民主党の目眩まし内閣改造の中、自民党、党方針最終案を決定-自民党、敗れたり、鴨?




「日本の存亡をかけた政治決戦の年」自民党24年方針最終案

自民党の平成24年運動方針の最終案が12日、判明した。今年を「日本の存亡をかけた政治決戦の年」として、衆院解散に追い込み、政権奪還を目指す決意を強調している。22日に都内で開催する党大会で正式決定する。

保守政党としての姿勢を鮮明に打ち出すため、17年に発表した「新憲法草案」を踏まえ、新たな憲法改正案を策定し、国会提出を目指すことも明記した。また、「地域こそが保守の原点」として、東日本大震災で世界各国から評価された絆の大切さなどを強調している。このほか、橋下徹大阪市長が提唱する「大阪都構想」を念頭に、道州制や大都市制度の検討も重要政策に掲げた。

民主党の21年衆院選マニフェスト(政権公約)に対しては「国民への説明もないままほとんどが撤回された」と批判し、対決姿勢を強調している。

(産経ニュース・2012年1月12日)


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民主党政権による「目眩ましの内閣改造」が翌日に予定されていた昨日、自民党がその「24年方針最終案」をリリースしたらしい。それを報じる記事に接したとき、「「日本の存亡をかけた政治決戦の年」自民党24年方針最終案」というリードを見て嬉しかった。つまり、「いよいよ自民党がその当座最終的なものとなる政策案を決定」したのね、と。

而して、「こいつぁ春から縁起が良いわい」程ではないにせよ、些か、喜ばしいもの、勇気づけられるものを感じた分、400字原稿用紙1枚足らずのこの341字の本文を読み終えた後の落胆は小さくありませんでした。願わくば、この「運動方針案」が自民党に対する国民・有権者の支持を最終的に引き離す「最後の藁一本:the last straw」にならないことを祈るのみ、鴨。尚、自民党の現執行部に対する私の評価、若しくは、新執行部への期待に関しては下記拙稿をご参照ください。

しょぼん。しょんぼり。(><)


It is the last straw that breaks the camel's back.

(最後の藁一本が駱駝の背を折る)    

・谷垣さん、海外旅行に行きたいなら自民党総裁を辞めてからにしなさい!
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/60969736.html

・稲田朋美氏を総裁にの声について考える
 -「真正保守」なるものは百害あって一利くらいのものでしょう
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/60961253.html

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蓋し、ことほど左様にこの「自民党24年方針最終案」は酷い。そう思います。
なぜならば、それは総論のみのものだから。

すなわち、それが「方針の骨子」にせよ、最低でも、

例えば、()外交における日米枢軸関係の強化ための具体策とマイルストーン。並びに、()内政においては、現下、(a)焦眉の急のアジェンダである景気対策、すなわち、成長戦略の具体案とマイルストーン、更には、(b)税制・社会保障の改革の片手落ちの具体案とマイルストーン、そして、(c)「地域こそが保守の原点」と謳ったのなら尚更、地方再生に向けた産業構造の転換の指針と具体案とマイルストーン。加之、()統治機構の制度面での、国会の議員定数是正および定数削減、公務員の大幅削減の指針と具体案とマイルストーンは、   


「必修科目-必須事項」だったのではなかろうか。今年、<2011年3月11日午後2時46分>の翌年の2012年を「日本の存亡をかけた政治決戦の年」と自民党が位置づけるのなら、一層そうであったのではないか。と、そう私は考えます。

要は、この「24年方針最終案」は、現下の現在のこの国の惨状に真面目に対面していないのではないか。蓋し、「反日」などという(歌舞伎の敵役よろしき)艶っぽいレベルを突き破る民主党政権の凄まじい無能がもたらした惨状、そして、その現状に対する自己の責任を糊塗・回避しようとする(歌舞伎の敵役をも赤面させる程の)姑息な厚顔無恥な民主党政権幹部の言説によって、東日本大震災の復興が遅々として進まないことに赤裸々なように、ただただ無為に時間が過ぎ去っているだけの現下のシュールな惨状を自民党は直視できていないのではないでしょうか。

畢竟、「24年方針最終案」なるものは、現下の現在の日本における、国民の窮状と国家の危機にどう対処するかに関して、初手が欠落している。それは、単に、党内融和を優先した(対外的には、民主党の自滅による)棚ボタでの政権再交代を狙った時間稼ぎのためだけの最終案ではないのか。と、私にはそう思われました。下手をするとどころか、真面目に、この自民党の「24年方針最終案」は「自民党」という政党としての最後の年度方針案になりかねないよね、とも。


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蓋し、この「24年方針最終案」なるものを出した自民党とその現総裁は、今年が「日本の存亡をかけた政治決戦の年」すなわち<関ヶ原>であることを正しく認識してはいたのかもしれないけれど、そう、西軍の総大将就任要請を受託しながらも、自身は(寄り合い所帯の)東軍の分裂/自滅を期待・予想してか、本営の大坂城から一歩も動かなかった毛利輝元の如きものではないでしょうか。而して、その結果は「ancient history, a matter of history:周知の事柄」。分裂/自滅したのは、寧ろ、西軍の方だった。ならば、マルクスが『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』(1852-1869)の劈頭で述べている如く、今回の<関ヶ原>を巡っても「歴史は繰り返す」の、鴨。

蓋し、この無能な総大将を戴いたばかりに、京は六条河原の刑場の露と消えた治部少輔・石田三成こそいい迷惑。彼は、おそらく、「ベンチがアホやから野球がでけへん」と呟いて引退に追い込まれた某阪神タイガースの長身イケメンのピッチャーと同様の心境だったの、鴨。所詮、鹿を中原に逐う権力闘争において「棚ボタ」での勝利など僥倖としてさえもあり得へんということではないでしょうか。<関ヶ原>の故事を反芻しつつ私はそう感じざるを得ません。些か春秋の筆法になるけれど、「自民党の敗北は、民主党政権の内閣改造の茶番の前にリリースされた「24年方針最終案」によって決定した」ことになるの、鴨とも。

尚、本稿の私の認識の基盤に関しては下記拙稿を併せてご一読いただければ嬉しいです。

・消費増税法案☆首相「不成立なら解散」と首相経験者に伝える? 
 なに言ってんの、増税前に下野か解散でしょうよ!
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/60961380.html

・政権奪還の順路☆自民党に期待すること/期待すべきではないこと
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/60891539.html

・橋下市長を「応援」する理由-規定演技で合格点を取れなきゃ保守も反日もないですよ
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/60951259.html


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