プレーバック:朝日新聞の「武道必須化」批判を反面教師に小論文指導☆これ平成19年度最低の社説か?




いよいよ「武道の必修化-必須化」がこの4月からと目前に迫った2012年1月現在、

>体育教師にこれら武道を教える経験が無い人が多いこと


を理由に「武道必須化」にネガティブな論調が、例えば、NHKや朝日新聞にまま見られるようです。而して、私は、「こんなんは民間企業ではありえへん忌避理由」だと思います。決まったことなら、とにかく納期に合わせなさい、と。何、甘えているの、と。

他方、「指導者の経験不足」としばしば併記される忌避理由としてこれまた、武道必須化反対論者の間で人口に膾炙している、事故が惹起する「武道の危険性」については如何。蓋し、もし、それを言うのなら、登下校時の交通事故の危険性の方が遙かに高いでしょうよ、と。しかし、つまり、公教育が家庭から子供を<略奪>して、学校空間に<幽閉>するシステムである以上、そして、そんな公教育の必要性がこの社会で広く容認されている以上、交通事故の危険性がゆえに公教育を止めようという主張を支持する人はそう多くはないということでしょう。

ならば、それとパラレルに、武道の危険性なども、もし、武道の効果との比較衡量において退けられる程度の<危険性>にすぎないとこの社会の大方の人が考えている以上(だからこそ、公的に「武道の必須化」が決まったわけでしょうからね、)、教育行政の現場を担う公務員は粛々と納期に合わせるべく額と脳髄に汗をかきなさいよ。と、そう私は考えます。

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加之、別に、今年の4月までに「初心者の教師に柔道の黒帯びや剣道の初段を取れ」と誰も言っているわけではないのです。他方、世界一ゴルフが上手い(上手かった)タイガー・ウッズにもレッスンプロがついていた。要は、実技者に求められる実技の経験や技量と、指導者に求められているそれは無関係とは言わないけれど、比例するようなものでは間違いなくないだろうから。と、そうも私は考えます。

蓋し、私は(その彼等の「反日」の意図というか「戦後民主主義」的の心性は十分すぎるほど分かりますが、)この忌避理由がなんで忌避理由になるのか、その教育論的な理路は全く理解できません。よって、彼等、例えば、NHKや朝日新聞等々の左翼・リベラル派に対しては、もっと素直に、「武道必須化は戦前の肯定につながる」とか、「武道必須化は「体罰」の容認や民主的な価値観の掘り崩しにつながる」とかとか<本音>だけで勝負されれば、と。そう言いたいです。

ちなみに、私も、瞬間風速的な紛れ当たりの1回を除けば、要は、「巡航速度」としてはTOEIC975点程度しか取れず、そう大きな口も叩ける立場ではないのですけれども、公立学校の高校教師でTOEIC860点を取れない人達が今でも多数派であり、中学教師に至っては70%が730点も取れないのです。で、取れたらなんやねんでもありますが。

畢竟、この英語教師の英語力の状況と体育を教える教師の武道の実技者としての経験の乏しさや技量水準を巡る状況はあんまり変わらないよね。と、そう私は考えます。而して、その考えを反芻・確認すべく4年4ヵ月前の記事を再度アップロードさせていただきました。

以下「註」の後、2007年9月6日にアップロードした自家記事転記。いやー、4年4ヵ月前も、やはり朝日新聞は「朝日新聞」ですね。つくづくその思いを深くしました。そして、今年2012年のセンター試験も目前、頑張れ、受験生諸君!



★註:公立学校教員の英語力


①ソース2点紹介
下記ノースによれば、概略、文部科学省は「「英語を使える日本人」育成に向けた文部科学省の行動計画」(平成15年3月策定)で、すべての英語教員に730点以上を求めているが、現実には、「英語教員のTOEICの平均スコアが中学560 点、高校620点」(2010年9月2日付け朝日新聞朝刊第24面 『リレーおぴにおん』「いいのか 学校英語(10)完」での千田潤一 氏のコメント)。

あるいは、「2007年度に行われたTOEICの公開テストで、実施時に行っている職業についてのアンケートで、小学校教員と答えた受験者の平均点が582点であることがわかった。中学校教員と答えた受験者の平均は682点、高校教員と答えた受験者の平均は745点」(国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)の調査)だったとのこと。

http://www.news-postseven.com/archives/20110216_12823.html
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/blog/node/2560


②上記ソースに関して、重要なことは「公立学校」の「英語教員」の「全国を網羅した」(全数調査はもとより、サンプル調査にせよ)「英語力の客観データ」(就中、TOEICデータ)は存在しないということです。

つまり、所詮、①で触れられているデータも、

()自発的にTOEICを受験した方だけの
()自己申告の職業欄をタグのキーとした
()英語の「教員」だけでなく、国語や美術や数学や体育も含む
「中学校教員」や「高校教員」すべての「教員」に関するデータにすぎないということです。

而して、少し古いですが、下記の記事が紹介する、2007年の文部科学省の調査が現在でも「公立学校/英語教員/全国を網羅した/客観的な英語力/調査」としては最新のもの、鴨。而して、その結論は、

「全国の公立中学校(10,079校)、高校(3,779校)を対象に、英語教師の語学力を調べた結果、TOEICで730点以上を取得している英語教師の割合は、中学で全体(22,862人)の24.8%、高校で全体(17,627人)の48.4%」だった由。

http://www.eigokyoikunews.com/news/20070322/12.html

尚、この後日談は以下参照(但し、この調査においても、被対象者は「選抜」(not 抽出! but指名!)もしくは「志願兵」です)。

http://wisdomofcrowdsjp.wordpress.com/2010/06/17/e067-2/


③都立高校の英語教員の方の研修を10年以上行ってきた私個のデータからは、
而して、①②をも鑑み、

・公立学校の高校の英語教員の平均点は700点前後、中央値は680点辺り
・公立学校の中学の英語教員の平均点は620点前後、中央値は600点辺り


と推測します。いずれにせよ、

>公立学校の高校教師でTOEIC860を取れない人達が今でも多数派
>公立学校の中学教師に至っては70%が730も取れない


という<現実>は動かない。と、そう私は考えます。



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== 朝日新聞社説「武道とダンス」☆平成19年度最低の社説か? ==

あと4ヵ月を残している今年平成19年、絶後ではないかもしれないが空前の社説が全国紙に掲載されました。朝日新聞社説「武道とダンス―必修にまですべきなのか」です。荒唐無稽な戦後民主主義の歴史観や社会観からものされたイデオロギー的に偏った社説。

蓋し、支那・韓国・北朝鮮の特定アジアのエージェントとして、日本を貶め日本の国益を毀損すること甚だしい<最悪の社説>は朝日新聞の場合珍しくはないけれど、小論文の作品として見た場合ここまで酷い<最低の社説>はそう拝めるものではない。正に、平成19年度の最低の社説。と、そう思いました。

いかに大学全入時代とはいえ、第一志望校群を目指す場合には厳しい少数激戦模様が昨今の大学入試。一般受験とAO入試、推薦入試を問わず9月に入り「小論文対策」や「現代国語対策」に本気で取り組み始めた受験生の方もこのブログの読者には何人かおられる。よって、<最低の小論文答案>というものがどういうものかを理解していただき、もって、各自の他山の石とすべくここにその朝日新聞社説を紹介することにしました。まずは、模範最低答案の本文。


●武道とダンス―必修にまですべきなのか

中学校の保健体育では、男女を問わず、柔道や剣道、相撲などの武道とダンスを必ず学ばせる。そんな方針が中央教育審議会の専門部会でまとまった。早ければ11年度から始まるという。

柔道や剣道が大好きな女子はたくさんいる。日ごろからダンスを楽しんでいる男子も少なくない。しかし、男子も女子もみんな武道とダンスをしなければならないとなると、どんなものだろうか。(中略)

武道もダンスも必修になる。昨年、約60年ぶりに改正された教育基本法に背中を押されたことが大きい。「伝統と文化の尊重」が盛り込まれたため、専門部会では「武道を必修にすべきだ」という意見が出ていた。専門部会の方針でも、「武道の学習を通じて我が国固有の伝統と文化に、より一層触れることができるよう指導の在り方を改善する」と述べられている。

もちろん、日本の伝統と文化に触れることは大切だ。しかし、それがただちに武道を学ばせることにつながるのだろうか。伝統や文化と一口に言っても、さまざまなものがある。武道を必修にして全員に教えれば、伝統や文化が身につくというほど単純なものではあるまい。(中略)

それにしても、学習指導要領で体育の必修の種目まで細かく決める必要があるのだろうか。幅広く教えたいという気持ちはわからないわけではないが、あれもこれもと詰め込まれては、子どもは消化しきれまい。文部科学省は大枠を示すにとどめ、具体的な選択は教育委員会や学校に任せてはどうだろう。

文科省や中央教育審議会には、もっと心を砕いてほしいことがある。今回の専門部会の方針でも、スポーツをする子とそうでない子に二極化している傾向や体力の低下が指摘されている。とりわけ、「体育嫌い」といわれる子どもが増えているのが気になる。体育の場合、うまくできないと、クラスの中で恥ずかしい思いをすることが少なくない。それがきっかけでスポーツから遠ざかってしまうケースも聞く。

苦手なことでも頑張れ、と教えるのは大切だが、それでスポーツ嫌いが増えたのでは何にもならない。学校の体育は、体力を高めるとともに、スポーツに親しませるのが大きな狙いだ。スポーツは楽しい。家に閉じこもってゲームをするより、体を動かすことの方がずっと気持ちがいいんだ。まず、そのことを子どもたちが実感できる授業への道筋を工夫してほしい。

(朝日新聞:2007年9月6日



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◆「武道とダンス」が最低の社説である理由


(甲)作品の主意と無関係な記述の混入
小論文指導の経験が少しでもある方なら誰しも一読して目につくポイントは、作品の主意とは異質な内容が無造作に組み入れられていることです。すなわち、第6段落から最後まで「文科省や中央教育審議会には、もっと心を砕いてほしいことがある・・・・家に閉じこもってゲームをするより、体を動かすことの方がずっと気持ちがいいんだ。まず、そのことを子どもたちが実感できる授業への道筋を工夫してほしい」は、学校の体育教育と無関係ではないがこの社説の主意「武道とダンス」との関連は薄く、この記述は論旨を不分明にする記述と言わざるをえません。

要は、「スポーツは楽しい。まず、そのことを子どもたちが実感できる授業への道筋を工夫してほしい」という主張は、「武道とダンスを学習指導要領で定めることの是非」に関してはニュートラルであり、この作品に盛り込む必然性は弱いということです。


(乙)思い込みによる批判対象の杜撰な紹介
更に、この作品は根拠も挙げず相手の主張を論駁しており、これまた致命的。具体的には、「日本の伝統と文化に触れることは大切だ。しかし、それがただちに武道を学ばせることにつながるのだろうか。伝統や文化と一口に言っても、さまざまなものがある。武道を必修にして全員に教えれば、伝統や文化が身につくというほど単純なものではあるまい」という箇所です。

確かに、朝日新聞の言辞は元気で小気味よいのですが、この作品のどこを見ても、「中央教育審議会の専門部会が「武道を必修にして全員に教えれば、伝統や文化が身につく」などと述べた」という情報は与えられていない。他方、論理的に「武道を学ばせることは日本の伝統と文化に触れること」であることは誰も否定しないでしょう。ならば、武道を必修にした中央教育審議会の理論は、

(1)新教育基本法に「伝統と文化の尊重」が盛り込まれた
(2)武道を学ばせることは日本の伝統と文化に触れることだ
(3)武道を必修にしよう


という常識的なものであるのに対して、
朝日新聞の主張は中央教育審議会の理路をあたかも

(1)新教育基本法に「伝統と文化の尊重」が盛り込まれた
(1ーb)武道は日本の伝統と文化の主要なものだ
(2)武道を学ばせるこは日本の伝統と文化に触れることだ
(2ーb)武道を学ばせれば伝統や文化が身につく
(3)武道を必修にしよう


と読み替えた上で、自分が勝手に想像の世界の中で作った「中央教育審議会の理路」を攻撃しているものにすぎないのです。いずれにせよ、大学入試の小論文においては、誰かの主張を批判しようとする場合、批判対象の主張は正確な引用やリライトによってきちんと復元し提示しなければなりません。

而して、朝日新聞のこの社説のような作品は「お宅なに様」ものの頭が高い答案として極めて低い評価しか与えられない。畢竟、受験生諸君は、けっして、こんな傲岸で杜撰な作品を書くことがないように十分注意してください。


(丙)根拠薄弱な自説の垂れ流し
最後に指摘する「根拠薄弱な自説の提示」は、高校生の小論文を添削指導していると頻繁に見かけるものであり、上の(甲)(乙)ほど致命的な減点になるわけではありませんが、だからこそそれは意識して直さなければ受験本番でも「ついつい悪い癖」がでかねない厄介なタイプのミスです。

具体的には「それにしても、学習指導要領で体育の必修の種目まで細かく決める必要があるのだろうか。幅広く教えたいという気持ちはわからないわけではないが、あれもこれもと詰め込まれては、子どもは消化しきれまい。文部科学省は大枠を示すにとどめ、具体的な選択は教育委員会や学校に任せてはどうだろう」の箇所。この主張をサポートする根拠を朝日新聞の社説子はこの作品のどこにも書いていないのです。

これを称して、「根拠薄弱な自説の垂れ流し」と私は呼ぶのですが、蓋し、このタイプのミスを犯すということは朝日新聞の社説子などの小論文作成能力は、日本の平均的な高校生とあまり変わらないということかもしれません。けれども、それはそれで困ったことだと思います。支那の走狗とはいえ、朝日新聞を日本の新聞社とまだ考えている人も世界にはおられるでしょう、而して、朝日新聞が支那の走狗であることをまだ知らない読者から見れば、一応、日本の全国紙の社説の国語のレヴェルがその国の平均的な高校生程度の国語のレヴェルとあまり変わらないことは日本の恥辱になりかねないからです。

蓋し、(A案)朝日新聞には一刻も早く(かつ、納期を決めて)日本語による論理的思考能力を向上していただくか、(B案)「朝日新聞が支那の走狗であり、支那政府が管轄する日本語新聞であること。而して、その日本語のレヴェルの低さは日本とは無関係であること」を正直にカミングアウトしていただだくか、この両案のいずれか(あるいは両方)を可及的速やかに選択して実行していただきたいものだ。私は日本国民の一人としてそう願っています。

(海馬之玄関:2007年9月6日アップロード記事)


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木花咲耶姫


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