自民党役員人事☆早くも<麻生・197票>の威力炸裂!

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早くも。麻生太郎ローゼン閣下が獲得した<197票>の威力がものを言い始めました。今日発表された自民党党役員人事のことです。まだ、速報段階ですが、

幹事長  :伊吹文明(伊吹派-麻生氏との仲は△)
政調会長 :谷垣禎一(谷垣派-麻生氏との仲は×)
総務会長 :二階俊博 (二階派-麻生氏との仲は○)
国対委員長:大島理森(高村派-麻生氏との仲は○)
選挙総局長:古賀誠 (古賀派-麻生氏との仲は×××)

★古賀誠氏の役職は選挙総局長ではなく、総局長と同じ
「党三役」格の新設の「選挙対策委員長」ということです。
(午後1時30分追記)


報道によれば、福田総裁は「当初、古賀氏を幹事長もしくは総務会長の起用を考えていたが、選挙を取り仕切る選挙総局長のポジションを希望した」とのこと。全く想像ですが、この背景には次の構図があったと思います。

(甲)麻生氏の協力を決定的に失う「古賀幹事長」や「古賀総務会長」は無理だ
(乙)総裁は「実質的」にも、幹事長・総務会長・政調会長をの党三役になれば
  「形式的に派閥を脱退する」という内規があり、
   古賀氏が古賀派を脱退すれば古賀派の実権を失うことが
   ほぼ確実であったこと
(丙)選挙の公認を実質上決める「選挙総局長」のポジションであれば、
   古賀派内部のアンチ古賀分子や麻生支持勢力、小泉チルドレンに対して
  (小泉チルドレンを「人質」にして平成の大宰相・小泉純一郎元首相自身
   にも)にらみがきく


昨日、2007年9月23日の自民党総裁選では、町村派・谷垣派・二階派、以外の派閥はことごとく、麻生支持と福田支持に分裂しました。特に、伊吹・山崎・古賀の三派は「派閥」の呈をなくした。また、高村派は安倍後継たる麻生氏に親近感があり「確信犯」的に麻生氏に流れた模様。而して、新聞報道(★本稿末尾参照)、および、昨夜情報収集を行った感覚では、麻生ローゼン閣下への雪崩現象の実体を私はこう推測しています(尚、私の事前の予測に関してか下記拙稿を参照ください)。


●麻生候補に投票した割合:
(派閥:総議員数→麻生氏に投票した議員数)
・伊吹派(25名→18名)
・山崎派(38名→20名)
・古賀派(46名→20名)
・高村派(16名→12名)



自民党総裁選挙de国会議員197票★凄いぞ麻生太郎ローゼン閣下!(9月23日)

自民党総裁選☆麻生太郎幹事長応援マニュアル(9月18日)

つまり、派閥一体となって福田支持にまとめたとは程遠い、古賀氏自身、福田総裁に「幹事長を寄越せ」とは胸をはって言えるような立場ではなく、更に、昨年の安倍政権発足時に、当時の丹羽・古賀派の丹羽雄哉氏が総務会長に就任した際、古賀氏自身がその腹心の太田誠一氏等を使い、丹羽-古賀派から古賀派に衣替えして派閥の実権を奪ったように、もし、幹事長や総務会長に古賀氏が就任した場合、古賀氏自身が派閥から干される危機感があった。

加えて、古賀誠-山崎拓-国賊・加藤紘一の三羽烏の一角を党三役として重用すれば、得票197票がその後背に燦然と輝く、我らが麻生太郎前幹事長からの協力が得られないことも確実(これが、谷垣禎一氏が「幹事長」を射止められず、政調会長に廻った理由の一つでもあるでしょう)。蓋し、これらの事情により、古賀氏は「自主的に」(笑)-幹事長・総務会長の辞退という-「名誉ある撤退」を選択されたのだと想像します。どんど晴れ♪

しかも、(参議院自民党の役員を除く)党5役のうち、なんと、2.5人が麻生人脈というのは凄いです。これこそ、

早くも<麻生・197票>の威力炸裂!



さあ、内閣の構成が楽しみだ。願わくば、麻生氏自体は今回は無役にとどまり、而して、(副大臣・政務官・次官を含め)麻生支持の議員を可能な限り政府に送り込み経験を積んでいただくことになれば言うことなし。

けれど、政治は権力闘争。132名全員が福田政権から排除されることもありうる。それでも(文句は一応言うべきだけれど)文句を言える筋合いではないし、正直、福田政権とのかかわりは「お付あい程度」にするのが賢いでしょう。

なーに、そうなってもならなくとも、つまり、政権から締め出されたとしても、そうでなくともこの1年くらい麻生支持勢力の132名は、(1)しっかり政策を練磨し、(2)選挙区といわず、全国を廻り、かつ、(3)安倍政権がそれにより頓死のやむなきに至った轍を踏まないように、

・官邸と政権の情報危機管理能力の確保
・わかりやすく、はっきりと情報を国民に伝える能力の確保
・国民のニーズを皮膚感覚でつかみ、政権が期すべき国家経綸の真髄(=「戦後レジュームからの脱却」)とのほどよいバランスを取る政権運営のマヌーバー(手練手管)の開発を怠らず、


2-3年後にはスタートすることが予想される、保守改革派の連続政権、すなわち、麻生-中川酒豪-第2次安倍-小池百合子内閣に備えるべきだと思います。私達も「充電」&「福田政権への監視」を怠らないようにしょうではありませんか。

それにしても、
凄いぞ、麻生ローゼン閣下が獲得した197票の威力。
やったね、麻生タロサー閣下に投票した131名の自民党国会議員!
油断せず前進あるのみ、麻生太郎ローゼン閣下!

さあ、内閣の構成が楽しみだ。



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◆「強い派閥」今は昔 中間議員、麻生氏へ 自民総裁選
安倍首相の突然の辞任で降ってわいた自民党総裁選は、派閥の会長たちがこぞって推した福田康夫氏の逃げ切りで幕を閉じた。「古い自民党」批判を展開した麻生太郎氏も巻き返し、終わってみれば双方が「これが自民党のバランス感覚だ」。かつての強い派閥が復活したわけでもなければ、小泉前首相を生んだような大逆転劇も起こらない。「党再生」の大命題は、新総裁の政権運営に持ち越された。

■中間議員、麻生氏へ
「得票数をご覧になってどう思われましたか。派閥の数合わせ、とおっしゃいましたが、そうでなかったと証明されたんじゃないですか」

23日夕、自民党本部。新総裁に選ばれた福田氏は記者会見で、「派閥談合」批判を意識して自らこう語った。

福田氏330票、麻生氏197票。両院議員総会で開票結果が読み上げられると、会場に拍手が起きた。とりわけ沸いたのは、敗北した麻生氏の陣営だった。

福田氏支持を打ち出した8派の所属議員は計300人余り。無派閥を含め、21日時点の朝日新聞の取材で「福田氏支持」は253人。態度を明確にしていない議員が79人いたが、福田氏が獲得した議員票は254票どまり。中間的な立場だった議員が、麻生氏に雪崩を打った結果だ。麻生選対の幹部も「(全体得票の)上限は170票ぐらいと思ったが、夢のまた夢の数字に到達した」と驚きを隠さない。

「いまの自民党に対する批判票だ。派閥でものごとを進めていくことに民意から批判があり、それが国会議員票にも影響した」。21日には態度を明かさず、結局、麻生氏に投票した高村派の若手はこう声を潜めた。

もっとも、01年総裁選で小泉前首相が予想を覆す逆転勝利をとげて以来、総裁選での派閥の結束は乱れ続けた。03年には津島派の前身である旧橋本派が分裂、06年は派閥横断の「安倍雪崩」が起き、派閥会長は存在感すら示せなかった。今回も、そんな流れは止まっていない。

「割合で言うと、伊吹派だめ、高村派だめ、山崎派だめで、うちはその次だ」。津島派幹部は、福田氏支持の各派ごとの歩留まりを数え、ため息をついた。これらの派閥は会長がそれぞれ福田氏支持を表明したが、足元は崩れていた。

伊吹派は中川昭一前政調会長、高村派は大島理森国対委員長、山崎派は甘利経産相……。派内で中心的役割を担う「ナンバー2」たちが公然と麻生氏を支持したり、沈黙を守ったりした。会長が「領袖(りょう・しゅう)」と呼ばれた時代は過ぎ去り、影響力を行使するどころか、派の分裂に至らないよう、そうした派内の動きも黙認せざるを得なかった。

結局、結束が崩れなかったとみられるのは谷垣派と二階派だけ。麻生氏支持に回った古賀派中堅は「決して派閥の時代じゃないことを、この数字が表している」と力を込めた。

ただ、「派閥談合」批判にあわてて、「失敗だった」(町村派幹部)と揺り戻しの動きが党内で強まった側面も否定できない。津島派の津島雄二会長は、こんな分析を披露した。

「いい票の出方だった。負け惜しみではなくて。自民党の現在、将来のためにもこういう票の出方は決して談合でもないし、話し合いでもない、それぞれの意思に従った結果だ」

■擁立3派も足並み乱れ
開票後、福田氏擁立の流れをつくった2人の派閥会長は「挙党態勢」で口をそろえた。

谷垣禎一・谷垣派会長 全員野球、みんなが頑張っていかないといけない。私も福田さんを一生懸命支えていく。

古賀誠・古賀派会長 どういう立場であれ、しっかりと支えていく。

安倍政権と距離を置き、冷遇されてきた両氏の仕掛けは早かった。谷垣氏は首相が辞意を表明した12日夜、古賀氏と山崎派会長の山崎拓氏に電話で「私も覚悟はあるが、こだわらない。安倍政権の流れを変える、方向転換をすることが第一だ」と持ちかけた。

昨秋の総裁選で安倍、麻生両氏と争った谷垣氏が今回立候補すれば、福田氏が腰を引くことは確実だった。谷垣氏の立候補見送りで古賀、谷垣、山崎3派の動きは加速。福田氏が立候補を事実上表明した14日には古賀、谷垣、山崎の3氏は福田氏と会談し、報道陣にも公開した。「派閥選挙と思われる」と批判もあったが、福田氏擁立を主導したことを印象づけたい思惑が勝った。

だが、フタを開ければ、谷垣派は別にしても、古賀、山崎両氏は自らの派閥すらも福田氏支持で固めることができていなかった。

「こうなると人事は難しくなる。古賀さんは、党副総裁に祭り上げられるのかなあ……」。23日夕、都内のホテルに設けた古賀派の選対本部に出入りする議員の表情は浮かなかった。投開票前、派内では「古賀さんは幹事長に」との声も強かったが、夜に開かれた派の打ち上げ会では、ポストの話題は出なかったという。 (後略、朝日新聞:2007年09月24日07時18分配信)




(2007年9月24日:yahoo版にアップロード)

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