当該国民としてのプライドとアイデンティティを与え涵養することは、国家の社会統合を維持するための国家権力のど真ん中のタスクであり責務でさえある。もし、彼等がこれらの認識を否定するというのなら教育学的、憲法論的および国際法的な根拠を一つでも挙げるべきである。と、そう私は言いたい。


◆結語
確か、この成嶋論稿を実家で始めて読んだ6年前の夏。NHK-BSで『おしん』の佐賀平野編を見た。渋谷を舞台とした女子小学生の援助交際のレポートも同じチャンネルでやっていた。それらを見て、大正生まれの元公立中学校校長の父が言った。「日教組の先生達は、このおしんの時代なんか、自由な価値観の形成が阻害された時代ち言うとやろうけど。また、今の少年非行は【2006年12月に改正される前の】教育基本法の不徹底が原因ち言うとやろうけど、もう勝負は明らかばい。大正とか昭和の一桁くらいまでかんしらんね。本物の日本人がまだ生きとった時代は」、と。論証抜きに言わせてもらおう。霊界の父よ、貴殿の言うとおりですよ、と。

教育現場における戦後民主主義の既得権意識は、例えば、収賄や政治資金規正法違反でつかまった国会議員が、真顔で「何で俺だけがつかまるんだ」と怒るのと同じだと思います。要は、彼等には悪いことをしているという意識がない。改正教育基本法とはいわず学習指導要領に明記されている国旗・国歌を「尊重する態度を育てるよう配慮すること」という規定の履行命令をいかにも理不尽なことと感じる感性とはなんでしょうか。それは、教師の教育権や子供達の発達する権利などという美辞麗句とは無関係な、職業人に不可欠な、自己を律し社会の要請に応えるというプロ意識の欠如だと思います。

畢竟、プロであるはずの教師にプロ意識を持ち難くした戦後民主主義の既得権意識。ならば、その既得権意識を復活再生させようとする日教組・民主党の反動を許してはならない。総選挙の開票結果がほぼ出揃った本日未明そう私は思いました。

打倒、民主党!
打倒、日教組!
日本と日本の子供達のために共に闘わん!
頑張りましょう。




【参考記事】
・民主党の反動に抗して義務教育において教育改革の目指すもの(上)(下)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58202309.html

・Only yesterday☆ある九州の元公立中学校校長の回想
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58180832.html

・教育基本法改正を求める理由☆30年前の現実と現在
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/42152120.html

・教育基本法改正☆日教組「非常事態宣言」を撃つ
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/41550018.html






(2009年8月31日:yahoo版にアップロード)

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テーマ : 民主党
ジャンル : 政治・経済

asosorihinomaru

民主党の鳩山由紀夫代表(当時幹事長)の「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」発言(「ニコニコ生討論会」2009年4月17日)もあり、また、外国人選挙権ともからめて、「日本は誰のものか」が旬のイシューになる予感を覚えます。本稿ではこの問題を少し考えてみました。尚、外国人の選挙権、および、昨年の国籍法改正を巡る私の理解については下記拙稿を参照いただければと思います。

・国籍法改正を巡る海外報道紹介と反対論の論点整理
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/56079101.html

・外国人の地方選挙権に関する覚書
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/51717686.html



■民主党「国家論」の妥当性と危険性
民主党の『「憲法提言中間報告」のポイント』にこう書かれています。

目先の利害や政治的駆け引きにとらわれることなく、50年、100年先を見通した、骨太の憲法論議が必要である。

第1は、グローバル社会の到来に対応する「国家」のあり方についてである。
そもそも、近代憲法は、国民国家創設の時代の、国家独立と国民形成のシンボルとして生まれたものである。それらに共通するものは、国家主権の絶対性であり、国家による戦争の正当化であった。これに対して、21世紀の新しいタイプの憲法は、この主権の縮減、主権の抑制と共有化という、まさに「主権の相対化」の歴史の流れをさらに確実なものとし、これに向けて邁進する国家の基本法として構想されるべきである。それは例えば、ヨーロッパ連合の壮大な実験のように、「国家主権の移譲」あるいは「主権の共有」という新しい姿を提起している。(以上、引用終了)


・民主党「憲法提言中間報告」のポイント
 http://www.dpj.or.jp/news/?num=602

ここに語られている「主権国家」や(対外的な)「国家主権」成立過程の歴史的理解は正しいと思います。そして、EU加盟国のみならず現在の国際法において、各主権国家が大なり小なりその主権行使に関する制約を甘受しているということも正しい。このことは、例えば、国連憲章による「侵略戦争」の禁止、あるいは、WTO体制下の関税制限、難民条約に基づくノン・ルフマン原則(難民条約の適用を受ける難民(=「条約難民」)を迫害の待っている国に追放してはならないという原則)や稀少生物の取引に関するワシントン条約の効力を想起すればこのことは明らかではないでしょうか。

ならば、『憲法提言中間報告』『「憲法提言中間報告」のポイント』等々を根拠に民主党は「日本の主権を支那に譲り渡そうとしている」「民主党はマルクス・レーニン主義の国家死滅論の教義を信奉する左翼過激派である」と批判するのは間違いだ。と、一応、そう言えると思います。

蓋し、民主党の言う主権の抑制や共有化は、少なくともマルクス・レーニン主義の国家死滅論とは(旧社会党系議員の思いは別にして)あまり関係がない。而して、主権の委譲や制約には、(繰り返しますが、国際行政分野での対外主権の制限というテクニカルなマターだけではなく)例えば、アメリカ合衆国等の連邦制、オーストリア&ハンガリー二重帝国、スウェーデン&ノルウェー同君連合等々数多の実例もあり、なおさら、そう荒唐無稽な主張ではないのです。

KABUは、民主党の国家論を擁護しているのか。

もちろん、「否」です(笑)。蓋し、腕っこきの詐欺師は「嘘をついていないと自己暗示をかけている」「99%の真実に1%の嘘を紛れ込ませる」のと同様、民主党の国家主権委譲論の危険性と狂信性は99%の妥当性に込められた1%の荒唐無稽を彼等が確信していることにある。

要は、民主党の国家主権委譲論のトンデモなさは、対外的な国家主権を制限するロジックにではなく、①対外的な国家主権には委譲も抑制も共有もできない国家のアイデンティティと国民の生存にダイレクトに関わる内容が含まれていること、そして、②(北朝鮮の核不拡散条約体制からの脱退を想起すれば明らかなように)国際法上の主権の制約も一度その主権国家が当該の国際法を破棄した場合には反古になる事態を看過していることにある。

畢竟、(現行憲法の成立過程がそうであったように)新憲法を制定するのでもない限り主権はその本質的な部分を恒久的に委譲することはできない。日本の主権は日本のものなのです。すなわち、十羽一絡げに主権の抑制・共有化を俎上に載せている点で民主党の主張は詐欺師の主張に他ならない。と、そう私は考えています。尚、マルクス主義および保守主義の社会思想に関しては下記拙稿を参照ください。

・読まずにすませたい保守派のための<マルクス>要点便覧
 -あるいは、マルクスの可能性の残余(1)~(8)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/57528728.html  

・保守主義とは何か(1)~(6)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/56937831.html

・戦後民主主義的国家論の打破(上)~(下)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/36117902.html

・人権と民主主義は国境を越えるか(上)(下)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/53973044.html



■日本は誰のものか
前節の主権論を前哨にして「日本は誰のものか」につき考察します。而して、「日本は誰のものか」の問いの意味は「日本」と「誰かのものであること」という二つの概念に規定されていること。そして、「日本」は、領土・主権・国民という所謂「国家の三要素」とそれを基盤とした日本の文化・伝統・歴史、そして、自然環境と文化的環境をも含む重層的な概念であることも一般の了解を得られるのではないかと思います。

他方、「誰かのものであること」とはどのような事柄を内包しているのか。蓋し、「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」という命題に含まれる「所有物であること」が「日本は誰のものか」の命題に含まれる「誰かのものであること」とは些か位相を異にしていることも自明でしょう。「日本は誰のものか」の問いの意味を考えるに際して、法律用語としての「所有権」、すなわち、「誰憚ることなく使用・収益・処分ができる権利」の対象たる「所有物」として日本列島をイメージすることは私法関係で公法関係を理解し、社会学的事象を法律的な事象と混同する二重の誤謬を犯しているのです。

歌舞伎座や富士山が、松竹という企業や国有地であったとしても、「歌舞伎」や「赤富士の風情」が松竹や日本政府のものであろうはずはない。他方。「勧進帳」や「逆さ富士の趣」を愛するドイツ人やアメリカ人がいたとしても、彼等を「歌舞伎愛好家」や「日本通」とは呼んでも、歌舞伎や富士山が彼等のものと考える人は稀だと思います。整理します。

畢竟、「日本は誰のものか」は、()領土・主権・国民に重層的に規定される「日本」に自生する文化・伝統・歴史・環境のあり方、および、「日本」に付随する公法と私法(財産権)のあり方を、()最終的に決める憲法的・政治的な権限が誰にあるかを問うている、と。

このように「日本は誰のものか」の意味を措定した場合、その答えは明白でしょう。すなわち、日本は日本人のものである、と。ここで日本人を日本国籍を持つ人間とパラフレーズした場合、「日本は誰のものか」は、私法的な権利主体ではなく公法的な権利主体としての「日本人」を確定する作業の裏面でもあります。而して、「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」とのたまった鳩山民主党代表は、「日本は誰のものか」の問いの意味が理解できない愚か者であるか、あるいは、売国奴的愚劣と言わざるをえないでしょう。蓋し、

日本は誰のものか?

日本は日本人のものである!



日本は日本人のもの。注意すべきは、このことから外国に日本の領土や権益を譲り渡すことや外国人に選挙権を認めることが、一概に否定されるわけではないことです。日本のあり方を最終的に決める権限があるのは日本国籍を持つ日本人であるにしても、その日本人が領土の割譲や外国人選挙権を決めるのならば、それは毫も論理的には矛盾ではないからです。而して、「日本は今生きている日本国民だけのものではなく、過去に生きていた日本人とこれから生まれてくる日本人すべてのものだ」などのメルヘンチックな言説は、論者の単なる願望にすぎない。実際、大東亜戦争の結果、日本が多くの領土を割譲せざるを得なかったことを想起すればこの不愉快な理路を否定はできないと思います。

加えて、「日本は日本人のものだ」という命題には謂わば「有効射程距離」がある。例えば、支那人に対して「A級戦犯の意味も知らないで靖国の英霊を批判するな」と述べても論理的には意味はないのです。もちろん、「靖国の事で他の国にガタガタ言われたくはない」と保守改革派の日本人なら誰しもが思うこと。しかし、支那や支那人が「靖国の事でガタガタ言う」ことは彼等の自由であり、それを制約する権限も権利も我々は持っていない。あくまでも「日本は日本人のもの」ということは「日本のことは日本人が最終的に決めることができる」ということであり、その日本人の決定は外国人の認識や主張を拘束できるはずもないからです。

更に、支那には<歴史学>の観念自体が根づいていない節さえある。例えば、『春秋左氏伝』の斉の物語。すなわち、宰相・崔杼が斉王を殺したことを「崔杼、その君を弑す」と史官に書かれたことに激怒した崔杼がその史官を殺し、その弟を史官に立てたところ、弟も「崔杼 その君を弑す」と書く。それ殺し末の弟を立てても、「崔杼 その君を弑す」と書く。而して、ついに崔杼も歴史の改編を諦めた故事は有名。しかし、注意すべきは、これもまた「中華主義=大義名分論」の政治的パラダイム内部の出来事ということです。

蓋し、支那人が考える「歴史」とは「中華たる支那の正当性を顕揚する政治的な物語」であって、「過去の事実をより正確に復元し、より統一的かつ合理的に説明する知の体系」としての<歴史学>とは共約不可能なのではないでしょうか。ならば、「A級戦犯が合祀されているから靖国に参拝するなと言う」支那人が「A級戦犯」の意味も知らないトンデモな事態は、彼等の歴史認識と「歴史」自体の観念からすれば(反日歴史認識と中華主義の歴史観念からは)枝葉抹消のことなのでしょう。要は、そのような支那人と言説を通して合意することは「靖国」に関しては不可能であり、それは政治の問題に収斂するのみ。と、そう私は考えています。

蓋し、異文化コミュニケーションとはこのような不愉快な事態と対峙することに他ならず、「靖国」以外にも外国人選挙権であれ捕鯨であれ、多くの<靖国>が諸外国との間には横たわっている。よって、我々保守改革派は、論理と法の領域のみならず政治の領域においても、外国に対しては日本の主張と意志を行動を通して休む間もなく繰り出し、そして、日本を外国のものにしようとする日本人とは厳しく対峙しなければならない。


而して、ならばこそ、
畢竟、「打倒、民主党」の5文字あるのみ。
共に闘わん!






(2009年8月30日:yahoo版にアップロード)

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テーマ : 国家論・憲法総論
ジャンル : 政治・経済




On the other hand, due to historical and cultural conflicts as well as conflicting national security interests, we must recognize that there are numerous difficult political issues. The problems of increased militarization and territorial disputes cannot be resolved by bilateral negotiations between, for example, Japan and South Korea, or Japan and China. The more these problems are discussed bilaterally, the greater the risk that emotions become inflamed and nationalism intensified.

Therefore, I would suggest, somewhat paradoxically, that the issues that stand in the way of regional integration can only be truly resolved by moving toward greater integration. The experience of the E.U. shows us how regional integration can defuse territorial disputes.


他方、国家安全保障上の利害の錯綜とともに、歴史的や文化的な摩擦に起因する数多の困難な政治的な諸問題が存在していることもまた我々は自覚しなければならない。而して、軍備の拡大や領土問題は、例えば、日韓、日支の二国間交渉によっては解決され得ない類の紛争なのであります。これらの問題は当該の二国間で議論されればされるほど、感情に火がつきナショナリズムが燃え上がるリスクも高くなるでありましょう。

ならば、あるいは逆説的に聞こえるかもしれませんが、地域統合を妨げる諸問題はより大きな規模の統合の動きにおいてのみ解決され得る。と、そう私は提言したいのです。EUの経験は、地域統合がいかに領土問題を沈静化することができるものかということを我々に示しているのですから。


I believe that regional integration and collective security is the path we should follow toward realizing the principles of pacifism and multilateral cooperation advocated by the Japanese Constitution. It is also the appropriate path for protecting Japan’s political and economic independence and pursuing our interests in our position between the United States and China.

Let me conclude by quoting the words of Count Coudenhove-Kalergi, founder of the first popular movement for a united Europe, written 85 years ago in “Pan-Europa” (my grandfather, Ichiro Hatoyama, translated his book, “The Totalitarian State Against Man,” into Japanese): “All great historical ideas started as a utopian dream and ended with reality. Whether a particular idea remains as a utopian dream or becomes a reality depends on the number of people who believe in the ideal and their ability to act upon it.”


地域統合と集団的な安全保障は、日本国憲法が唱道する平和主義と多国間協調の原則を実現するためにも、我々が進むべき道であると私は確信しています。而して、それは同時に、日本がその政治的と経済的な独立を守り、アメリカと支那に挟まれている我々の立ち位置において日本の国益の確保を期すためにも適切な道である。と、そう私は確信しているのです。

この拙稿をクーデンホーフ・カレルギー伯爵の言葉の引用でもって締めくくることをご容赦いただきたい。而して、伯爵は統一ヨーロッパを目指す大衆運動の創始者であり、引用は85年前に書かれた『パン・ヨーロッパ』からの一節であります(尚、私の祖父である鳩山一郎はカレルギー伯爵の著書『全体主義国家対人間』を日本語に翻訳しました)。カレルギー伯爵曰く、「すべての偉大な歴史上の考えはこの世のもとしてはとてもあり得ない夢物語として始まり、最後には現実化した。個々の考えが浮世離れした夢のまま終わったか、それとも現実のものとなったかは、その理念を信じ、かつ、その理念の実現のために行動する自らの能力を信じ得た人々の数で決まるものなのだ」、と。

<了>


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【2009総選挙参考記事】八月を「日本を考える」夏にしましたか

・エラボート de 遊びながら政策チェック☆あなたと政党候補者の一致度は?
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58575733.html

・読売新聞版「政党-有権者」政策一致度チェックで<政策の一致>の意味を考えた
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58596455.html

・民主党300議席の世論調査は正しいか?
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58579770.html


・麻生総理支持派の投票戦略試案☆「比例区は自民、反麻生の自民候補の選挙区は共産党!」
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58469869.html

・「正義論」からの帰結☆鳩山弟、そこまで言うなら自民党を離党せよ!
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58457918.html


・民主党に投票するのはチョット待って! 政策をよぉーく比べてみよう♪
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58450530.html

・パンフレット「民主党の素顔」が配られた
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58447029.html

・日本国民に見せたい☆細田「麻生内閣不信任案反対」演説
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58436008.html





(2009年8月29日:yahoo版にアップロード)

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テーマ : 衆議院選挙
ジャンル : 政治・経済




The financial crisis has suggested to many that the era of U.S. unilateralism may come to an end. It has also raised doubts about the permanence of the dollar as the key global currency.

I also feel that as a result of the failure of the Iraq war and the financial crisis, the era of U.S.-led globalism is coming to an end and that we are moving toward an era of multipolarity. But at present no one country is ready to replace the United States as the dominant country. Nor is there a currency ready to replace the dollar as the world’s key currency. Although the influence of the U.S. is declining, it will remain the world’s leading military and economic power for the next two to three decades.

Current developments show clearly that China will become one of the world’s leading economic nations while also continuing to expand its military power. The size of China’s economy will surpass that of Japan in the not-too-distant future.


今般の世界金融危機によってアメリカによる一極支配時代の終焉が近いことを悟った人々は少なくありません。而して、それはまた、基軸通貨としてのドルの時代が永遠に続くという認識にも修正を迫るものだったのではないでしょうか。

蓋し、イラク戦争の失敗と金融危機の結果、アメリカ主導のグローバリズムの時代もまた終焉を迎えつつあること、而して、我々が多極化の時代に向かっていることもまた私は感じざるを得ないのです。現在の時点においては、しかし、覇権国家としてアメリカに一国で代わる用意のできている国はただの一つもない。また、ドルに代わる基軸通貨として機能する用意ができている通貨も存在しないのであります。ならば、アメリカの影響力は逓減しているものの、次の20年か30年の間、世界の軍事と経済においてアメリカは指導的な位置にあり続けるに違いない。

現下の発展を鑑みるに、支那が世界の指導的な経済大国になるであろうこと、他方、支那がその軍事力をも拡大し続けるであろうことも自明でしょう。実際、支那経済の規模は、極めて近い将来に日本のそれを上回ることは確実なのですから。


How should Japan maintain its political and economic independence and protect its national interest when caught between the United States, which is fighting to retain its position as the world’s dominant power, and China, which is seeking ways to become dominant?

This is a question of concern not only to Japan but also to the small and medium-sized nations in Asia. They want the military power of the U.S. to function effectively for the stability of the region but want to restrain U.S. political and economic excesses. They also want to reduce the military threat posed by our neighbor China while ensuring that China’s expanding economy develops in an orderly fashion. These are major factors accelerating regional integration.


世界の覇権国家としての現在の地位を保つべく鋭意努力しているアメリカと、世界の支配的な国家になる道を模索している支那との間にあって、日本はいかにしてその政治的と経済的な独立を保ち国益を確保していくべきなのか?

これこそ日本のみならず、アジアの中小規模の国が解答を迫られている問題である。日本を含むアジアの中小の国は、アメリカの軍事力とそれがこの地域の安定のために効率的に機能することを望んでいるものの、他方、政治と経済の両面でアメリカの過剰な影響力を制限することもまた望んでいる。日本を含むアジアの中小の国はまた、隣人たる支那の軍事的脅威が低減することを望んでいるが、一方、拡大を続ける支那経済が秩序だったあり方でその発展を続けることの保証をも望んでいる。これらのことが地域的統合を加速させる主要な要因である。と、そう私は考えているのです。


Today, as the supranational political and economic philosophies of Marxism and globalism have, for better or for worse, stagnated, nationalism is once again starting to have a major influence in various countries.

As we seek to build new structures for international cooperation, we must overcome excessive nationalism and go down a path toward rule-based economic cooperation and security.

Unlike Europe, the countries of this region differ in size, development stage and political system, so economic integration cannot be achieved over the short term. However, we should nonetheless aspire to move toward regional currency integration as a natural extension of the rapid economic growth begun by Japan, followed by South Korea, Taiwan and Hong Kong, and then achieved by the Association of Southeast Asian Nations (ASEAN) and China. We must spare no effort to build the permanent security frameworks essential to underpinning currency integration.


今日、その衰退の是非は問わず、マルキシズムとグローバリズムという超国家的な「政治哲学-経済的哲学」が衰退し、また、かってそれらが有した神通力を失うにともない、ナショナリズムが様々な国で再び大きな影響力を持ち始めています。

而して、我々が国際協調のための新しい機構枠組みを作ろうとする場合には、行き過ぎたナショナリズムを乗り越えルールに則って懸案が処理されるタイプの経済協力と安全保障を実現するようにしなければならないのだと思います。

欧州とは異なり、この地域の国々は、その国の規模にせよ、あるいは、経済発展段階や政治のシステムにせよ大きく異なっている。ならば、東アジア地域の経済的な統合が短期間で達成されることは極めて困難であるに違いない。それにもかかわらず、しかし、日本を嚆矢とし、而して、韓国・台湾・香港がそれに続き、更にその後、東南アジア諸国連合(ASEANN)諸国と支那が達成した急速なる経済発展の延長線上にある自然な流れとして、我々は地域通貨の統合に踏み切る動きを志すべきなのです。蓋し、我々は、そのような通貨統合の不可欠な土台である永続的な安全保障の枠組みを構築する努力を惜しんではならないのです。


Establishing a common Asian currency will likely take more than 10 years. For such a single currency to bring about political integration will surely take longer still.

ASEAN, Japan, China (including Hong Kong), South Korea and Taiwan now account for one quarter of the world’s gross domestic product. The economic power of the East Asian region and the interdependent relationships within the region have grown wider and deeper. So the structures required for the formation of a regional economic bloc are already in place.


アジアの共通通貨の設立には、おそらく10年以上の歳月を要するのかもしれません。そのような単一通貨の創設に比べても、【東アジア地域の】政治的統合を達成するには一層長い時間がかかることもまた確実でしょう。

けれども、ASEAN諸国、日本、(香港を含む)支那、韓国そして台湾は、現在では世界の国内総生産【GDP】の四分の一を占めるに至っている。東アジア地域の経済力とこの地域における相互依存の関係はより広くより深くなってきているのです。ならば、地域経済ブロックの形成に必要な枠組みはすでに実質的に機能しているのですから。


<続く>






(2009年8月29日:yahoo版にアップロード)

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テーマ : 衆議院選挙
ジャンル : 政治・経済




Fraternity as I mean it can be described as a principle that aims to adjust to the excesses of the current globalized brand of capitalism and accommodate the local economic practices that have been fostered through our traditions.

The recent economic crisis resulted from a way of thinking based on the idea that American-style free-market economics represents a universal and ideal economic order, and that all countries should modify the traditions and regulations governing their economies in line with global (or rather American) standards.

In Japan, opinion was divided on how far the trend toward globalization should go. Some advocated the active embrace of globalism and leaving everything up to the dictates of the market. Others favored a more reticent approach, believing that efforts should be made to expand the social safety net and protect our traditional economic activities. Since the administration of Prime Minister Junichiro Koizumi (2001-2006), the Liberal Democratic Party has stressed the former, while we in the Democratic Party of Japan have tended toward the latter position.


私が申し上げている友愛とは グローバル化した現下の資本主義の行き過ぎを是正するための、そして、我々の伝統を通して育まれた地方の経済活動を【国や世界の経済活動と】適合可能にするための原理と言ってもよいと思います。

最近の経済危機は、アメリカ流の自由市場経済こそ普遍的で理想的な経済秩序を体現したものであり、而して、すべての国はその経済活動を制御している伝統や規制をグローバルなスタンダード(あるいは、アメリカ流のスタンダード)と整合的な形態に修正しなければならないという主張に起因するものなのです。

日本においては、グローバリゼーションに向かう趨勢をいかなる範囲と程度受け入れるべきかという点で意見は分かれていました。グローバリズムを熱烈に信奉して、あらゆる事柄を市場の意向に任せるべきだと主張する一群の人々がいた。他方、その傍らには、社会のセーフティネットの拡充の努力と我々の伝統的な経済活動を保護する努力がなされるべきだと考え、グローバリズムの受容に関してはより控えめな立場を好ましいとする人々もいました。小泉純一郎首相の政権(2001年-2006年)以来、自民党は前者の立場に軸足を置いてきたのであり、而して、我々民主党に集う者は後者の立場を取ってきたと言えると思います。


The economic order in any country is built up over long years and reflects the influence of traditions, habits and national lifestyles. But globalism has progressed without any regard for non-economic values, or for environmental issues or problems of resource restriction.

If we look back on the changes in Japanese society since the end of the Cold War, I believe it is no exaggeration to say that the global economy has damaged traditional economic activities and destroyed local communities.


どのような国でもその経済秩序は長い歳月の中で形成されてきたものであり、而して、経済の秩序には伝統や習慣、あるいは、その国特有のライフスタイルが流れ込んでおり反映している。しかし、グローバリズムは、経済的に量ることの難しい価値、あるいは、環境を巡る事象や資源制約の問題などを一顧だすることもなく拡大強化されてきています。

冷戦終結以降の日本社会における変化を振り返るとき、グローバル経済が伝統的な経済の活動にダメージを与え、地方のコミュニティを破壊してしまったといっても過言ではないのではないか、とそう私は信じるのであります。


In terms of market theory, people are simply personnel expenses. But in the real world people support the fabric of the local community and are the physical embodiment of its lifestyle, traditions and culture. An individual gains respect as a person by acquiring a job and a role within the local community and being able to maintain his family’s livelihood.

Under the principle of fraternity, we would not implement policies that leave areas relating to human lives and safety — such as agriculture, the environment and medicine — to the mercy of globalism.

Our responsibility as politicians is to refocus our attention on those non-economic values that have been thrown aside by the march of globalism. We must work on policies that regenerate the ties that bring people together, that take greater account of nature and the environment, that rebuild welfare and medical systems, that provide better education and child-rearing support, and that address wealth disparities.


市場を中心に据える経済理論の観点からは、人々は単に人にかかわる費用項目にすぎません。しかし、現実の生きられてある生活世界において、人々は地方のコミュニティの骨格を支え、そのようなコミュニティに固有のライフスタイル、伝統や文化をその身体において体現している存在なのであります。諸個人は、地方のコミュニティの内において職と社会的な役割を得ることによって、そして、彼等の家族の生計を維持することによって、一個の人間として尊敬を勝ち取る存在なのです。

友愛の原理の下では、農業、あるいは、環境や医療といった人間の生命や安全に関わる領域をグローバリズムの裁量に任せるような政策はけして行うことはないはずです。

政治家としての我々の責任は、グローバリズムの進軍によって脇に追いやられてしまったこれらの経済の観点からは量れない価値に対して再度我々の関心を向けることでありましょう。人々の結びつきを再生する政策、自然と環境により大きな価値を認める政策、福祉と医療のシステムを再構築する政策、よりよい教育と子育支援を提供する政策、そして、富の不均衡の是正に立ちむかう政策。これらの政策に我々は継続的に取り組んでいかなければならない。と、そう私は考えています。


Another national goal that emerges from the concept of fraternity is the creation of an East Asian community. Of course, the Japan-U.S. security pact will continue to be the cornerstone of Japanese diplomatic policy.

But at the same time, we must not forget our identity as a nation located in Asia. I believe that the East Asian region, which is showing increasing vitality, must be recognized as Japan’s basic sphere of being. So we must continue to build frameworks for stable economic cooperation and security across the region.


友愛の概念から導き出されるもう一つの国家的な目的は、東アジア共同体の創建です。もちろん、日米安全保障体制は日本外交の基底であり続けることは間違いないでしょう。

しかし、同時に、我々は、アジアの国民国家たる自らのアイデンティティを忘れるべきではない。蓋し、その活力を益々増大させつつある東アジア地域こそ日本が第一次的に存在している地域であることを我々は認識すべきなのである。と、そう私は考えるのです。而して、我々はこの地域における経済の安定的な協調と安全保障の枠組みを構築する努力を継続しなければならないのです。


<続く>





(2009年8月29日:yahoo版にアップロード)

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テーマ : 衆議院選挙
ジャンル : 政治・経済


      【神奈川9区:中山展宏】


鳩山由紀夫民主党代表が” the monthly Japanese journal Voice”の9月号に寄せられた論稿の要約版がNew York Timesに掲載されました。これは、鳩山氏の「政治哲学ー経済哲学」、そして、鳩山氏の考える今後の日本が取るべき国際政治におけるスタンスにつきそのエッセンスを吐露したもの。私は、この記事”A New Path for Japan”「日本の進む新しい道」(August 26, 2009)を一読して、その尋常ならざる危険性に戦慄さえ覚えた(原文は下記URL参照)。

・A New Path for Japan (By YUKIO HATOYAMA)
 http://www.nytimes.com/2009/08/27/opinion/27iht-edhatoyama.html

蓋し、鳩山論稿には「支那とアメリカとの間のバランサーを目指す」と公言して国を機能不全に陥らしめた韓国の盧武鉉前大統領並みの国際関係の無知。世界金融危機が資本主義の更なる強化拡大深化に向けての一段階であることを理解せず、資本主義がその思想的・制度的限界に逢着したと看做す、(マルクスの「科学的社会主義」の地平さえ踏み外す、所謂「空想的社会主義」の潮流にその座を占める)日本のプロ市民並みの蒙昧。そして、地球環境の問題や所謂「格差」の問題の解決、更には、あろうことか、地域コミュニティの再生さえも国家権力の運用によって解決可能と考える、(人類史上、社会主義の頭目として誰しも想起するヒトラーやスターリンやルーズベルトをも赤面させるほどの)憲法9条教や憲法無効論の信徒並みの憲法や国家権力に対する万能感が綴られている。そう私には理解されました。

畢竟、鳩山論稿は、国家権力を槓桿とすることによって自由・平等・友愛の実現を期す、ロベスピエール並みの権力主義の顕現であり、それは、「リベラルの純情を被った狂気の権力論」と呼ぶべきものである。他方、鳩山論稿は「同盟国アメリカを裏切り、反日大国にして世界最大の「人権抑圧国家―環境破壊国家-侵略国家」たる支那に日本を従属させる方途」を明確に提唱したものに他ならない。而して、鳩山氏の純情なる「政治哲学―経済哲学―国際政治認識」が民主党の多数意見であるかどうかに関しては些か議論の余地があるとしても、(明日、2009年8月30日の総選挙の結果如何に関わらず)鳩山氏の狂気が日本の今後の政治に少なくない影響を与えることは確実でしょう。

ならば、我々保守改革派はこの鳩山論稿の危険性と狂気を睨み、一層、保守主義の真髄と政策を拳拳服膺すべきである。①アメリカとの同盟関係を基軸として、特定アジア、就中、支那とは「政凍経冷」の<不愉快な平和的共存>を志向する、②経済においては厳格な競争のルールとセーフティネットの恒常的整備を前提に、資本主義的な自由競争と自己責任の原則の貫徹を好ましいと考える、而して、③愛国心教育と地域コミュニティの再生を基盤とする、すなわち、日本の文化・伝統・歴史を自己のアイデンティティの核心とする日本人(および、そのような日本人の価値観と行動規範がこの国のスタンダードであることを了解する外国人たる日本市民)を主体とする、国家権力の権力作用ではなく伝統と慣習に従い国家社会の統合と社会秩序の維持を好ましいと考える我々保守改革派にとって鳩山民主党は批判・殲滅の対象でしかありえない。そう私は考えます。これが<8・30>まであと一日の今、本稿をアップロードする所以です。

ことほど左様に、鳩山民主党の政策や理念は荒唐無稽であり危険である。けれども、私は()有権者が愚かだから民主党が優勢である、()反日メディアの偏向報道のゆえに民主党が優勢であるとは考えません。もちろん、()の「反日メディアの偏向報道」は凄まじいものがる。けれども、私はそれが現下の情勢の原因とは考えない。なぜならば、「反日メディアの偏向報道」などは今に始まったことではないのですから。

蓋し、現下の自民党の苦境の所以は「長年の国民の不満に対するケアが不足していたことにあり、それが麻生政権に「ツケ」として回ってきた」ものと考えます。そして、所謂「格差社会論」(例えば、橘木俊詔)が実証データ的に批判に耐えられない水準の「オモイツキ」にすぎなかったこと、まして、「希望格差社会論」や「不平等社会論」(例えば、山田昌弘・佐藤俊樹)なるものが実証データからは全く成り立たない憲法無効論並みの「戯言」であったことは、前者に関しては大竹文雄『日本の不平等』(日本経済新聞社・2005年5月)が指摘しており、後者に関しては、その唱道者の佐藤俊樹氏ご自身も認めている現在、白黒はっきり言えば、「長年の国民の不満」とは政策を巡るものではなく政治のやり方に関するものであることも確実ではないかと私は考えています。だからこそ、党内の政策の一致度合を見れば「政党の呈をなしていない民主党」に対する不安よりも、鳩山(弟)氏の日本郵政を巡るエキセントリックな言動や総裁選挙前倒しのために議員総会開催を要求した麻生降ろしの動きに具現した「組織の呈をなしていない自民党」に対する有権者・国民の不満が炸裂したのだとも。

いずれにせよ、一昨年の<7・29>の参議院選挙の惨敗と今回の<8・30>総選挙によって、完全に「55年体制」そして「40年体制」には幕が下ろされるのでしょう。政策を度外視して行なわれたこれらの選挙の後には、政策とイデオロギーを巡る<戦い>が4年後の衆参同時選挙まで続くのかも。この事態は日本にとっては不幸ですが、保守の二大政党制を求める保守改革派としてはそれはまたやりがいのある事態でもある。要は、望む所だ。

尚、私の考える保守改革派の「政治哲学ー経済哲学」、および、特定アジア、就中、支那理解に関しては下記拙稿をご参照いただければ嬉しいです。ナポレオン曰く、「戦いの帰趨は最後の5分間で決まる」。而して、今からでも一人でも多くの保守改革派の同志を当選させるべく微力を尽すのみ。

而して、

б(≧◇≦)ノ ・・・頑張れ日本!
б(≧◇≦)ノ ・・・麻生総理断乎支持! 
б(≧◇≦)ノ ・・・保守改革派は団結せよ!
б(≧◇≦)ノ ・・・頑張りましょう。
б(≧◇≦)ノ ・・・共に闘わん!



【参考記事】

・保守主義とは何か(1)~(6)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/56937831.html

・戦後民主主義的国家論の打破(上)~(下)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/36117902.html

・民主主義とはなんじゃらほい(上)~(下)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/53753364.html

・人権と民主主義は国境を越えるか(上)(下)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/53973044.html

・憲法と常識(上)~(下)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58258370.html

・憲法とは何か? 古事記と藤原京と憲法 (上)(下)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/8368315.html

・憲法無効論は不毛ではないが無効である
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/57820628.html

・<中国>という現象☆中華主義とナショナリズム
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/53505603.html

・アメリカ経済の再生-オバマは小泉純一郎になれるか(上)~(下)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/56848003.html

・<格差社会>を乗り越えずして成長なし☆格差拡大は小泉政権の失政に非ず
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/25345818.html

・書評☆吉川徹「学歴分断社会」(上)(下)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/57911269.html

・読まずにすませたい保守派のための<マルクス>要点便覧
 -あるいは、マルクスの可能性の残余(1)~(8)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/57528728.html  




In the post-Cold War period, Japan has been continually buffeted by the winds of market fundamentalism in a U.S.-led movement that is more usually called globalization. In the fundamentalist pursuit of capitalism people are treated not as an end but as a means. Consequently, human dignity is lost.

How can we put an end to unrestrained market fundamentalism and financial capitalism, that are void of morals or moderation, in order to protect the finances and livelihoods of our citizens? That is the issue we are now facing.

In these times, we must return to the idea of fraternity — as in the French slogan “liberté, égalité, fraternité” — as a force for moderating the danger inherent within freedom.

Fraternity as I mean it can be described as a principle that aims to adjust to the excesses of the current globalized brand of capitalism and accommodate the local economic practices that have been fostered through our traditions.


冷戦構造の終結以降、日本は恒常的に、アメリカを発信地とする市場原理主義の動向、あるいは、一般的にはグローバリズムと呼ばれる動向に揺さぶられてきました。資本主義の貫徹を求める市場原理主義の遂行の中で、人々は目的ではなく手段として取り扱われることになり、而して、人間の尊厳が失われました。 

ならば、いかにすれば、謂わば放し飼い状態の市場原理主義と金融資本主義を我々は終らせることができるのか、道徳と節度ある慎みを放逐したそれら市場原理主義と金融資本主義から金融制度と市民の生計を守るためにそれらをいかにすれば終らせることができるのか。これが現在、我々が直面している課題であろうと思います。

畢竟、今こそ我々は友愛の理念に立ち戻るべきときではないのか。自由に不可避的に内在する危険性を緩和する力としての、而して、フランスの思潮の中で語られた標語、「自由・平等・友愛」の中にその位置を占める友愛の理念に立ち戻るべきときではないのでしょうか。

私が申し上げている友愛とは グローバル化した現下の資本主義の行き過ぎを是正するための、そして、我々の伝統を通して育まれた地方の経済活動を【国や世界の経済活動と】適合可能にするための原理と言ってもよいと思います。

<続く>





(2009年8月29日:yahoo版にアップロード)

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テーマ : 衆議院選挙
ジャンル : 政治・経済



今回の選挙は政権選択の選挙らしいですが、
政権は政策を実行するためのものでしょう?


と、そう思っているあなたも、

とにかく、一度は政権交代しなけりゃこの国の閉塞感はなくならないよ!


と感じているあなたも、総選挙後のことも考えて、一度、政策の観点から<選択肢=政党>を考えてみませんか。私はそう思っています。そう思い、読売新聞の「日本版ボートマッチ」をやってみました。

これ(↓)です。

・YOMIURI ON LINE:日本版ボートマッチ

 http://vote.yomiuri.co.jp/



日本版ボートマッチとは、それ自体の「自己紹介」によれば、

「日本版ボートマッチ」は、あなたの政治的立場や意見に最も近い政党を知ることができる投票支援ツールです。「スタート」をクリックすると、現在の重要な政治的、社会的な争点一つ一つについて、意見を尋ねていきます。

「賛成」「中立」「反対」「わからない」の中から、自分の考えに最も近いものを選んでください。結果画面で、 これらの争点に対する主要な政党の立場とあなたの意見の一致度が分かります。

「日本版ボートマッチ」を利用することで、どのような政策がいま重要視されているのかが、わかります。また様々な質問に答えることで、あなた自身を知るチャンスにもなるはずです。ぜひご利用ください。


而して、その要領は、

◆YOMIURI ON LINE:日本版ボートマッチの取説
(0)http://vote.yomiuri.co.jp/ にアクセス
  (↑結構つながりにくい、「このURLは間違いだよぉー」の表示さえ出た! 
    そんな場合は「YOMIURI 日本版ボートマッチ」で検索して下さい)

(1)25問の設問に答える
  (↑すべて、反対・賛成・中立・わからないの四択)

(2)特に重要だと思う争点を(いくつでも)選択
  (↑その争点の得点が二倍になるらしい)

(3)アンケートに答える
  (↑性別・年齢・地域・支持政党・政治への関心・投票習慣)

(4)終了・結果表示

 備考:回線がタイトでつながりにくいかもしれません。
    でも、別途用意してある簡易版なら多分大丈夫(?)




この読売新聞の日本版ボートマッチは、政党の政策をどうやって特定したのか(まして、数値化したのかは)不明。だから、毎日新聞の「ボートマッチ」(↓)がまだ説得力があるような(笑)

・エラボート de 遊びながら政策チェック☆あなたと政党候補者の一致度は?
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58575733.html



policymatchs.jpg

で、KABUの結果は、上の画像の通り、
25問(内8設問を「重要」に指定したので)33ポイント中、各政党等の
一致度は。当然というべきか、自民党が断トツの20ポイントでした。

・[20/33]自民党
・[10/33]国民新党
・[08/33]みんなの党
・[07/33]民主党
・[07/33]新党日本
・[05/33]社民党
・[05/33]公明党
・[02/33]共産党


それにしても、みんなの党が一致度の「値域」にあるのに、幸福実現党が入っていないのは、かなり失礼ではないでしょうかね。

実際、多くの保守改革派の同志・仲間・読者の方々から聞く限りでは、毎日新聞の「ボートマッチ:エラボート」では、幸福実現党が自民党についで二番目や、あるいは、(私もそうですが)断トツで一番の一致度になった。もちろん、我々が有権者の圧倒的多数派かどうかはわかりませんが、ブログでの力関係を見るに、少なくとも、我々が支持率5%を切る社民党や共産党という「泡沫政党」の支持者よりも多数派ではあることは確実。ならば、政策から政党と有権者の一致度を判定する「ボートマッチ」の試みで、今回、幸福実現党を外したのは(表向きの理由は、前職・現職の国会議員を抱えていないからでしょうが、幸福実現党もきちんと正規の手続を踏んで立候補しているのだから)フェァーではないと思います。閑話休題。


■「政党-有権者」の政策の一致の意味
ことほど左様に、主義主張から言えば幸福実現党が保守改革派の主張と一番近いかもしれません。では、我々保守改革派も「政策ではなく人物や習慣」で投票先(not 幸福 but 自民)を決めているのかと言えば、それは少し違うように思います。

というのは、選挙の争点となる政策とは政治哲学のスローガンとは異なり、実現可能な/実現を可能にできる政策である。蓋し、多くの良識ある保守改革派は、?「日本は日本人のものであり、日本人にとっては日本の国益が第一であり、そして、日本の文化・伝統・歴史が自己のアイデンティティの核心・基盤である」ことを確信していると同時に、?「日本を中心に世界が廻っているわけではない」ことも熟知している。だから、そこには自ずと(不愉快ながらも、泣いて馬謖を斬るよろしく)実現を政党に期待する政策の剪定・選定が(無意識にせよ)なされるのではないか。

この意味では、責任政党としては60%程度、その責任政党に所属する政治家としては80%前後が、最も旬の支持政党と支持できる政治家であると我々は(無意識にせよ)考えているのではないか、と。そう私は考えています。


■「政策選択=選挙の争点」への回帰の兆し
いずれによ、<8・30>2009年総選挙の結果は80時間後には明らかになる。ならば、2009年8月31日からの日本を考えるためには、各政党の政策と自分の共感度、そして、政党の候補者の人となりと自分の好感度を今からチェックしておくのも悪くない。と、そう私は考えています。最大4年間、彼等に2009年8月31日からの日本の舵取りが任せられることになるのですから。

その点、最後の最後に自民党を離党し麻生総理断に弓を引いた裏切り者、そして、お世話になった選挙区に後ろ足で砂をかけるように逃げ出した政治家以前に人間性が疑われる山内康一氏の後を受け、急遽、火中の栗を拾い、慣れない街頭演説で声を枯らしながらも、支持者と力いっぱい頑張っている私の選挙区の自民党候補者は立派だと思います。

自民党の不戦敗、すなわち、(政権選択の是非に関心が傾く多くの有権者にはそれが受け入れられないとしても、選挙と政治の根幹であるはずの)政策の選択肢を提供できなくなるという最低の事態を回避すべく、よって、所謂「逆風」の中、保守の矜持を有権者に問うべく己を空しくして立候補した候補者を得たことが、支持政党の如何にかかわらず有権者として誇らしい。少なくとも、神奈川9区の自民党は組織の呈を取り戻し責任政党の矜持を取り戻した。自民党と政策が最も一致する一人の有権者として、私はよくぞ「立候補してくれた中山のりひろ候補」と声をかけたい。

而して、

б(≧◇≦)ノ ・・・麻生総理断乎支持! 
б(≧◇≦)ノ ・・・頑張れ、神奈川9区、中山展宏候補!
б(≧◇≦)ノ ・・・保守改革派は団結せよ!
б(≧◇≦)ノ ・・・頑張りましょう。







(2009年8月27日:yahoo版にアップロード)

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テーマ : 衆議院選挙
ジャンル : 政治・経済

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白洲次郎・正子夫妻の旧宅「武相荘」は鶴川街道から70メートル程脇に入ったプチ高台にあります。前にもこの連載で書きましたが、片平に住んでいた頃の自宅から武相荘までは(尾根越えにはなりますが)800メートルもない。私にとっては実に懐かしいスポット。


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【武相荘】
・旧白洲邸・武相荘
 http://www.buaiso.com/

・【武相荘と片平の距離】ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:
 古沢越え-栗平&片平探訪編
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/56383444.html

【地図画像】
・鶴川街道
 http://www31.ocn.ne.jp/~matsuo2000/shinyurimap12a.jpg






調布の下石原交番前から武相荘まで約15キロ。全行程の三分の二を歩きました。ということで、今回は昼食休憩を。実は、武相荘に来たら必ず寄るのがこの「CoCo壱番屋・町田鶴川店」。鶴川街道に面しています。注文するのも決まっていて、ポークカレー(普通盛り:300g)の3辛、490円!! 

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同志社大学の学部生時代、烏丸今出川、同志社大学の今出川キャンパス西門の対面にCoCo壱ができて、最初に食べた時の「美味い!」の衝撃が忘れられず、それ以来CoCo壱を贔屓にしています。それに、KABU&寛子さんの郷里、福岡県大牟田市にもCoCo壱あるんですよ。まー、ビーフかポークかは値段というより好みの問題でしょうが、私はCoCo壱のフレーバーにはポークが合っていると思います。

・CoCo壱番屋
 http://www.ichibanya.co.jp/index.html

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エネルギー充填完了。原隊復帰します。しかし、お盆休み真夏の11時過ぎ。アスファルトの舗道を歩くのは辛いし芸がない。ということで、真光寺川にそって小田急鶴川駅を目指します。実は、真光寺十字路交差点付近から鶴川街道はほぼ真光寺川に沿って走っているのです。風が気持ちよかった。上の画像はCoCo壱出口から見た鶴川街道。下は、真光寺川の風情です。

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15分程の川縁の散策で鶴川駅東口交差点に到着。お馴染みの津久井道(東京都道・神奈川県道3号線)に出ます。要は、鶴川街道はこの鶴川駅東口交差点から終点までは東京都道3号線。整理すると以下の通りです。


◆鶴川街道
①東京都道・神奈川県道19号線(下石原1丁目交差点~真光寺十字路交差点)
②東京都道139号線(真光寺十字路交差点~鶴川駅東口交差点)
③東京都道3号線(鶴川駅東口交差点~終点)
    


小田急鶴川駅はもう目と鼻の先。そして、ここからゴール地点までは約6.5キロ(小山にトンネルを通しほぼ直線で結ぶ、小田急小田原線の営業キロでは「鶴川⇔町田」は5.7キロ。ちなみに、「新百合ヶ丘⇔町田」は9.3キロ)。鶴川街道完全踏破も第3コーナーに入りました。尚、津久井道に関しては下記にURLを記した過去記事を是非参照してください。

・【What's 津久井道?】ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:
 五月台~栗平~平尾~古沢編(下)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58396082.html

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鶴川駅東口交差点から徒歩1キロ(スキップしても匍匐前進しても1キロ)進むと吉野家の看板が見えてきます。ここが金井入り口の交差点。鶴川街道随一の<迷子ポイント>。ここを左折します。日本社会は保守化すべきだけど金井入り口は左折、と覚えていただければいいかもしれませんね。少なくとも、鶴川駅東口交差点から20分歩いても鶴見川に出なければ<北斗の拳>しちゃったと判断して引き返してください。

要は、江戸時代の津久井道は(現在の「津久井道」は世田谷区三軒茶屋から鶴川駅東口交差点までとされています)、この金井入り口を左折せず直進して淵野辺・橋本に向かう道だった。つまり、この区間、鶴川街道は江戸時代の津久井道に間借りしているわけです。而して、そんな

「日本社会は保守化すべきだが左折しなければならない金井入り口」

で見かけた某政党のポスターはぁー!

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б(≧◇≦)ノ ・・・麻生総理断乎支持!

б(≧◇≦)ノ ・・・全国の保守改革派、団結せよ!

б(≧◇≦)ノ ・・・頑張りましょう!







ここからはほぼ一本道。説明も軽く流して行きます。下の画像は、鶴川街道から和光大学と玉川大学に抜ける道案内と玉川大学の遠景(但し、和光台と和光大学は小田急線の線路を挟んで向かいあっています)。実は、和光大学のキャンパスの半分は麻生区(岡上地区)にあり、和光大学は県境の大学でもあり、我が街・新百合ヶ丘の<メンバー>でもあるのですよぉー。

・和光大学
 http://www.wako.ac.jp/

・玉川大学
 http://www.tamagawa.jp/university/index.html?link_id=univ1

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上のイタ飯屋さんが見えてきたら鶴川街道の<プチ迷子ポイント>の「金井1丁目」の三角交差点。下の画像、左右どちらでもいいのですが突き当たった道路を左折すること。ここで右折すると(東京都道19号線に乗り)真光寺十字路交差点に戻ります。なんか、双六みたいですね(笑) 

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鶴川街道完全踏破の散策も第4コーナーを廻りました。上の画像は鶴川街道の最後の<迷子ポイント>「菅原神社」前のT字路。ここを更に左折して1.5キロ道なりに進めばゴール地点。面白いのは、菅原神社前から約300メートルの区間、鶴川街道は鎌倉街道に間借りしていること。下の画像がその証拠です。この2本の電柱は同じ道路の(町田を向いて左側の)お隣さん同士なのですよ。

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さあ、町田高校が見えてきました。ここいらの鶴川街道は普通の生活道路という感じ。

・東京都立町田高校
 http://www.machida-h.metro.tokyo.jp/

・東京都高校偏差値
 http://momotaro.boy.jp/html/KHI%20toukyouto.html

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と、ゴール地点を示す標識が。

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そして、

GOAL


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町田市役所前交番。交番の前の道路が町田街道。
これで甲州街道から町田街道まで22キロ、鶴川街道完全踏破です。

お疲れさまでした。





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というところで、小田急町田駅から新百合ヶ丘に帰りますね。

(^◇^)







(2009年8月25日:yahoo版にアップロード)

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テーマ : 我が街☆新百合ヶ丘
ジャンル : 地域情報

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川崎市麻生区までもう一息。県境を超えると鶴川街道は「東京都道19号線」から「神奈川県道19号線」と名称が変わります。これから小田急鶴川駅までの間は、これまでこの連載で散策したエリアを覆う外皮のように鶴川街道は走っています。都度、過去記事のURLを転記しますので併せて読んでいただければ分かりやすいかもしれません。


【地図画像】
・鶴川街道
 http://www31.ocn.ne.jp/~matsuo2000/shinyurimap12a.jpg





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前に紹介した稲城市立稲城二中に続く「学園通り」。下は、同じく前に紹介した稲城二中と日大グラウンドに続く「林道-獣道-林道」のある里山辺りと京王若葉台駅の画像。麻生区まで30メートル!

・ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:
 五月台~栗平~平尾~古沢編(中)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58394682.html

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その若葉台駅から鶴川街道を隔て京王線の高架下に続く若葉総合高校への通学路。素敵です。下は、京王線を潜り、こんどは小田急黒川駅近くで小田急線の高架を越えるまでの鶴川街道。特に、コメントは不要ですよね。ちなみに、この辺りの「京王線⇔小田急線」の距離というか若葉台駅と黒川駅の直線距離は大体600メートル。そして、鶴川街道は画像でも想像できるようにほぼ一直線に両駅を結んでいます。3枚目の画像の奥に写っているのは、神奈川県川崎市と東京都町田市の県境の尾根。にゃー、折角、新百合(麻生区)に帰ってきたのに、またお別れです(泣)

・東京都立若葉総合高校
 http://www.wakabasogo-h.metro.tokyo.jp/

・東京都高校偏差値
 http://momotaro.boy.jp/html/KHI%20toukyouto.html

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その県境の尾根に向かう道中の画像。下の4枚は尾根道の入り口に鎮座まします黒川の鎮守様「汁守神社」と神社から見た尾根に続く鶴川街道。

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・汁守神社
 http://members.jcom.home.ne.jp/nobish/shirumori.html
 http://www.haruhino.com/archives/50131285.html






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上は尾根の頂上と思しき地点に立つ道路標識。ちょうどこの辺りが鶴川街道の中間点です。それにしても流石に我が街・新百合エリア。落書きも心なしか優しげな趣ではないでしょうか。けれども、当然、頂上に来れば、覚悟していた「お別れ」を告げる標識が(泣) 思わず、後ろ髪を引かれ我が街を振り返ったことはいうまでもありません(涙)

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尾根を一気に下ります。着いた所は町田市真光寺地区。実は、先程、後ろ髪引かれた尾根の頂上が、弘法の松・高石神社と結ぶ、多摩川水系(三沢川)と鶴見川水系(真光寺川・麻生川・片平川)の分水嶺線。画像だけでは分かりようがないので割愛しましたが、尾根の登り口の三沢川と「今」いる辺りは直線距離で300メートルも離れていないのですが、川の流れは逆になります。三沢川はひたすら町田に背を向けて北東に流れるのに対して、真光寺川は横浜の街の灯を慕うのか南東に流れる。月は東に日は西にの風情です。

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上はその真光寺川の源流の一つ、鶴川街道に隣接している真光寺公園の池。真光寺公園は清潔感と開放感溢れる素晴らしい公園です。「環境美化ポスター」も調布あたりのインテリぽいけど少し斜に構えたプロ市民的なテーストと違い、いかにも保守改革派らしいポジティブさが漂っていませんか?

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ここで、(真光寺公園もその一部である)真光寺緑地の尾根を麻生区側に降りてみましょう。下がその画像。麻生区民が誇る桐光学園。実際に踏破したのはお盆休み中だったのですが、サッカー日本代表の中村俊輔選手の後輩達がかなり密度の濃いフォメーションプレーの練習をしていました。ちなみに、この真光寺緑地の尾根は真光寺公園辺りから小田急小田原線の線路際まで約4キロ続いており、川崎市麻生区と東京都町田市を隔てる天然の要害。而して、鶴川街道はこのエリアではこの要害に沿う町田側の第二の尾根伝いに走っています。

・桐光学園
 http://www.toko.ed.jp/

・神奈川県高校偏差値(私立)
 http://furo.fc2web.com/study-rank.html

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道草よくないどんどん進むよろし。順路に復帰します。上の画像は、真光寺公園の入り口付近から鶴川街道を約900メートル進んだ地点。東京都道19号線と139号線の交差点、真光寺十字路交差点です。ここを「鶴川街道完全踏破し隊」は迷わず直進します。直進するのに「なんぞこんなつまらん画像をアップした?」(真光寺十字路交差点近くの皆さん御免なさい!)と疑問に感じた読者の方は、鋭い! はい。ここから鶴川駅東口交差点までの約3キロ、鶴川街道は139号線になり、右折する道が東京都道19号線の名称を引き継ぐのです。尚、上の画像は139号線の入り口から真光寺十字路交差点を振り返って撮影したもの。よって、この画像では東京都道19号線は左折になります。

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上の画像は、その真光寺十字路交差点から真光寺緑地から続く尾根、つまり、麻生区方向を望んだもの。尾根の上に聳えるのは、そう、桐光学園の校舎です。先程のサッカーの練習風景はあの校舎の向かって左手奥のグラウンドで撮影しました。ね、「鶴川街道は新百合ヶ丘エリアの後背地を囲んでいる」でしょう? と、更に前進しましょう。

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その前進の途中で見かけた文字通り小さなミュージアム。尾根向うの片平に住んでいる頃、山越えして一度来たことがあります。お洒落です。ただ、今回は、お盆休み中で休館(涙)

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・小さなミュージアム
 http://www.cal-ny.com/index.html

下は小さなミュージアム辺りから見た真光寺緑地から続く尾根。画像の一番奥、尾根の天辺にあるお家の住所は東京都町田市ですが、おそらく、その向こう側のお隣さんの住所は麻生区片平。サンヨーガーデン乗馬倶楽部や川崎フロンターレの練習場の近くだと思います(ご興味があれば過去記事を参照してください)。

・ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:
 古沢越え-栗平&片平探訪編
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/56383444.html

・ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:
 五月台~栗平~平尾~古沢編(上)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58393449.html

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ここまで来ればもう1キロ程で小田急鶴川駅。そして、その時、目に入ってきたのが、白洲次郎・正子夫妻の旧宅、「武相荘」のサインです。

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というところで、適度な長さなので次回に続きます(;・ω・;)。






(2009年8月25日:yahoo版にアップロード)

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テーマ : 我が街☆新百合ヶ丘
ジャンル : 地域情報

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全長400メートルの多摩川原橋を渡ると鶴川街道(東京都道19号線)はJR南部線と交差します。JR矢野口駅横の高架を潜るとまた鬼のように真っ直ぐに続く鶴川街道。実は、このエリアは2006年3月に街路整備が完成した比較的新しい道路で、稲城市役所の近傍(「稲城市役所西」の交差点)まで約2キロの区間は新旧の鶴川街道が並行して走っている。車で移動する分には旧街道を利用する物好きな人は少ないでしょうが、逆に、旧街道を選ばないウォーキング愛好家は寧ろ稀なはず(?)。

而して、「新百合ヶ丘エリアの今と昔を考える」こともテーマのこの不人気不定期連載としては両方とも捨てがたい。で、結局、新旧の鶴川街道とも紹介することにしました。下の画像はJR矢野口駅とその横の高架を潜る我等が鶴川街道。そして、JR矢野口駅から150メートル、新旧の鶴川街道の分岐点です。


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・多摩川原橋
 http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2006/03/20g38200.htm

【地図画像】
・鶴川街道
 http://www31.ocn.ne.jp/~matsuo2000/shinyurimap12a.jpg







【旧鶴川街道】

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ここが旧鶴川街道の入り口。歴史学分野での専門が(といっても将棋や数学と同様、下手の横好きですが)、①中世期-日本とドイツの憲法秩序の比較、②19世紀-日本とアメリカの教育制度の比較、そして、③日本の中世期と近世期の物流である私にとって、鶴川街道の入り口の姿を見たときには「ビビビ!」ときました。この感覚は、大学生の頃、滋賀県彦根市で旧中仙道に偶然足を踏み入れたときの感覚に近いかも。ビビビ、です。

と、マニアックな自問自答ネタは、(・_・)//■ 先に進みます。
下は旧鶴川街道の趣。

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流石、旧家が立ち並ぶエリアと見えて、地域コミュニティーの結束も固いのではないでしょうか。

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と、中庸を得た豊潤な保守主義が息づくそんな素敵な旧街道筋に某政党のポスターが!

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そうだ、「この八月は日本を考える八月」なんだ! と、気合が充実してきた所で、

б(≧◇≦)ノ ・・・麻生総理断乎支持!

б(≧◇≦)ノ ・・・全国の保守改革派、団結せよ!

б(≧◇≦)ノ ・・・頑張りましょう!





【新鶴川街道】

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差別ではありませんが、こちらは特にコメントはない(笑)。ただ真っ直ぐな道がずんずん続いているだけ。ただ、1枚目の画像からも「今」いる地点が読売ランドからそう遠くないことは感じていただけると思います。実は、この画像の地点から京王よみうりランド駅まで500メートルしかないのですから。

・【京王読売ランド駅】ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:
 小田急読売ランド前~京王よみうりランド編(承)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58523238.html

ということで新街道を行く場合には、新旧の鶴川街道の再合流点まで半分の辺りからは(上の1枚目の画像辺りからは)三沢川に沿って進むのもお薦め。実は、その辺りから小田急黒川駅くらいまで鶴川街道と三沢川は絡み合う二本の縄のように絡み合っているのです。尚、旧稿でも紹介したように「弘法の松」と「高石神社」(そして、黒川の山の尾根)を結ぶ線が多摩川水系と鶴見川水系を隔てる分水嶺線。その分水嶺線より北東を流れる三沢川にとって黒川駅方面は上流。よって、三沢川に沿って黒川まで行く鶴川街道の道中はすべからく川を遡ることになります。

・【分水嶺の街-新百合ヶ丘】ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:
 五月台~栗平~平尾~古沢編(上)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58393449.html

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夏でも川縁は風が心地よい。鴨さんも気持ちよさげかも。

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【新旧鶴川街道再合流】

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新旧の鶴川街道の合流地点に到着です。稲城市役所西。上の2枚目の画像、向かって左が旧街道、右が新街道。そこから100メートル、鶴川までの鶴川街道で唯一の<迷子ポイント>が下の画像の地点。稲城福祉センター入り口の交差点。ここで左折してください。そう、ガストが見えたらがっつり左折。これで、小田急鶴川駅過ぎまでの8キロは迷子になる心配はないと思います。

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そこからは道なりに進む。左折ポイントから100メートルで「懐かしの京王稲城駅」に続く取り付け道路。下の画像は取り付け道路脇で見かけた碑文。そして、取り付け道路から見た三沢川と武蔵野貨物線の高架。なになに。


この地はその昔、源頼朝に仕えた武将、長沼五郎宗政一族の館(城跡)のあった所といわれ『新編武蔵風土記稿』、また江戸時代中期に建立され、明治の末年廃寺となった報恩寺の跡地でもある、と。
    


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ここからはまたしばらく三沢川を遡り黒川方面に向かいます。但し、地名で言えば「坂浜」辺り、上の2-3枚目の画像の橋「扇橋」が前方に見えてきたら鶴川街道に戻ってください。川は続いているけれど側道が寸断されていて歩けなくなりますから。しかし、それにしてもこの辺りも保守主義が根ざした健全なコミュニティーの雰囲気が心地よい、道行く人々も皆親切。下はそんな坂浜近辺で見かけたポスターです。

自衛隊の皆さん、いつもご苦労さまです♪

ヽ(^o^)丿

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道を急ぎます。扇橋をすぎてすぐ見えてくるのがこれ。駒沢女子大学・駒沢学園女子中学/高校。保守主義が根ざした穏やかなコミュニティーに抱かれているからでしょうか、駒沢女子中高の生徒諸君は実に礼儀正しい。例えば、新百合ヶ丘からこの学舎まで小田急バスが通っているのですが、ここの生徒さんたちは乗降の折にはほとんど必ず運転手さんにお礼の言葉をかけていますから。日教組・全教の教師が跳梁跋扈し猖獗を極めている都立高校などとは、もう生徒の人間の品格に歴然とした差がついているということでしょうか。

教育というか環境って残酷なくらい人間性と人生を決めるのかもしれませんね。

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・駒沢女子大学・短期大学
 http://www.komajo.ac.jp/uni/

・駒沢学園女子中学・高校
 http://www.komajo.ac.jp/jsh/

・東京都高校偏差値
 http://momotaro.boy.jp/html/KHI%20toukyouto.html








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と、駒沢女子のキャンパスをすぎ800メートルほど先にあるのがこれ。交通マニアの間では結構有名なバス停、「県境」。実は、東京都稲城市と神奈川県川崎市との県境までにはこのバス停からもう一つ停留所(「於部屋」)があり、この停留所の名前は<嘘>なのです(笑)。しかし、いずれにせよ県境まで1キロ足らず。もうすぐ麻生区に帰還です。元気がでてきました。


と元気がでてきたところで、適度な長さなので次回に続きます(;・ω・;)。








(2009年8月25日:yahoo版にアップロード)

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テーマ : 我が街☆新百合ヶ丘
ジャンル : 地域情報

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今回は新百合ヶ丘エリアの後背地を囲む「鶴川街道」を踏破します。東京都調布市の電気通信大学前から、東京都稲城市、川崎市麻生区を経て東京都町田市の市役所前交番までの約22キロのコース。途中で1回の食事休憩を入れて大人の足で4時間半から5時間のコース。朝6時に小田急新百合ヶ丘駅を出撃すれば、正午には余裕で小田急町田駅に到着できるコース。今まで紹介した「新百合ヶ丘近郊の名所」の復習を兼ねて歩いてみました。

尚、今回の散策に関しては、鶴川街道と隣接する地域を紹介した過去記事と併せて一読いただければ分かりやすいと思います。また、<地図画像>(↓)も適宜参照してください。さて、今回の記事は小田急新百合ヶ丘駅前のバスロータリーから始まります。麻生総理が仰るように「この八月は日本を考える八月」、元気に出発しましょう。Let's Start, shall we?


【過去記事】
・ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:
 小田急読売ランド前~京王よみうりランド編
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/57698386.html

・ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:
 五月台~栗平~平尾~古沢編
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58393449.html

・ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:
 古沢越え-栗平&片平探訪編
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/56383444.html

【地図画像】
・鶴川街道
 http://www31.ocn.ne.jp/~matsuo2000/shinyurimap12a.jpg








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上の画像は小田急新百合ヶ丘駅の南口バスロータリー5番乗り場と自宅最寄バス停。ここからバスで約25分、京王稲城駅に向かいます。そして、稲城駅からは京王線で8分、調布駅に到着。「新百合⇔調布」間は約9キロ。時刻表をちゃんと調べていけば移動時間は40分足らずです。

新百合と調布は近い。実は、これに気づいたのはちょうど10年前、千代ヶ丘に引っ越して3年目の夏でした。その時、仲間と富士山に登ろうということになり、集合・解散がなぜか調布駅。で、徹夜登山の翌昼、調布にたどり着いた時にはヘトヘトヘロヘロ。で、これは電車なんかで帰ったら次の日の仕事にも差し支えるよと、清水の舞台から飛び降りるつもりで(笑)タクシーで帰宅。

そうなんです。地図を見れば小学生でも「政権交代」の四文字に煽られて民主党に投票しようと考えている有権者にも分かることですが、当時、<東京>でも山手線内か城東エリア(≒墨田区・江東区・江戸川区等々)にしか土地勘がなかった私は、「調布→新百合」を「新宿→新百合」とか「池袋→新百合」よりも遠いと思い込んでいた。

でも、昼間だし、深夜料金でもないし7,000円あれば大丈夫だろう。

と、覚悟を決めた(笑)。尚、2009年の現在でも「調布→新百合」のタクシー料金は2,500円前後、「新宿→新百合」は7,500円前後だと思います。で、10年前。はい、1,640円でした。

吃驚! 嬉しい! 

と、調布駅にはそんな思い出もある、私にとっては縁起の良い場所なんですよぉー。

その時の教訓。

「錯覚よくないよく見るよろし」、です。総選挙の投票先も移動距離も!


下の画像1枚目と3枚目は説明不要ですよね。京王稲城駅と調布駅。そして、2枚目は京王稲城駅から麻生区寄りの里山を撮影したもの。写っている高架は府中本町から鶴見までそのほとんどを地下トンネルで結ぶ「武蔵野貨物線:武蔵野南線」。実は、この里山は天然記念物の大鷹の営巣地とか、正に、武蔵野の森の中核なんですよ。最後の4枚目は、調布に行けば大体寄るKABUお気に入りの「萬来軒」。お盆休みで閉まってました、残念。機会があれば、あの新撰組・近藤勇の育ったエリアを訪ねる際にでもここのラーメンを紹介したいと思います。乞うご期待。

・近藤勇のふるさと調布
 http://www.csa.gr.jp/csaisami.htm

・調布 萬来軒
 http://chofu.com/units/36243/manraiken/

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さあ、今回のウォーキングのスタートラインです。一番上の画像が電気通信大学、2枚目がその電気通信大学の対面にある「鶴川街道の起点=下石原1丁目交差点」の交番。3枚目の画像はその交番を背にして交差点中央部分を撮ったもの。而して、三枚の画像に写っている道路は甲州街道。要は、鶴川街道は甲州街道と町田街道を南北に結ぶバイパスなのです。では「回れ右:Right about!」、鶴川街道を前進します。ちなみに、鶴川街道はこの近辺では東京都道19号線。

・電気通信大学
 http://www.uec.ac.jp/

すぐ目に飛び込んで来るのが、京王線を跨ぐ高架道路。この高架道路の工事は随分長くかかっていて、完成したのはちょうど吉祥寺に本部のある某予備校に勤務している頃でしたが、それまでは終電もなくなって新百合ヶ丘までタクシーで帰る際にはここが一番の渋滞の難所でしたっけ。私的には懐かしいポイントです。ちなみに、「吉祥寺→新百合」の現在のタクシー料金は大体昼で5,500円、深夜料金の時間帯なら7,000円くらいだと思いますが、7-8年前の当時は財布に6,000円あれば安心、5,000円しかなければ少しドキドキでした。だから、そんな5,000円コースの時にはこの工事中の高架が恨めしかった(笑)

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鬼のように真っ直ぐな鶴川街道を一路稲城市に向かいます。下は途中で見かけた「環境美化」ポスターと「風致環境を甚だしく悪化」させる政党のポスター群。2枚目の画像には特別に命名してさしあげました。

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【命名:百鬼昼行】










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と、電気通信大学・下石原交番から徒歩20分。鶴川街道は多摩川を渡ります。橋の名前は「多摩川原橋」。下の1枚目は多摩川の下流、京王線の鉄橋を撮ったもの。2枚目は上流の府中市方面の画像。多摩川原橋からこの画像の中央、白亜のマンション風建物の方向に直線距離6キロの所に「分倍河原古戦場跡」があります。そう、1333年(元弘3年)5月、倒幕の兵を挙げ鎌倉街道を一路南下してきた新田義貞と北条得宗家家督の高時の舎弟・北条泰家が多摩川の防衛線を挟んで戦った古戦場。正に、多摩川と三沢川、そして、多摩丘陵を天然の防衛線とするこのエリアは鎌倉幕府・室町幕府の鎌倉公方・小田原の後北条氏にとって「マジノ線」。前にこの連載でも紹介した枡形城・小澤城もその安全保障のコンテクストの中に位置づけられていたのです。

で、3枚目の画像。そうです。前に紹介した、読売ランドのアトラクション施設の遠景。多摩川原橋から読売ランドまで直線距離で1.5キロ。新百合ヶ丘を巡って「今」そんな位置に立っているのですよぉー。「鶴川街道が新百合ヶ丘エリアの後背地を囲む」と上で書きましたが、満更、間違いではないでしょう?

・分倍河原古戦場跡
 http://www.ne.jp/asahi/hon/bando-1000/tam/tama/tam/t008/t008t.htm

・【小澤城】ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:
 小田急読売ランド前~京王よみうりランド編(承)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58523238.html

・【枡形城】ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:
 弘法の松~向ヶ丘遊園編(下)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58026658.html

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というところで、適度な長さなので次回に続きます(;・ω・;)。







(2009年8月24日:yahoo版にアップロード)

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テーマ : 我が街☆新百合ヶ丘
ジャンル : 地域情報



「民主党300議席の調査は正しいか?」という質問を受けています。また、世論調査といっても「私の周りにはアンケートとられた人はいないみたいですが・・・」という素朴なコメントもあるブログで目にしました。このブログのブログ友・同志・仲間の中には私が知る限りでも私より統計学・数理政治学に詳しい方が何人もいらっしゃるので、僭越でもあり憚られもするのですが、この点を俎上に載せた記事を見かけないこともありこのイシューにつき記事を上梓することにしました。

民主党300議席の世論調査結果は正しいのか?

蓋し、民主党300議席の調査は正しいし、統計学上、有権者の0.0​1%程度でも有意味な推論はできると私は思います。すなわち、統計学上、母集団とサンプルの定義がきちんとできたのなら(どの対象について推論したいのかが確定しており、また、その対象とサンプルは相似的と言えることが肯定されていれば)、サンプルを無作為に選択する技術は確立していますから、(自民vs民主の一騎打ちの判定だけなら)本当は各選挙区で100​人どころか50人でも30人でも、かなり、正確な判定ができると思います。つまり、30​0選挙区で900​0人でもOK

これは、歌舞伎町や渋谷に屯する3万人程の女子高生に片端から声をかけて「週平均学習時間」を聞き取り調査しても、首都圏の女子高校生の「週平均学習時間」について何も確信をもっては語れないことと正反対の事象なのです。この例では、「母集団=首都圏の女子高校生」とサンプルの関係に必然性がないのですから。

繰り返しますが母集団とサンプルの定義がきちんとできたのなら少数のサンプルからでも母集団の傾向に関してある程度正確な推論はできる。ただ、電話調査の場合には、ある特定の時間帯に電話に出られるタイプの人にサンプルが偏る弊害があり、更に、マスコミ各社は(本当はどうでもいいのでしょうが!)支持率0.5​~1.​0%%​前後の社民党等の泡沫政党の議席の予想もしなければならず、(調査員の対面方式を取らない代わりに)サンプル数を増やすことでこの調査の弊害とニーズに対応しているので調査によっては10万人を超える調査になっている。

けれども、今回は、不固定民主支持層の投票率が全く読めず、実は、(読売ではありませんが、ある新聞社の調査を監修した私の友人も)自信がないといっていました。何時もは誤差が±30​議席くらいまでだけども、今回はその誤差の範囲も予想不能、と。


ことほど左様に、日々「民主党の地滑り的勝利が確実/自民半減、民主党320議席も!」という報道がなされています。しかし、小選挙区ベースの一騎打ちにおいては票差が勝者の10%もつけば大差。20%の差が最大の所なのです(★)。実際、史上最大の圧勝と言われた1980年の「レーガンvsカーター」の選挙でも両者の得票率は、「50.7%:41.0%」で敗者の票は勝者の80.1%だったのですから。

つまり、(今回の総選挙では共産党が選挙区の立候補者をセーブすることもあり)自民・民主の両政党以外の候補への投票を無視して、()有権者を100、()投票率を70%、()民主党が自己の得票の10%以上の差を自民党につけると仮定すれば、民主がほぼすべての選挙区で圧勝するとしても、全国平均の自民・民主の得票率の比は、選挙区有権者の「33.2%:36.8%」。この差3.6%は有権者総数30万規模の選挙区では10,800票の差にすぎません。

★註:一騎打ちの勝敗評価
「参加することに意義がある」泡沫政党ではない両勢力が一騎打ちで勝負を行なう場合、投票総数の中の少なくとも各々30%は固定支持層からの投票と考ます。そうでなければ、①約30%の無党派層からの投票を除いても[10%+[30%-α]+[30%-β]]の票が第三の候補者に流れることになり、それは「鼎立状態」ではあっても「一騎打ち」にはならないからです。また、②当選を競う両党の候補者の固定票に無党派層の半数(約15%)を超える勢力差があれば(つまり、固定支持層が「38%:22%」以上離れていれば)通常はその勝負は公示日の段階で<北斗の拳>状態になると考えても、経験則からは極論とは言えないからです。

而して、両勢力の固定支持層からの得票比を「30:30」と仮定した場合、自己が得た得票の10%以上の差を勝者が敗者につけるケースとは、両勢力の最終的な得票比が約「53:47」以上に開くことであり、それは無党派層等から得た得票比が「23:17」であること。つまり、無党派層等の60%近くを勝者が獲得したことを意味しており、その差は「大差=容易に挽回することが不可能だった」と言える。と、そう考えられています。


さて、現下の「自民半減! 民主党300議席超!」の情勢は、有権者を母集団とする統計学的推論からは正しいと思います。朝日新聞だけならまだしも(笑)、マスメディア各社がほぼ同様の結論を下しているのですから。

けれども、今回事情が今までと異なるのは「有権者の母集団」と「投票者の母集団」が<相似>であると言えるかどうか不明なことです。簡単に言えば、これまで自民党の固定支持層であった民主党支持の有権者が実際に投票に行くかどうか、投票用紙にアンケートに答えた通り「民主党」と書くかどうか(そのような投票行動を予測する前例がないのですから統計学というか数学的に)不明ということ。

要は、今までなら予定調和的に、例えば、「既婚子育て中のアラフォーの総合職女性」の自民党支持者の投票率は何%というデータがあり、そのデータと併せて「支持政党世論調査結果=有権者のサンプル」から「選挙予測=投票者の母集団」を予想していたのですが、今回、有権者クラスター毎の投票率予測ができにくいのです。つまり、「親鴨=有権者の母集団」が産んだ「子鴨=投票者母集団」が親鴨似かどうかは God knows.

まして、投票率が「郵政民営化の是非」を巡る陶酔の中で70%近くの高率に達した前回とは異なり、前々回並みの60%前後になれば(その新たな10%の棄権者総数は有権者総数30万規模の選挙区では30,000人。これは、大差の一騎打ちの場合のマージン10,800票など軽く吹き飛ぶボリュームなのですから)自民・民主の一騎打ちの結果は、気休めではなくGod knows. 

畢竟、諦めるのはまだ早い。而して、

麻生総理断乎支持! 頑張りましょう。




【参考記事:八月を「日本を考える」月にしましょう】
​・エラボート de​ 遊びながら政策チェック☆あなたと政党候補者の一致度は?
​ http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58575733.html

・麻生総理支持派の投票戦略試案☆「比例区は自民、反麻生の自民候補の選挙区は共産党!」
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58469869.html






(2009年8月23日:yahoo版にアップロード)

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テーマ : 衆議院選挙
ジャンル : 政治・経済



ブログ同志のnanamamaさんに教えていただきやってみました。

エラボート。

・【nanamamaさんの記事】あなたのタロウ度は?
 http://blogs.yahoo.co.jp/nanamama946/58770963.html


エラボートとは「立候補者に実施したアンケートと同じ質問に有権者が答えることで、各党・候補者と有権者の回答がどれだけ近いかを数値で示します」という趣向だそうです。

【エラボート攻略マニュアル】
1)エラボートのURL(↓)をクリック
  http://mainichi.jp/select/seiji/eravote/

2)「エラボート トライしてみる」ボタンをクリック

3)全20問に答える
4)全20問につき、自分にとっての重要度を設定する(←少し面倒)
5)性別・年齢を答える(←任意)

6)「あなたと政党候補者(平均)の一致度」が表示される
7)上記6)画面の右上「候補者との比較」ボタンをクリックすると
  「北海道→沖縄」の順序で各候補者との「一致度」も確認できる

◆備考:
7)の「候補者との比較」画面では、一番上の列の項目表示
「名前・選挙区・重複・党派・一致度・問1~問20」のセルを
クリックすると、データの並び替えができます。

また、各候補者のデータでは、問1~問20に関してあなたの回答と
同じ回答は赤いセルで強調されています。





と、KABUの政党との一致度は冒頭の画像の通り。

自慢ではないけれど、筋金入りの「マルクス主義民族主義者」(?)も兼ねている私が言うのだから間違いないと思いますが、政党等の一致度で、共産党とは6%なのに社民党とは1%というのは、マルクス主義から見ても、いかに社民党が「カルト」であるかを示していると思います。

そして、候補者との一致度は・・・。

б(≧◇≦)ノ ・・・これです!


麻生総理 82%!

稲田朋美 85%!


鳩山由紀夫 0%!

菅直人 0%!


【自民党候補】
町村信孝 :91%
稲田朋美 :85%
麻生太郎 :82%
金子一義 :82%
石破茂  :82%
細田博之 :79%
中川昭一 :71%
菅義偉  :71%
片山さつき:70%
小池百合子:67%
安倍晋三 :64%

【反麻生&裏切り者候補】
鳩山邦夫 :82%
中川秀直 :74%
山崎拓  :60%
古賀誠  :55%
加藤紘一 :43%
武部勤  :38%

【現野党候補】
平沼赳夫 :69%
前原誠司 :52%
小澤一郎 :32%
岡田克也 :19%
鳩山由紀夫:0%
菅直人  :0%
辻元清美 :0%


しかし、「相性度0%」の候補は72名だったのですが、辻元候補を始めそのうち、共産党・社民党が各171人中29候補と37人中25候補は当然として(参議院議員の瑞穂ちゃんのデータがないのはちと残念)、民主党は315人中の17候補。ある意味、その貴重な17候補の中に鳩山由紀夫氏と菅直人氏にお入りいただいたのはnanamamaさんからも言われたように、我ながら「表彰状」ものだと思いました(笑)

よろしければお試しください。再度URL(↓)こちらです。

・エラボート
 http://mainichi.jp/select/seiji/eravote/




(2009年8月22日:yahoo版にアップロード)

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テーマ : 衆議院選挙
ジャンル : 政治・経済

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小田急読売ランド前駅までの道筋を紹介したところで、今回の散策の「順路」に戻ります。巨人軍の寮をすぎて遊歩道に続く階段を降りた地点にワープ! 後は、読売ランドの南側を三分の一周して東京都稲城市と麻生区の県境、読売カントリー倶楽部の敷地まで前進です。この不定期連載の読者ならそこは、あの千代ヶ丘のタンク王がいらっしゃるあたりに出るのかなと、もう先読みされているかもしれませんね。はい、ご名答です。


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・【タンク王関連旧稿】ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:
 小田急沿線自然ふれあい歩道-百合ヶ丘駅~新百合ヶ丘駅コース+麻生図書館編(上)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/57698386.html

【小澤城跡を巡る散歩道】
・小田急沿線自然ふれあい歩道:読売ランド前駅コース編
 【注意】このコース案内は小田急読売ランド前駅から時計回りに進みますが、
     この記事では反時計回りに散策します。
 http://www.odakyu.jp/walk/15/2.html

【地図画像】
・小田急読売ランド前~京王よみうりランド~新百合ヶ丘
 http://www31.ocn.ne.jp/~matsuo2000/shinyurimap11a.jpg








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巨人軍の寮から階段を降りて、菅高校生の通学路、小田急読売ランド前駅に続く遊歩道に出ます。左に行けば小田急読売ランド前駅。そして、右にはこんな(↑)車道が通っています。この車道の道なりに新百合ヶ丘方面に。車道といっても道路の片側はこれまた「多摩美ふれあいの森」の里山。気持ちいいですよぉー。

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「多摩美ふれあいの森」を左手に見て歩くこと10分弱、「多摩美ふれあいの森」もいつしか後方に下がり民家が立ち並ぶ風景の中に突如現われたものわぁー!

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はい。「川崎市水道局・細山配水塔」。我が家では「タンク伯爵」とお呼びしている施設です。そして、タンク伯爵の対面に見えるのわぁー! はい、これはもう想像通りでしょう。読売ランドのアトラクションの正規軍達。要は、今回のコース、「小澤城跡」のある里山を出てからは、ほぼ読売ランドを三分の二周するコースなのです。

私は、阿刀田高さんの『街の観覧車』の影響なのか、観覧車が大好き。実際、麻生区に引っ越して来たときには、まだ、向ヶ丘遊園に大きな観覧車があって凄く嬉しかった。で、(2002年3月31日で向ヶ丘遊園自体が閉園になり)その向ヶ丘遊園の観覧車が撤去されてからは、この読売ランドの観覧車が唯一の生きる楽しみ(?)なんですぅーよぉー♪

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と、その観覧車の横にあるのが、ブログ仲間のステラ姫御用達の「丘の湯」。巨大スーパー銭湯&レストラン施設です。なかなかの眺めが楽しめて私的にはお薦めです。正直、(ステラ姫の採点は少し辛いようですが)下手な温泉に行くよりリラックスできるかもしれません。

【ステラ姫の記事紹介】
・よみうりランド丘の湯1~3
 http://blogs.yahoo.co.jp/stellar_mimiru/58723136.html
 http://blogs.yahoo.co.jp/stellar_mimiru/58758395.html
 http://blogs.yahoo.co.jp/stellar_mimiru/58917837.html








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この丘の湯のある地点は東京都稲城市と麻生区の県境の頂点ともいうべき所です。上の画像はその県境の表示。丘の湯の眺望が良いのは、先程訪ねた「京王読売ランド」のある谷底を見下ろす高台の頂上にそれがあるからなんです。ということで、今から7-8年前まではこの県境のあたりは谷底に向けてヘアピンカーブを疾走する、神奈川・東京の暴走族の「腕試しのレース場」。大体、この県境の表示の先あたりには、毎日、覆面パトカーと覆面ではないパトカーが合計2~3台停車して睨みをきかしていましたっけ。

夏草やツワモノ(暴走族)どもが夢の跡





 



そして、ここにも「夢の跡」が。そう、あの麻生総理に背中から弓を引いた、裏切り者、山内康一氏の夢の跡。この裏切り者のポスターが撤去された政党掲示板の残骸。撤去される前の同じ地点画像と比べてみてください、もののあわれを感じませんか(笑)

・ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:
 小田急沿線自然ふれあい歩道-百合ヶ丘駅~新百合ヶ丘駅コース+麻生図書館編(下)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/57699219.html

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而して、

б(≧◇≦)ノ ・・・麻生総理断乎支持!

б(≧◇≦)ノ ・・・全国の保守改革派、団結せよ!

б(≧◇≦)ノ ・・・頑張りましょう!









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ここからは読売カントリー倶楽部の敷地に沿って進み、タンク王の前を通り一気に新百合ヶ丘方面に移動します。大体、丘の湯の地点から小田急新百合ヶ丘駅までは登りで50分、降りは40分程度の距離とアップダウンです。で、(新百合ヶ丘初心者のための)目印の通過ポイントがここ、「千代ヶ丘トンネル」。実は、最短ルートというわけでもないのですが、このトンネルをくぐり道なりに進めば新百合ヶ丘駅まで迷いようがありません。トンネルをくぐってタンク王の方を振り返るとこんな感じ。

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そこから、麻生高校・麻生警察署方面に一気に下るときに、新百合ヶ丘の駅まで徒歩15分足らずの「下平尾」の交差点付近で発見したものは! はい、撤去し忘れた某裏切り者のポスターでした(笑)。この裏切り者の山内康一氏は支援者の多数から軽蔑され見放されて、自分のブログにも「後援会は壊滅状態」と泣き言を書いていましたが、要は、ポスターを撤去する人手もないということでしょうか。立つ鳥跡を濁さず、の日本人の美意識からはいただけない所作だと思いました。

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ということで、無事、新百合ヶ丘駅に到着。けれど、流石に、サブルートを入れると10キロ超のコースはよいエクササイズ。で、お腹も空いたので、あるブログ仲間が推奨しているカレーを食べたくなりました。

松屋・フレッシュトマトカレー

夏のスペシャル割引期間で、定価「290円→250円」(並)、「390円→350円」(大)。この割引も美味しいんじゃないかい。と、思い立ったが吉日。新百合ヶ丘から3駅、最寄の松屋さんのある生田までGO! 行ってきました。

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・亀井さんちの超☆チープなのに激ウマだった外食
 http://blogs.yahoo.co.jp/roots5770/28874313.html


で、感想は、そのブログ仲間の記事につけたコメントを転記すると・・・。

これは傑作でしたね。トマトを煮込んで濃くを出しているのかなと予想したら、そうではなくすっきりさっぱり。でも、チキンのひき肉系(多分)との間で絶妙の味わい。要は、すっきりさっぱりだけど弱くない、爽やかなインパクト。そして、これまた爽やかなスパイシーな風味。逆に、トマトを煮詰めて作るカレーは自宅で自分達でも作れるけれど、このすっきりさっぱり爽やかスパイシーは流石に専門家でなければなかなか難しいのではないか、と。そう思いました。
    








美味しいカレーに舌鼓を打ち、取材し忘れた情報を小田急読売ランド前駅(実は、生田の新百合ヶ丘寄り隣駅なんです!)の近辺であれやこれや収集。結局、生田から新百合ヶ丘まで戻るともう夕方。緑の見すぎからか(?)視線も下の黄昏時の新百合ヶ丘駅前ロータリーの画像のようにピンボケ、目はしょぼしょぼ。ということで今回の「ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」」はこれで終わりにします。お付き合いいただきましてありがとうございました。

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(2009年8月8日:yahoo版にアップロード)

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テーマ : 我が街☆新百合ヶ丘
ジャンル : 地域情報

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「小澤城跡」を後にして、新百合ヶ丘に向かいます。途中で「小田急沿線自然ふれあい歩道:読売ランド前駅コース」からは離れますが、このコースを歩いてみようという方のためにサブルートとして一応小田急読売ランド前駅までの道筋も紹介することにします。最初の画像はこの記事でも何度か話に出てきた「寿福寺」です。流石、三代将軍徳川家光公が頻繁に宿とされただけのことはある。立派なお寺でした。でも、三鱗の紋は北条氏の紋。北条一門と「寿福寺」は関係があるのだろうか。と、少し疑問を抱えたKABUでした。尚、「起」でも掲げたコースの地図を再度記しておきます。都度参照いただければ分かりやすいかと思います。


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【小澤城跡を巡る散歩道】
・小田急沿線自然ふれあい歩道:読売ランド前駅コース編
 【注意】このコース案内は小田急読売ランド前駅から時計回りに進みますが、
     この記事では反時計回りに散策します。
 http://www.odakyu.jp/walk/15/2.html

【地図画像】
・小田急読売ランド前~京王よみうりランド~新百合ヶ丘
 http://www31.ocn.ne.jp/~matsuo2000/shinyurimap11a.jpg








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道中を急ぎます。上の画像は「川崎市農業技術支援センター」。要は、植物園。瓢箪がお茶目でした。小澤城跡や寿福寺を含む小田急読売ランドまでのこの道筋は「多摩自然遊歩道」。要は、幾つかの里山をつないでいる散策コースなのですが、住宅街の街路樹も心なしか素敵だと思いませんか。

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この遊歩道を進む我々の前に現われたものわぁー!

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はい、それまでの「ヴェルディ川崎」から2001年、「東京ヴェルディ」になった川崎市民の裏切り者、ヴェルディの練習場と倶楽部ハウスです。まあ、我等が川崎市民の誇りJ1でも大活躍の川崎フロンターレと比べ、現在のヴェルディは尾羽打ち枯らした感が哀れを誘いますが、裏切り者の末路はこんなものでしょう。

と、裏切り者ヴェルディの練習場の側に、裏切り者山内康一氏の撤去された政党掲示板を発見。

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しかし、衆議院解散の日に自民党に離党届を出して、最後の最後に麻生総理に後ろから弓を引いた裏切り者、衆議院神奈川9区選出の前衆議院議員の山内康一氏の近未来を予感させるヴェルディの現在と撤去された掲示板のあり様ですよね。正義は勝つ!








と、裏切り者の行く末に思いを馳せながら先を急ぐと「入れ墨者、入場お断り」の看板が。英語・日本語だけでなく中国語と韓国語でも書かれているということは、やっぱり支那人や韓国人の入れ墨者もいるということでしょうかね。これだけ見ても国際関係が「友愛」だけではどうにも処理できないこと、このことは読売ランドのプールに来る子供にも分かると思うのですが、政権交代を射程内に収めた最大野党の党首にはそれが理解されていないような。と、裏切り者を呪った後は、日本の政治の現状に溜息です。Big and Deep Sigh.

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溜息ついてもどうしようもない。「山より大きな猪は出ない」「一日の労苦は一日にて足れり」。而して、前進あるのみ。と、小田急読売ランド前駅に向けて更に進むこと5分余り。また、ミーハー気分を味わえる被写体と遭遇! はい。『巨人の星』の読者なら皆知っている。巨人軍寮です! 今、私が住んでいる新百合ヶ丘駅から徒歩5分の長屋は、この寮を出ることを許された巨人の選手とその家族がかってよく住んでいたらしいのですが、練習場や寮(仲間)との近すぎず遠すぎない適度な距離を考えたら納得ですね。

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さて、ミーハー的名所見物を終えて、今回のウォーキングも第3コーナーを廻りました。その第3コーナーの入り口がこの遊歩道に続く階段。階段を降りて左の森の中を抜ける遊歩道を進めば10分足らずで、小田急読売ランド前駅の北口に到着です。今回のコースの順路は、逆に、階段を降りて右手の車道にそって新百合ヶ丘に帰るコース。

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まずは、お約束の通りサブルートとして読売ランド前駅の北口までご案内しましょう。その道筋もこんな感じで素敵ですよぉー。

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この遊歩道の<醍醐味>は、森の中のこの小道が(ショートカットルートとかではなく)、小田急読売ランド前駅から神奈川県立菅高校までの最短ルートで通学路になっているということ。全学年で300人近い女子高生がこの森の小道を毎日通学しいる姿は優美を越えて幽玄でさえあります。

菅高校は前回紹介した、麻生総合高校と並んで川崎市北部では偏差値の奥ゆかしい公立高校なのですが、麻生総合高校の生徒が柔和でほんわかしているのに対して(新宿方面にわずか3駅しか違わないのに!)菅高校の生徒は都会的でファッションセンスも素晴らしい。いずれにせよ、川崎市北部は偏差値に関わらず、(例えば、東京の江戸川区や江東区、台東区や足立区の日教組教師が跋扈する都立の問題校とは違い、中退率が年によっては過半に迫るとか、女子中退生の過半が風営法対象の業界に就職するなどということはなく)どの生徒も明るく健やかですよぉー。

・神奈川県立菅高校
 http://www.suge-h.pen-kanagawa.ed.jp/

・神奈川県高校偏差値(公立)
 http://furo.fc2web.com/study-rank2.html

・ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:五月台~栗平~平尾~古沢編(上)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58393449.html

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で、上の画像がその幻想的で幽玄な遊歩道の出口(入り口)。読売ランド前駅の北口から(今回とは逆に、時計回りでコースに)入る場合には、北口横のこの某政党の事務所前の横断歩道で津久井道を渡り、次の画像「まめや」さんの前の道を基本道なりに進めば遊歩道の入り口(出口)にアクセスできます。一番下はその森の中の通学路に向かう菅高校生。

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というところで、適度な長さなので次回に続きます(;・ω・;)。








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テーマ : 我が街☆新百合ヶ丘
ジャンル : 地域情報

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これから、旧三沢川に沿って「小澤城跡」に向かいます。最初の画像は途中で見かけた小学校(東菅小学校)。なんの変哲もないけれど、いかにも夏休みの小学校という感じが出ていて思わずパチリ。つでに、自分の記念撮影のパチリ。後は、旧三沢川の川面をそよぐ風に促されて進みます。ちなみに、この記事では現在、新百合ヶ丘方面に進んでいるのですが、旧稿(↓)でも紹介したように「弘法の松」と「高石神社」を結ぶ線が多摩川水系と鶴見川水系を隔てる分水嶺になっていて、その分水嶺より北東を流れる新旧の三沢川にとって新百合ヶ丘方面は上流。よって、小澤城跡のある里山に向かう道中はこの小川を遡る形になります。


・ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:五月台~栗平~平尾~古沢編(上)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58393449.html


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15分程で、小澤城跡に続く里山の入り口に到着です。上の二枚目の画像がその登り口。で、一枚目の画像はその近くの、旧三沢川に架かるこれまたなんというこもない橋。しかし、この橋「指月橋」はそんじょそこらの橋ではないそうなのです。橋のたもとの案内板に概略こう書いてありました。

文治2年(1186年)のこと。兄の頼朝に追われる身になったことを現在の静岡県あたりで察した義経主従は、奥州の藤原氏を頼ろうとしてこの辺りを通りかかり、一夜の宿を寿福寺に求めてこの橋まできた。けれど、橋は古くなっており橋板が朽ちて人馬が渡れるかどうか分からなかった。そこで義経は下馬して橋を点検しようとしたが、ふと夜空を見上げると満月が煌々と輝いているではないか。而して、源義経、月を指さして曰く、「今宵もよい月じゃのー」と。この故事からこの橋が「指月橋」と呼ばれるようになったとさ。めでたし、めでたし。    


しかし、(腰越状自体の真偽には議論があるものの)所謂「腰越状」提出の前であればこの故事は史実と異なるし、その提出以降、義経が頼朝と敵対することを決断した後であれば、鎌倉から比較的近く、(北条得宗体制成立以前、まだ、有力御家人が個々に頼朝と密接に結びついていた1186年段階に)北条氏・比企氏を除き頼朝の最も信頼する御家人、稲毛重成等、小山田氏の勢力圏であった現在のこのエリアを義経主従が移動することも考えにくいと私は思います。けれども、この「指月橋」の名称には、(恐らく、北条得宗体制下で小山田一族が粛清された後でしょうか)義経や小山田一族を巡る当時の庶民の哀悼の気持ちが込められているようにも感じました。と、そう思い、心して指月橋を渡らせていただきました。

さて、山道を進むこと約20分。この里山の山頂(小澤峰)に到着。そして、その眼下には小澤城跡の碑が。小澤城は小山田一族の1人、旧稿(↓)で紹介した枡形城城主・稲毛重成とその嫡男小澤重政が城主。つまり、枡形城・小澤城を結ぶこの山城のラインは多摩川を挟み関東平野に睨みを利かす鎌倉幕府、そして、北条早雲に始まる後北条氏にとって死活的に重要な防衛ラインだったのです。小澤城跡の碑の案内板にもこう書かれていました。

・ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:弘法の松~向ヶ丘遊園編(下)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58026658.html


【小沢城址】
小沢城は、鎌倉時代北の防衛線としての山城であったと伝えられています。当時、北側は多摩川を眼下にのぞむ急峻な崖で、敵が容易には近付けない天然の要害としての条件をよく備え、府中方面を見渡せる戦略上重要な拠点でありました。城主は、小沢郷を領した稲毛三郎重成、妻は源頼朝の妻政子の妹で、頼朝の重臣として厚い信頼を受けたひとです。重成は、この城を拠点として今の高津・中原区方面まで勢力を拡大しました。建久6年(1195)妻綾子を亡くしてからは入道重成と称し、その後城を長男の小沢小太郎重政に譲り、自らは東南4Kmにある枡形城へ移ったといわれています。この城の近くは、鎌倉道が通る交通の要衝で、鎌倉時代から戦国時代にかけてたびたび合戦の舞台となりました。なかでも、鎌倉時代末の元弘3年(1333)新田義貞の軍勢と北条高時の幕府軍との分倍河原(府中市)の合戦は有名です。「太平記」には、5月15・16日の両軍の激戦で、多摩川の防衛線を破られた幕府は6日後の5月22日に新田義貞により滅ぼされたことが記されています。

南北朝時代には、足利陣営の分裂により観応2年(1351)足利尊氏の弟直義の軍勢が立てこもる小沢城を、尊氏の子義詮の命を受けた関東の武士高麗経澄が攻め落とすという戦いがありました。また、戦国時代の永正元年(1504)には、扇谷上杉朝良を助けるため北条早雲の軍勢が山内上杉顕定の軍を打ち破った戦い。さらに、享禄3年(1530)には、小沢城の争奪戦ともいえ城の近くの小沢原で北条氏綱の子氏康と武蔵最大の勢力を持つ上杉朝興との大きな戦いがあり、若干16才で初陣した氏康の北条方の勝利を「小田原記」は記しています。このように歴史上多くの足跡を残してきた小沢城址には、今なお空堀・土塁・物見櫓・館・馬場・井戸などの跡と思われる遺構がが残っています。また、近くには城下・馬場・おきの鍛冶屋などの地名も残っていて、城であった頃のなごりを今に伝えています。江戸時代になると、この城跡は地元や近郷近在の人達による初午行事や富士山信仰の場として利用されるようになりました。峰沿いには当時の講中の人達によって建てられた文化3年の祠や万延元年の富士登山33度大願成就の記念碑などがあります。
    


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小澤城跡からサブルートに向かいます。サブルートは二つ。一つは小澤城跡~穴沢神社~京王よみうりランド駅を往復するもの、そしてもう一つのルートは「秘密」です。でも、すぐ分かります(笑) 上の画像が穴沢神社に続く山道から神社の拝殿が見えてきたときのもの。下は説明しなくともわかる、神社そのもの。

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鳥居をくぐるとそこは東京都稲城市矢野口。農地と住宅地が混在する、東京近郊の普通の風景。なになに、ブルーベリーが摘み取れる農園とな。はい、このブルーベリーの幟の奥に写っているのが京王よみうりランド駅のプラットホーム。穴沢神社から京王よみうりランド駅までは歩いて300メートル(ちなみに、匍匐前進してもスキップしても300メートル)。で、小田急線と京王線の<読売ランド-読売ランド>両駅間走破の記念に気分だけ記念撮影してもらいました(笑)

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さて、道中を急ぎます。小澤城跡までとんぼ返りして次のサブルートへ。

いやー、緑が目に心地よかった。この小澤城跡のある里山周辺は、江戸幕府の三代将軍・徳川家光(1604年-1651年)のお気に入りの鷹狩りの猟場だったとか。そして、鷹狩りの際家光は近隣の庄屋か寿福寺に泊まったとのこと。そりゃー、江戸時代の天下人一押しの緑だもの21世紀の私達が感銘を受けるのも当然かも、ですね。

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と、ここで目に飛び込んできたのは、読売ランドのアトラクション施設。寺尾台から眺めた時には豆粒ほどだったのが結構な迫力。

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そして、その手前に我々が見たものは! 

はい、これが二つ目のサブルートのお目当て、

ジャイアンツ球場と巨人軍室内練習場。

まあ、私は野球はあんまり興味ないのですが(郷里のソフトバンク・ホークスと元郷里の西武ライオンズは除く!!)、流石にミーハーの血が騒ぎましたぁー(笑)

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と、ミーハー気分を満喫して小澤城跡のある里山を離れます。鎌倉時代・戦国時代・江戸時代と時代を超えて多くの歴史上のプロミネントフィギュアが痕跡を残した里山。最後の画像は、その里山から小田急読売ランド方面に向かう途中で振り返った里山の風景です。

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というところで、適度な長さなので次回に続きます(;・ω・;)。







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テーマ : 我が街☆新百合ヶ丘
ジャンル : 地域情報



今回は新百合ヶ丘エリアでも最大規模の里山「小澤城跡」を訪ねるコースです。小田急線と京王線の両「読売ランド」を往復し、最後は読売カントリー倶楽部横の尾根道、すなわち、東京都稲城市と麻生区の県境の尾根伝いに新百合ヶ丘まで戻ってくる約8キロ程の道のり。上の(↑)画像は小田急読売ランドの駅前、南口改札を出てすぐの書店。KABUが柿生に住んでいるころにはこの本屋さんの柿生店もあり随分利用しました。書店の方に聞いたらもう現在は百合ヶ丘とこの読売ランドの2店だけだとか。新百合や町田の大型書店の攻勢、そして、Amazonのサービスの前には地方の小規模書肆の衰退は仕方のないことなのでしょうかね。

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と、いきなりブルーなトーンで始めましたが、今回も新百合ヶ丘エリアの魅力がてんこ盛り。道中も記事も長いので(笑)先を急ぎましょう。スタート地点は小田急読売ランド前駅。南口改札の「大塚書店読売ランド店」の前を左手に進み歩道橋を渡ります。尚、今回の散策に関しては、そのルートの過半が重なる「小田急沿線自然ふれあい歩道」の案内のサイト、そして、「読売カントリー倶楽部横の尾根道」を歩いた過去記事と併せて一読いただければ分かりやすいと思います。また、同じくURLを記した<地図画像>(↓)を適宜参照してください。


【過去記事】
・ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:
 小田急沿線自然ふれあい歩道-百合ヶ丘駅~新百合ヶ丘駅コース+麻生図書館編
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/57698386.html

【小澤城跡を巡る散歩道】
・小田急沿線自然ふれあい歩道:読売ランド前駅コース編
 【注意】このコース案内は小田急読売ランド前駅から時計回りに進みますが、
     この記事では反時計回りに散策します。
 http://www.odakyu.jp/walk/15/2.html

【地図画像】
・小田急読売ランド前~京王よみうりランド~新百合ヶ丘
 http://www31.ocn.ne.jp/~matsuo2000/shinyurimap11a.jpg









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上の画像は小田急線の線路と津久井道を跨ぐ歩道橋から撮影したもの。さも由緒のある藁屋根のお家が素敵です。そして、上の二枚目の画像の右側の道路がここいらでは小田急線に沿って走る津久井道、今回の順路は左側の道を進みます。尚、津久井道は小田急線鶴川駅の近傍で鶴川街道と合流し県道3号線としてはそのまま町田まで続いていますが、江戸時代からの本来の津久井道は鶴川から古淵・相模原・橋本を通って津久井に至る道だったとのことです(津久井道に関してご興味があれば過去記事を参照ください)。

・ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:五月台~栗平~平尾~古沢編(下)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58396082.html







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上の画像は同じ横断歩道から進路方向を撮ったもの。写っているのは良妻賢母の予備軍、日本女子大附属高校の才媛達。ピンクのブラウスに黒のパンツルックが「品格」を感じさせますね(笑)。そう、小田急読売ランド前駅は日本女子大付属中高の最寄り駅なのですよぉー。而して、日本女子大付属中高(一部大学)の施設は、ほぼ円形の里山の中腹から頂上にかっけて点在している。正に、これ戦国時代の山城です。

それにしても、このバス停を見るに、ここいら辺りでは「女子大」という普通名詞は「日本女子大」という固有名詞に使われているようです。そう言えば昔、京都大学の研究室に電話したら、上品そうな交換手の方が「もしもし大学です」と電話に出てくれたっけ。いやー、井の中の蛙というか、拡大された愛校心というか、勉強になります。

・日本女子大附属中学・高校
 http://www.jwu.ac.jp/hsc/

・神奈川県高校偏差値(私立)
 http://furo.fc2web.com/study-rank.html


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日本女子大附属中高から寺尾台に進みます。上の画像は日本女子大の入り口(山城の大手門前?)から進路方向を撮ったもの。画像右手の並木道の坂を登ります。下はその坂の風景。10分程進むだけなのに三枚目・四枚目の画像を見ると日本女子大附属中高のある山城の縁の地点から随分標高差がついたことがわかると思います。実際、10分で800メートルの移動、登った標高が30メートルとすると(30/800=sinθ=0.0375)、この坂の平均傾斜は2.2度程、なかなかエクササイズに向いた街だと思います。

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坂を登りきった辺りで右折するとまた別の里山が! そして、寺尾地区の誇る遺跡。寺尾台廃堂跡。説明書によると、もともと平安時代初期・9世紀前後の遺構とか。坂上田村麻呂(758年-811年)が蝦夷討伐に東国に下り、空海や最澄(各々、774年-835年・767年-822年)が国家護持の密教を打ち出した頃には、今でも里山が点在する、当時は東国の中でも恐らく辺境だったこの辺りに立派なお堂ができていたということ。感動です。

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と、歴史の面白さを噛み締めつつ、寺尾台から小澤城跡方面に向かいます。山は登ったら降りなければならない。上の画像が目指す「小澤城跡-巨大里山」方面を眺望したもの。画像の奥左手にほのかに見えるのは読売ランドの施設。その山伝いが次の目的地。寺尾台廃堂跡から小澤城跡までは2キロ弱の位置関係です。

下の画像。この工事し忘れたようなフェンスの隙間(?)から山道を5分ほど下ります。下の二枚目の画像に写っている茶色の掲示板と手前の階段の間の小道に急左折。間違っても、画像に写っている階段から真っ直ぐ続く道を進まないこと! ただ、道に迷っても結局ループ構造になっていてこの地点に戻ってくるだけなんですけどね。えっ、はい、私も一度やらかしました(笑)

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で、本当に陽の光も射さないような道を行き、そこで我々が見たものはぁー!

はい。普通の、川崎市多摩区の住宅街でした。

藤子・F・不二雄さんや川原泉さん、そして、西岸良平さんのマンがとは違い、陽の光も射さないような林道で時空が歪んでいるようなこともなかったらしく、ちゃんとセブンのバイト代は時給770円。日本改革のための大工事に邁進すべく頑張る麻生総理のポスターもいつものように<気合>充実。

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と、こちらも気合が充実してきた所で、

б(≧◇≦)ノ ・・・麻生総理断乎支持!

б(≧◇≦)ノ ・・・全国の保守改革派、団結せよ!

б(≧◇≦)ノ ・・・頑張りましょう!




というところで、適度な長さなので次回に続きます(;・ω・;)。






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テーマ : 我が街☆新百合ヶ丘
ジャンル : 地域情報




2008年9月の世界金融危機勃発以来、世界経済の回復の足取りもおぼつかない中、独り支那経済の回復が顕著らしい。例えば、朝日新聞は昨日8月2日の朝刊一面と二面を使い、「人民元 アジアに攻勢」「ベトナム国境での成功に自信 金融危機も好機」と、支那が人民元をアジアの基軸通貨化する動きに出ていることを報じているくらいですから。

確かに、支那が今年か遅くとも来年、GDPで日本を抜くことは確実でしょう。また、支那が世界最大の外貨準備高を保有する国であること、要は(「外貨準備高」の定義からも、また、為替変動が貿易収支に及ぼす死活的な影響から見ても、理論的には「貿易黒字」が「外貨準備高」を規定するわけではないのですが、簡単に「言っちゃえ!」ば)、支那が世界最大の貿易黒字国であることも事実。

けれど、①「多民族国家=支那」という現実、②その「多民族国家=支那」のコロラリーでもある国内経済格差と人権侵害の横行、更には、③中国共産党の一党独裁体制という本質的な支那の不安定さ、これらに起因するカントリーリスクを鑑みるならば、支那が世界経済の希望であると同時に世界経済の最大の不安定要因であることもまた事実。

まして、④早晩、2005年7月の「対ドルレート2%の切り上げ」などの小手先ではない、貿易収支の黒字幅に相応しい本格的な「人民元の切り上げ」が諸外国から要求されるだろうこと、⑤国内経済格差を踏まえた場合、支那は人口ほどには巨大な市場ではないこと、また、⑥ここ数年の日本企業の対支那純投資の鈍化低下に顕著な如く、支那は安い労働力を豊富に抱える魅力的生産拠点では最早なくなってしまっていること。更には、⑦「高付加価値」の商品を生産する能力の観点からは、支那はいまだに弱小なるプレヤーでしかない事実。これらを踏まえるならば、支那の経済的な快進撃は、上げ底された「怪進撃」でしかないと思います。

●支那経済の<死に至る病>?
(甲)カントリーリスクの世界最大級の「百貨店」
(乙)経済の上げ底構造による「快進撃=怪進撃」


では、この世界最大の人権侵害国にして世界最大の不安定要因。けれども、現下、<9・15>世界金融危機の後の世界経済の回復に占めるそのプレゼンスは小さくない支那。このChina as something ambivalent を我々日本の保守改革派はどう理解すればよいのでしょうか。而して、この論点を考える上で参考になる海外報道を目にしました、以下紹介。出典はFinancial Timesの ”China plans global role for renminbi”「支那、人民元の国際化/基軸通貨化に虎視眈々」(July 14 2009)です。

尚、英文法の事項に関して疑問を感じられた場合にはこちらを参照してください。


・『再出発の英文法』目次
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/4c90b691d5e0e53d8cb87f7803a437ce


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China has kick-started a major plan to internationalise the renminbi and the process is likely to be faster than many expect, according to HSBC.

If successful, this could lead to nearly $2,000bn in annual trade flows, or as much as 50 per cent of China’s total, being settled in renminbi each year by 2012, compared with less than 10 per cent today.

The move follows calls by China for the world to adopt a supranational currency to replace the dollar.

“China is beginning an ambitious scheme to raise the role of the renminbi in international trade and finance and to reduce reliance on the US dollar,” said Qu Hongbin, China chief economist at HSBC. ・・・


支那は人民元(renminbi)を国際的な取引にも使用可能にする計画の実行に着手した。而して、人民元の国際化への道程は大方の予想よりも急速に進むのではないか。そう、香港上海銀行(HSBC)は分析している。

もし、人民元の国際化が成功裏に進み、2012年まで毎年人民元の使用が促進されるとすれば、それは年間の取引ベースで2兆ドル近い【人民元の流通】実績に結びつくこと、すなわち、支那の貿易総額の50%が人民元で決済されることを意味する。これは現在の【人民元で決済される貿易総額の割合】10%に比べれば長足かつ急速の進歩と言うべきであろう。

人民元を国際化する動きは、支那政府の世界への呼びかけ、すなわち、ドルに替わる超国家的な基軸通貨(a supranational currency)を選択し直そうではないかという呼びかけを補完するものだ。

「支那政府は、国際貿易と国際金融取引における人民元の役割と機能を高めると同時に、米ドルに依存する度合を減らすための野心的な計画に着手した」と、HSBC支那地区首席エコノミストの屈宏斌氏は解説してくれた。(中略)


The bank estimated that Chinese gross domestic product could hit $4,700bn this year, implying it could overtake Japan as the world’s second-largest economy in 2010, while it was likely to overtake Germany as the world’s second-largest trading country by the end of the year.

China announced a pilot programme last week that expanded renminbi settlement agreements between Hong Kong and five major trading cities, including Guangzhou and Shanghai.

Furthermore, this year the People’s Bank of China has signed a total of Rmb650bn ($95bn) in bilateral currency swap agreements with six central banks: South Korea, Hong Kong, Malaysia, Indonesia, Belarus and Argentina.


而して、支那の国内総生産(gross domestic product:GDP)は今年、4兆7千億ドルの水準に到達するものと思われるけれども、そうなった場合、支那は2010年には世界第二位の経済規模を誇ってきた日本を追い抜き、また、2010年末までには世界第二位の貿易大国のドイツを抜きさることになる。HSBCはデータを踏まえてそう予想している。

支那は、先週【7月12日の週】、人民元立て決済を拡大する協定を広州市や上海市を含む5つの主要な貿易都市と香港との間で実施する、実験的施策の立ち上げを発表した。

加えて、今年、【支那の中央銀行たる】中国人民銀行(the People’s Bank of China)は、韓国・香港・マレーシア・インドネシア・ベラルーシ・アルゼンチンの6ヵ国の個々の中央銀行との間で総額6,500億人民元(950億ドル)に及ぶ二国間の通貨スワップ協定に署名した。


HSBC said China was still in talks with other central banks to form additional swap agreements and was likely to expand them to cover all the country’s trade with Asia, excluding Japan.

This would be followed by an expansion to take in other emerging countries, including those in the Middle East and Latin America, that needed renminbi to pay for their imports of Chinese manufactured goods.

“More than half of China’s total trade flows, primarily bilateral trade with emerging market countries, are likely to be settled in renminbi in the next three to five years,” said Mr Qu. “This means that nearly $2,000bn worth of cross-border trade flows would be settled in renminbi, making it one of the top three currencies used in global trade.”


更に、HSBCによれば、支那は【上記6ヵ国の】他の中央銀行とも二国間の通貨スワップ協定の締結を交渉中であり、支那は、日本を除くすべてのアジア諸国との貿易【決済実務】をカバーすべく、二国間の通貨スワップ協定の枠組みを拡大しようとしているとのことである。

而して、二国間の通貨スワップ協定は、中央アジアやラテンアメリカの新興国等台頭しつつある国々にも今後拡大される見込みだ。畢竟、それらの新興国は、支那製品を輸入する代金の決済に人民元を必要としているのだから。

「支那の年々の貿易総額の過半は、元来、新興国市場相手の二国間取引の結果なのだから、少なくともその【新興国相手の二国間取引の】部分に関する決済は向う3年から5年以内には人民元で行なわれるようになると考えるのが自然だ」。と、【HSBCの】屈氏は語ってくれた。「そのような事態の現出は、国境を跨いだ2兆ドル近い取引が今後は人民元で決済されることを意味している。ならば、人民元は【ドル・ユーロと並んで】国際貿易の中で使われる世界の三大通貨の一つになるのではないか」とも。






(2009年8月3日:yahoo版にアップロード)

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テーマ : 中国問題
ジャンル : 政治・経済

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2009年8月30日の総選挙。私はそれを「政権選択のための選挙-政治再生のための総選挙」と理解していますが、マスメディアやブログにはその位置づけに関して左右両翼から多様な主張が展開されているようです。例えば、外国人の地方参政権や二重国籍を認めようとする売国政権の誕生を許すのかどうかの選挙戦だ。あるいは、小泉構造改革路線、すなわち、「新自由主義-市場原理主義」を葬りされるかどうかがかかった選挙だ、等々。

もちろん、どのような事柄も「唯一絶対の意味=位置づけ」しかないということは寧ろ稀でしょうし、例えば、「売国政権の誕生の可否を問う総選挙」と「新自由主義の是非を問う総選挙」は二律背反的なものではおそらくない。けれども、総選挙の位置づけなるものが究極的にはその時にこの社会が抱えている社会思想的と社会政策的の課題を照射するものであるとすれば、今回の<8・30>総選挙に関してもその位置づけは真面目に検討されるべきことは疑いない。而して、その際には、少なくとも実証的観点、特に、経済の動向を踏まえた生活者の視角は必須ではないか、と。そう私は考えています。

蓋し、実証的な観点、国民の感じる暮らしやすさの視角からの考察を導入するならば、例えば、「集団的自衛権を認める政権か、憲法9条を守る政権かの選択」等、謂わば「正か邪か」式の、よく言えばラディカル(本質的)、悪く言えば自己の信ずる真理を単に告白するだけの不毛なイデオロギー論争に比べて少しは生産的な議論が可能になるかもしれない。畢竟、実証的な観点からの吟味検討は、独善的・教条主義的な<迷宮>から我々が我々の思索を解放する前提なのではないでしょうか。

また、実証的な観点からの吟味検討は、例えば、朝日新聞が2009年7月31日付の社説「論点 安心と負担④ めざす国のサイズを示せ」の中で述べた「国内総生産(GDP)に占める歳出、歳入の比率を比べると、経済協力開発機構(OECD)加盟30カ国中、日本はいずれも最も低いグループに属する。実は世界では米国に近い「小さな政府」なのだ。中くらいの水準の欧州諸国を参考にすれば、公共サービスの水準をもっと引き上げるという選択肢も今後は大いにありうる」という極めてミスリィーディングな記述を的確に咎める上でも不可欠。

実際、この朝日新聞の記述は「一般会計」のみを前提としており(国の地方財政計画や地方自治体の純歳入・純歳出を除いたとしても、「一般会計」の2倍規模の)「特別会計」を加味すれば(また、赤字国債の総額、そして、国の許認可権のGDPに対する影響等々フローだけではなくストックやシステムをも鑑みれば)朝日新聞の主張とは逆に(繰り返しますが、地方自治体分の歳入・歳出を除いたとしても)日本が旧ソ連も裸足で逃げ出すほどの<社会主義>に近い経済構造を持っていることは周知の事実なのですから。

而して、来る総選挙の位置づけに関して実に参考になる海外報道を目にしました。以下紹介します。出典はNew York Timesの”Economy Spells Trouble for Leading Party in Japan”「日本では経済の動向が与党の足枷になる模様」(July 19, 2009)です。紹介記事は「総選挙の帰趨は景気動向の関数」とまでは断言していないものの、自民党の経済政策における無能振りが民主党優位の情勢をもたらしたとする。民主党の経済政策に関するポテンシャルを過大評価している傾向はあるものの朝日新聞よりは遥か参考になると思います。



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・・・Japan has seen a broad upwelling of such frustration in recent years, and particularly since the beginning of the financial crisis last fall, which brought the unfamiliar sight here of mass layoffs and the unemployed tossed onto the streets. Now, the growing disillusion here seems to have reached a critical but long-elusive threshold: when Japanese voters go to the polls on Aug. 30 to vote in parliamentary elections, they appear almost certain to oust the Liberal Democrats from power for only the second time since 1955.・・・

With the Liberal Democrats looking unresponsive or downright incompetent, more voters now seem willing to give Japan’s untested opposition a shot at finding a way out of the nation’s stubborn economic morass. A poll published Wednesday by Yomiuri Shimbun, Japan’s largest newspaper, showed 30 percent of 1,047 respondents backing the opposition Democratic Party, versus 25 percent for the Liberal Democrats. ・・・


(前略)日本はここ数年、就中、昨秋の金融危機以降、その社会の広範な場面で【雇用の不安定と生活水準の低下に起因する政治への】不満が噴出するのを経験してきた。実際、世界金融危機によって、大量の一時解雇者や職を失い街頭に投げ出された人々という、この国ではかって見られなかった光景が繰り広げられた。而して、今やこの国では政治に対する幻滅は漸次拡大しており、決定的な変革の、かつ、そこにこれまで辿り着くことがなかった変革の臨界点に達したように見える。すなわち、8月30日の国会議員の選挙において、もしそうなれば自由民主党が政権を失うのは1955年以来二度目になるのだけれども、日本の有権者が自由民主党から政権を取り上げることはほとんど確実のことと思われる。(中略)

自由民主党が【有権者の政治への不満に対して】鈍感でとことん無能に見えることもあって有権者の過半は日本が今陥っている経済の泥沼から脱出することを、その力量は未知数ながら日本の野党に思い切ってまかせてみようと本気で考えているようだ。【7月15日】水曜日、日本最大の発行部数を誇る読売新聞が発表した世論調査によれば、その調査の1,047人の回答者の中で30%が野党の民主党を支持したのに対して自民党の支持者は25%にとどまったのだから。(中略)


Behind this brewing voter revolt is a grim new pessimism that has gripped this former industrial juggernaut. Japan’s economic situation has grown increasingly severe in recent years: the nation’s per capita gross domestic product declined from third highest in the world in 1991 to 18th last year, according to the World Bank. Average household income has also fallen from its peak in 1994 to a 19-year low of $58,000, in 2007, the Labor Ministry said.

A public opinion survey released Thursday by the government-financed Institute of Statistical Mathematics showed that 57 percent of 3,302 respondents said they expected their lives to get worse, with only 11 percent saying they would get better — almost the mirror opposite of replies to the same survey 30 years ago.

But it was the current global slowdown, threatening the livelihoods of Japanese young and old, that seemed to push people past the breaking point. Japan’s export-dependent economy fell more precipitously than those of other developed countries, contracting at an annualized rate of 15.2 percent in the first quarter of this year, its steepest decline on record.


この有権者の反乱の背景には、産業の分野でかって破壊的な力を見せつけてきたこの国を捉えて離さない、厳然たる、かつ、今までなかった新しいタイプの悲観主義が横たわっている。ここ数年、日本経済の置かれている状況は漸次その厳しさを増している。すなわち、世界銀行によれば、日本の一人当たり国内総生産(GDP:gross domestic product)は1991年には世界第3位であったものが昨年は18位にまで降下した。また、日本の厚生労働省によれば、平均家計所得も1994年をピークに低下し続けており、2007年には58,000ドルと19年振りの水準にまで縮小したとのこと。

日本政府出資の統計数理研究所が【7月16日】木曜日に発表した世論調査によれば、3,302人の回答者中の11%が今後暮らし向きは良くなるだろうと返答したにすぎないのに対して、57%の回答者は今後生活は苦しくなるだろうと答えた。この結果は実に30年前の同様の調査結果とほとんど正反対の結果なのである。

しかし、日本の有権者に今までなかった政権交代のルビコンを渡らせているかもしれないものは、現下の地球規模の経済の低迷、すなわち、日本の若年層と高齢者の暮らし向きを危うくしている世界規模の経済の不調である。輸出依存型の日本経済は、他の先進諸国の経済に比べてもその景気後退の度合いは凄まじく、今年の第一四半期(the first quarter of this year)における年率換算15.2%の縮小は、日本の経済活動において史上断トツの記録的な下げ幅だったのだから。


This has brought widespread pain and dislocation, as companies have laid off about 216,000 temporary and short-term workers since October, according to the Labor Ministry. The sight of hundreds of these newly jobless temporary workers protesting in central Tokyo early this year shocked a country unused to mass layoffs, and raised fears of growing social inequalities.

Anxieties are particularly acute about the future for Japan’s youth. In May, the unemployment rate for those aged 15 to 24, not including students, rose to 9 percent, according to the Internal Affairs Ministry, far higher than the 5.2 percent rate for all age groups. And this in a nation that for decades prided itself on having virtually no unemployment.

A national media storm was stirred up earlier this year when companies hurt by the downturn began rescinding job offers made to university seniors, the first time that had happened to any significant degree since the bursting of the real estate bubble in the late 1980s. That left thousands of students to graduate in April without jobs waiting for them — a career-threatening predicament in a country where large companies limit most of their hiring to university seniors.


世界金融危機に端を発する経済の低迷によって、例えば、厚生労働省によれば、昨年10月以来企業が216,000人の臨時および短期労働者を解雇する等、傷みと混乱がこの国を広範に覆うことになった。今年の初め、何百人もの新たに職を失った派遣労働者が東京の真ん中で抗議する光景は大量解雇に馴染みの薄いこの国に衝撃を与え、かつ、社会的不平等が拡大しているのではないかという恐れを強めることになった。

【雇用と不平等の拡大に関する】これらの懸念は日本の場合、特に、若年世代に関して深刻である。実際、総務省が発表した所では、この5月には学生を除く15歳から24歳の年齢層の失業率は9%に達したのだけれども、これは全世代を通算した失業率5.2%を遥かに上回る数字であった。しかも、この事態は、数十年間、実質的な失業率0%を誇ってきた国で起こっているのだ。

今年の年初、景気後退によって業績を悪化させた幾つもの企業が、大学4年生に対して出していた採用内定を撤回し始めた際には、この事態を巡ってこの国中のメディアを巻き込んだ一大報道合戦が巻き起こった。畢竟、業績不振に基づく大学生の採用内定取消などは、個々の企業の特殊な事例を除けば1980年代後半の不動産バブルの崩壊以来の出来事だったからである【KABU註:厳密には不動産バブル崩壊は1990年代初頭の出来事と考えるべきだと思われる。蓋し、株式市場は1989年12月の大納会の引け値で、史上最高値(日経平均3万8915円)を記録したが、1990年の大発会以来急落を開始したのだから。ただ、訳は原文に従った】。而して、数千人の学生が彼等を待つ仕事を持つことなくこの4月に卒業することになる-この事態は、大企業がその雇用をほぼ大学4年生に限定しているこの国では就職を巡る深刻な状況をもたらした。


One was Shiho, a 23-year-old resident of the western city of Kobe who asked that her family name not be used for fear of embarrassment. Last year as a senior in business management, she said, she got a job offer to be a white-collar worker at a large construction company. She said she even went to a training seminar at the company in December, only to have the offer withdrawn in January.

In a desperate scramble to find work before graduating in March, the end of the Japanese academic year, she took the only job she could find, as a uniformed receptionist at a golf course. She said she felt so ashamed that she stopped talking to many of her friends, and ignored their cellphone messages, until she found out that they had also settled for jobs they did not like.

“I feel betrayed,” she said. “I studied for university entrance exams, went to a good university, did everything I was supposed to do, and then this happens.”

She and other young Japanese talk in gloomy terms about the prospects for both their own careers and their nation overall. Many express fear of becoming another “lost generation” of youth like those in the late 1990s, condemned for years to part-time or short-term jobs, or forced to live off their parents.

Shiho said she and her friends believed that it was time for a change in Japan, though she admitted that young Japanese tended not to vote. But if she does vote, she said, it will not be for the Liberal Democrats, whom her parents supported. “If the Democratic Party is ready to try something new, then let’s give them a chance,” she said.・・・


シホ君はそのような元大学生の一人。西日本にある神戸市在住の23歳。彼女は彼女の姓はきまりが悪いので出さないで欲しいとのことだ。而して、経営学科の4年生だった昨年、彼女の言葉によれば、ある大手の建設会社から事務管理の職種(a white-collar worker)で採用内定をもらったとのこと。そして、12月にはこの会社の研修セミナーに出席していたけれども、1月の研修セミナーの際に採用内定取消の通告を受けたらしい。

日本の大学の学年末、すなわち、3月の卒業前に就職口を見つけるという絶望的かつ切羽詰った状況で彼女が見つけることができた唯一の職はゴルフ場の制服を着用する【総合職ではない】受付係だったとのこと。シホ君は、あまりの恥ずかしさのために多くの友人と口を聞くことができなくなり、友人達から送られてくる携帯メールも無視するようになったと語ってくれた。而して、彼女が友人達との関係を復活させることができたのは、友人達もまた彼等の意に沿わない職に就かざるを得なかったことに気づいてからだったとも。

「私は裏切られた気がしたんです」「私は大学に入学するために勉強し、良い大学に通い、その他、そうするようにと期待されたことはすべてやった。それなのに、この結果なんですから」とシホ君はその思いを吐露してくれた【KABU註:このよう、例えば、ICU卒生にしばしば見かける、社会と周囲に「他力本願&責任転嫁」の学生は景気の良否に関わらず<戦力>にならない、と。実は、バブル崩壊後の多くの企業は考えている。ただ、訳文のニュアンスは原文に従った】。

シホ君や他の若い日本人が今後のキャリアや彼等の国自体の将来の見通しを語る言葉は暗い。自分達が、何年間もパートタイムや派遣での雇用で働くことを強いられ、あるいは、親に生活の面倒も見てもらわざるを得ない1990年代後半の「ロストジェネレーション」の若者と同じようになるのではないかという危惧を口に出す者も少なくない。

シホ君は、もちろん、若者の投票率がそう高くない傾向があることは認めざるを得ないとしても、彼女や彼女の友人達は日本も変化すべきときだと本気で思っていると述べた。彼女自身は、しかし、断乎として投票するつもりだ、とも。而して、投票先は、彼女の両親が応援している自民党ではなく「もし、民主党がなにか新しいことを始める準備ができているのならば、我々は民主党にチャンスを与えたいと思う」とそう彼女は語ってくれた。(後略)


【参考記事】
・海外報道紹介☆速報-麻生総理衆議院解散!
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58448383.html

・海外報道紹介☆思想乏しき時代の政治に呻吟する日英の首相(上)(下)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58449674.html

・『再出発の英文法』目次-英文法で躓いた時にはどうぞ♪
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/4c90b691d5e0e53d8cb87f7803a437ce




(2009年8月1日:yahoo版にアップロード)

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