大谷浩樹・新築マンション高線量「急な健康被害出ず」が照射する、脱原発論のファシズム的性格



【放射能漏れ】新築マンション高線量「急な健康被害出ず」

福島県二本松市の新築マンションで放射性物質に汚染されたコンクリートが使われていた問題で、首都大学東京の大谷浩樹准教授(放射線防護)に聞いた。

 Q 問題のマンションの放射線量は時間とともにどの程度減少するか
 A コンクリート内部の汚染は雨などの自然条件で放射性物質は流れないので、半減期30年で減衰するのを待つしかない。

 Q 原子力安全委員会が使用する「室内で1日16時間生活」で計算した場合、年間の最大被曝量はどれくらいか
 A 1年間を過ごした場合、約10.16ミリシーベルトになる

 Q 年間10.16ミリシーベルトの被曝は人体へどのような影響があるのか
 A 年間10ミリシーベルトでは急に健康に影響が出る値ではない。この程度の外部被曝を原因とするがんの発生率も限りなくゼロに近い。また、女性の妊娠への影響も年間10ミリシーベルト程度では考えられない。

 Q 問題のマンション内部の放射線量を下げる(除染する)ためにはどうすればよい
 A 内部に放射性物質が含まれているコンクリートについて、表面から除染をするのは不可能。取り壊して汚染コンクリートを取り除くしかない。ただ、マンションの所有者のことを考えると、第三者が取り壊せというのは一方的なことなので配慮が必要だ。

 Q このマンション近くの住民への影響や、子供が通学路として前を通ってもいいか
 A このレベルの放射線量では子供の健康にも影響はない。近隣の建物は壁などで放射線が遮られ、また、通行者は一日中その場所にとどまるわけではなく問題ない。

 Q 問題の砕石は道路補修などにも使用されたが、何か注意が必要か
 A 道路の補修に使用されても、アスファルトの下にある場合は遮蔽され、線量が低くなっている。毎日通ったとしても健康被害はない。

 Q 原発事故後に稲わらや堆肥など、屋外で保管されていたものから放射性物質が検出される問題が相次いで発覚している
 A 原発事故後の屋外での保管状況を十分に把握した上で、「放射性物質が付着しているかどうか」を判断することが大切。また、除染の際は水で流す、表土を取ることが基本と考えてよいが、状況によって常に最善の除染方法を考えることが重要だ。


(産経新聞・2012.1.18 00:51

 http://sankei.jp.msn.com/smp/affairs/news/120118/dst12011800540001-s.htm


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と、専門家の首都大学東京の大谷浩樹准教授(放射線防護)の話ですが、私は、この一問一答のインタビューで、さも、「放射線被曝は危険ではない」、就中、「低線量放射線/積年/平準/被爆は有益無害だ」とか言いたいのではありません。

ただ、それは、そう騒ぐほどの危険性はないのだろう。ならば、低線量放射線積年平準被爆の危険性は、他の社会的利便との比較衡量においては、タバコの受動喫煙や排気ガス等々のリスクと同様に、実証科学的の見地から合理的な範囲で処置するのが、これまた、社会的な観点からは合理的であり、結局、正義に適った道ではないでしょうか。そう言いたいのです。

而して、これはあるブログ仲間が書いておられたのですが、

こういう事実に基づいた話が通用しなくなった結果
「あの戦争に突入するようになってしまった」 
わけなんですよね・・・。


大谷浩樹准教授のインタビューのようなこういう事実に基づいた話は、
論理的なもの合理的なものと感じられるのですが、
今はもうこういう話をすると

「東電や政府の回し者」
ってことになって、山本太郎辺りにかかると
「そういうことをいうと、どういう見返りが貰えるんですか」
なんて事まで言われてしまうわけですからね・・・・・・・・・・


http://blogs.yahoo.co.jp/master3511/39386492.html


という状況にこの社会はあるの、鴨。そう、秋であるか秋でないかにかかわらず、「唇寒し世間の風」を覚える状況に今の日本は陥ってはいないか。風評被害が蔓延する世相を、あるいは、原子力発電所のストレステスト結果を検討する政府系機関の会議を、プロ市民が暴力で妨害・阻止しても刑事事件にさえならないこの社会の現状を見るに、私はそう思わずにはいられないです。そう、軍靴の足音ならぬ、カルト的のファシズムの足音が聞こえる、と。

1933年に全権をナチスが、しかも、議会制民主主義の手続きを通して掌握した悪夢や、白昼堂々と行われた支那共産党による天安門での武力弾圧を今の日本社会は「アウトオブファッションの悪趣味な冗談」とばかりは言っていられない、鴨とも。否、脱原発論は、民主主義的の手続きを踏んだ、あるいは、法の手続きを踏んだ(もちろん、小平先生の如き優秀な指導者は存在するも、支那に「法治」があるとは思いませんが、)ナチスや支那の共産党よりも遙かに<ファシズム>的性格が濃厚なの、鴨とも。


蓋し、原発論議の特徴は、原発容認のこちら側がどんどん、粛々と、事実を提示して行くのに対して、相手の脱原発論者はいよいよ、益々、危惧を呟く詩的言辞を多用していくこと。これこそ、彼等が、反民主主義的であることの証左でしょう。

おそらく、民主主義なるものは、①あらかじめ定められた討議のルールに則った、②理性的-合理的な、③価値判断と事実判断の違いを弁えた、対論の積み重ねによって政治を動かそうとするアイデアに他ならないのでしょうから。と、そう私は考えます。

尚、脱原発論の非民主主義性と、それが、ルソーやマルクスの如き(人間の万能観・理性の万能観・権力や国家や憲法の万能観が憑依した)羊の皮を被った狼、すなわち、疑似科学万能論の皮を被ったカルト的なファシズムにすぎないことに関しては下記拙稿をご一読いただければ嬉しいです。

・放射能の恐怖から解脱して可及的速やかに<原発立国>に回帰せよ!
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/60935787.html

・放射能と国家-脱原発論は<権力の万能感>と戯れる、民主主義の敵である
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/60908495.html

・民主主義の意味と限界-脱原発論と原発論の脱構築
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/60588722.html


そして、大谷浩樹さんのインタビューと同様、専門家からの実証的・合理的な情報発信に関しては下記旧稿をご参照ください。繰り返しの指摘になりますが、これらを通して、脱原発論の非科学性と反民主主義性、すなわち、カルト性とファシズム性が、そう、正月に子供が興じる「あぶり出しの絵や文字」の如くクッキリと浮かび上がってくるのを誰しも感じると思いますから。

・高田純教授「福島県民は誰も甲状腺がんにならない」
 -放射能狂騒状態の宴の終了を告げる鐘音
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/60985668.html

・チェルノブイリ原発事故で最大の被害をもたらしたものは何か
 -放射能狂騒終了の鐘は鳴り響く(上)(下)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/60986864.html


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