安倍総理の逆襲-「従軍慰安婦」という空中楼閣に依拠したNew York Timesの自民党新総裁紹介記事(下)




Now, therefore, be it
Resolved, That it is the sense of the House of Representatives that the Government of Japan--
(1) should formally acknowledge, apologize, and accept historical responsibility in a clear and unequivocal manner for its Imperial Armed Force's coercion of young women into sexual slavery, known to the world as `comfort women', during its colonial and wartime occupation of Asia and the Pacific Islands from the 1930s through the duration of World War II;
(2) should have this official apology given as a public statement presented by the Prime Minister of Japan in his official capacity;
(3) should clearly and publicly refute any claims that the sexual enslavement and trafficking of the `comfort women' for the Japanese Imperial Armed Forces never occurred; and
(4) should educate current and future generations about this horrible crime while following the recommendations of the international community with respect to the `comfort women'.

(下院は日本政府が次のことを行うべきと考え、そう決議する。すなわち、
(1) 1930年代から第二次世界大戦の全期間に亘り、アジアの植民地支配と戦時に太平洋諸島を占領しているた戦時に、日本帝国の軍隊が強制力を行使し若い女性を性奴隷にしたことを(その性奴隷とは、現在では「従軍慰安婦」としてすっかり知れ渡っているのだが、)公式、かつ、平明・明瞭なやり方で認め謝罪すべきであり、また、そのような事実に対する歴史的な責任を受入れるべきであると、
(2) 首相の公的な資格に基づた公式な謝罪を行い、かつ、それは【文書の形式で】公表されるべきであると、
(3) 日本帝国の軍隊のための【若い女性の】性奴隷化や「従軍慰安婦」の人身売買など存在したことはないという主張を明確かつ公式に否定すべきであると、
(4) 国際社会のすすめに従い、「従軍慰安婦」を巡るこの恐るべき犯罪のことを現在および将来の世代に対して教育すべきであると。)


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転記・翻訳していても失笑を禁じ得ませんが、太平洋をまたいでなされたこれらの大がかりな戯言もまた、しかし、必ずしもNew York Timesやアメリカ下院の不勉強、あるいは、アメリカにおける親支那/親韓国勢力による勤勉なロビー活動の成果というだけではありません。蓋し、このような大がかりな国際的な<悪い冗談>の源泉は「河野談話」である。

蓋し、「河野談話」によって(それは閣議決定もなされていない、時の官庁長官の私的談話にすぎないのですが、その私的談話によってあたかも、)日本政府が所謂「従軍慰安婦」なるものの存在を認めたとも思われていること。これがこの<悪い冗談>の蔓延の病根であろう。と、そう私は考えます。

所謂「従軍慰安婦」なるものなどは左翼・リベラル派がその脳内で編み上げた<空中楼閣>にすぎない。そして、もちろん、その「河野談話」が出されるについて朝日新聞の誤報が決定的な役割を果たしたことは、最早、周知の事実。しかし、こと国と国との間の紛争としてこの問題を捉える場合、その病根は「河野談話」に収斂する。

この認識は「盗人猛々しい」あるいは「マッチポンプ」という表現がぴったりの次の朝日新聞社説(2012年9月27日付け社説)、および、所謂「従軍慰安婦」なるものが<空中楼閣>でしかないことが露呈した段階で出された有名な朝日新聞の<強弁>自体が逆照射しているの、鴨。


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▼安倍新総裁の自民党―不安ぬぐう外交論を

自民党総裁選は、40年ぶりの決選投票をへて、安倍晋三元首相が当選を決めた。5年前の参院選で惨敗後、首相だった安倍氏は突然、政権を投げ出した。その引き金となった腸の難病は新薬で克服したというが、政権放り出しに対する批判は安倍氏の重い足かせだった。それが一転、結党以来の総裁再登板を果たしたのはなぜなのか。

◆「強い日本」を前面に
もともと安倍氏は本命視されていなかった。・・・いわば消去法的な選択といっていい。 さらに領土問題で中韓との関係がきしんでいなければ、再登板はなかったかもしれない。「強い日本」を唱える安倍氏の姿勢が、中韓の行き過ぎたふるまいにいらだつ空気と響きあったのは確かだ。「尖閣諸島は国家意思として断固守る」として、避難港を造るなど管理の強化を訴える。

慰安婦問題で旧日本軍の関与を認めた河野官房長官談話や、「植民地支配と侵略への反省とおわび」を表明した村山首相談話を見直すと主張している。首相になった場合の靖国神社参拝にも意欲を示す。

ナショナリズムにアクセルを踏み込むような主張は、一部の保守層に根強い考え方だ。だが、総選挙後にもし安倍政権ができて、これらを実行に移すとなればどうなるか。大きな不安を禁じえない。隣国との緊張がより高まるのはもちろんだが、それだけではない。

前回の首相在任中を思い出してほしい。5年前、慰安婦に対する強制性を否定した安倍氏の発言は、米下院や欧州議会による日本政府への謝罪要求決議につながった。靖国参拝をふくめ、「歴史」に真正面から向き合わず、戦前の反省がない。政治指導者の言動が国際社会からそう見られれば、日本の信用を傷つける。(後略)


(朝日新聞・2012年9月27日:下線はKABUによるもの)


▼従軍慰安婦 消せない事実

吉田清治氏は八三年に、「軍の命令により朝鮮・済州島で慰安婦狩りを行い、女性二百五人を無理やり連行した」とする本を出版していた。慰安婦訴訟をきっかけに再び注目を集め、朝日新聞などいくつかのメディアに登場したが、間もなくこの証言を疑問視する声が上がった。済州島の人たちからも、氏の著述を裏付ける証言は出ておらず、真偽は確認できない。吉田氏は「自分の体験をそのまま書いた」と話すが、「反論するつもりはない」として、関係者の氏名などデータの提供を拒んでいる。


(朝日新聞・1997年3月31日:下線はKABUによるもの)


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上で引用した「従軍慰安婦 消せない事実」を読めば、「真偽は確認できない」にも関わらず<消せない事実>なるものは、最早、「事実」などではなく朝日新聞の妄想や願望、「従軍慰安婦なるものが存在していたのであれば嬉しい」という妄想や願望でしかないことは自明であろうと思います。

それは、英文法の事柄に喩えれば、「願望」や「要求」を表す従属節たる名詞節中の仮定法現在なの、鴨。でもね、(下記例文参照。)それは「過去の事実に反する願望や嘆き・自虐」を示唆する仮定法過去完了と紙一重でないかい? ちなみに、前者の述語動詞に仮定法現在の構文を取る動詞は「ask, recommend, require」、形容詞は「desirable, essential」が頻出のものですよ。と、TOEIC受験者のためのワンポイントアドバイスでした(笑)。閑話休題。

It is necessary/essential
that Japan have the "comfort women-system" in those days.
 ↓ ↓ ↓
I wish that Japan had had the "comfort women-system" in those days.


確かに今のところ「真偽は確認できない」にせよ、
日本が所謂「従軍慰安婦」なるものを組織的に運用していなかったはずはないだろう。
 ↓ ↓ ↓
確かに最早「真偽は明かになっている」にせよ、左翼・リベラル派にとっては、もし、
日本が所謂「従軍慰安婦」なるものを組織的に運用していたのであればありがたいのに、
ぐっすん(涙)


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蓋し、所謂「従軍慰安婦」なるものを巡る<悪い冗談>の蔓延を見るとき、日本と特定アジアとの間の本当の障壁は所謂「従軍慰安婦」なるものや首相の靖国神社参拝自体ではなく、むしろ、それら本来はなんら問題ではない事柄を日本自体が<問題>と捉え、支那や韓国に遠慮していることなのではないでしょうか。

例えば、国際法律家委員会(ICJ)が著した噴飯ものの、しかし、著者達はおそらく大真面目に著した報告書、『国際法からみた「従軍慰安婦」問題』(明石書店・1995年3月:原題"Comfort Women-an unfinished ordeal:Report of a Mission,"1994)等に目を通すとき、私はそう確信するのです。

なぜならば、表紙・奥付を含め全247頁の『国際法からみた「従軍慰安婦」問題』の内216頁は歴史的事実とは無縁の<空中楼閣>的妄想の羅列であり、全10章の中で唯一章、法的考察が展開されている「第9章:法的問題」も、戦争被害に対する個人請求権という考察の基盤となる論点で現行の国際法の運用とは無縁の、<地球市民>なるものと近しい一種のカルト的教義を採用しているから。

畢竟、本書については「国際法からみた」という同書のタイトルに含まれた形容句は羊頭狗肉の類にすぎない。ことほど左様に、繰り返しますけれど、日本と特定アジアとの間の本当の障壁は、

所謂「従軍慰安婦」なるものや首相の靖国神社参拝自体ではない
本来はなんら問題ではないそれらの事柄を日本自体が<問題>と捉えていることだ


と、そう私は考えるのです。けれども、所謂「従軍慰安婦」にせよ首相の靖国神社参拝にせよ、上で紹介したように(特定諸国の領域を越えて、アメリカの有力紙やアメリカの議会にまでその弊害が蔓延している事態を鑑みるに、)ことここに至っては、日本側が心を入れ替えて「本来はなんら問題ではない事柄を<問題>と捉えることを止める」としても短期間での問題の解決は難しいの、鴨。而して、ならば、このような<悪い冗談>の撲滅のためにも、日本は安倍総理が論じておられるように、

①「河野談話」を正式に否定し、②朝日新聞の件の誤報も含めて「河野談話」なるものが世間と世界に出された経緯を国会が設ける専門機関で詳らかにすること、そして、③そのすべての調査結果を公開し、④国内外に向けて発信すること。


所謂「従軍慰安婦」なるものを巡る<悪い冗談>をこの世から消し去るにはこの線で日本自身が一汗かく必要があるの、鴨。と、そう私は考えます。尚、この所謂「従軍慰安婦」なるものを巡る私の基本的理解については下記拙稿をご参照いただければ嬉しいです。

・石原知事-橋下市長が「河野談話」を一刀両断
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/61346852.html

・「従軍慰安婦」問題-完封マニュアル(上)~(下)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/60931202.html


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安倍晋三、靖国参拝表明しない模様 側近「さすがにこの状況下では無理」

1 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2012/11/20(火) 20:29:16.72 ID:Rjl4ziJw0 ?PLT(12002) ポイント特典安倍氏が総理返り咲きを果たすと厄介な問題が待ち受ける。先の自民党総裁

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