戦略的参拝反対論:靖国神社・2013秋の例大祭--安倍総理の判断は<正解>だった--




本稿は旧稿の微修正再掲記事です。2013年の秋の例大祭。安倍総理は靖国神社に参拝すべきではなかった。よって、参拝自粛の判断は<正解>だった。と、そう私は考えます。なぜか、それは、例えば、「国のためにその生命を捧げられた英霊に感謝の誠を一国の指導者が表することは当然のことではあるが、ことは国際政治のマターでもあり、首相の靖国神社参拝という事態で近隣諸国(要は、支那・韓国)と日本との緊張が高まることは必至。ならば、官僚言葉で言えば「ここは慎重の上にも慎重に判断する」ことが、つまり、普通の日本語で言えば「参拝を自粛する」のが適切である」などと、間違っても弊ブログが考えているからではありません。


あたりまえです。なぜならば、

ここは「海馬之玄関ブログ」なのですから。


(ノ-_-)ノ ~┻━┻・..。



けれども、現実の政治状況においてはその行動が<正しい>がゆえに<行うべき>とは必ずしも言えない。要は、日本を中心に世界が廻っているわけではない。加之、政治とは有限な資源を用いてなされる妥協の芸術。その技倆と作品を通して、現状を一歩でも半歩でも改革・改善する社会的と国家的な営み。ならば、最重要な資源たる<時間>の傾斜配分、畢竟、取り組むべき政策諸課題のプライオリティーの決定こそ政治の肝である。換言すれば、

You can visit there, yet you may not.

(参拝できるが、参拝しない方が賢い、鴨)


尚、「首相の靖国神社参拝」の憲法論に関する私の基本的な認識については
下記拙稿をご参照いただければ嬉しいです。

・国家神道は政教分離原則に言う<宗教>ではない
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/62105204.html

・首相の靖国神社参拝を巡る憲法解釈論と憲法基礎論(1)~(5)
 http://ameblo.jp/kabu2kaiba/entry-11144005619.html


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敷衍します。首相の靖国神社参拝は、(a)個人の思想・信条・信仰のマターであり、かつ、(b)日本の政治指導者に課せられた<責務>であると同時に、他方、(c)それは政治の問題でもある。

而して、最前者と前者において「You can」(参拝できる)であることはおそらく誰も、少なくとも、日本国内の公共の言説空間では反日リベラル派さえも否定しないでしょうから、後者、「whether you may or may not」(参拝することの社会的と政治的な是非損得の判断)に議論を絞れば、それは徹頭徹尾、安倍総理とそのコア支持者が達成を期している--かつ、それらに高いプライオリティーを置いている--現下の政策課題の具現を睨んだ安倍内閣の行動のコストパフォーマンスへの影響に収斂する。

逆に言えば、支那や韓国、それらの代言人たる朝日新聞や毎日新聞やNHKがより困る手は何なのかということ。それこそが首相の靖国神社参拝を巡り「whether he/she may or may not」を判定する基準なのではないのか。と、そう私は考えます。


では、支那や韓国、朝日新聞や毎日新聞やNHKが
より困る安倍総理の<次の一手>は何か。

蓋し、それは、

(Ⅰ)日本が安全保障の部面でも対特定アジア外交においても<普通の国>になること
(Ⅱ)安倍政権が3年といわず5年から6年の長期政権になること
(Ⅲ)日本の有権者国民の多くが(消極的にせよ)安倍政権を支持し続け、かつ、
日本国内における支那と韓国に対する反感が高止まり状態で推移固定すること



而して、アベノミクスの更なる推進、および、原発の再稼働の断行もしくは原発の新規建設の決定、ならびに、対支那および対韓国包囲網の一層の強化は当然のこととして、2014年の通常国会会期末までに(おそらく、それは最も遅い場合でも2014年8月15日までに)、

①集団的自衛権を認める方向での政府解釈の変更、②憲法改正のための(「国民投票の有権者」を18歳に引き下げる等の)法整備、③自衛隊の増強と機密保護法制の整備、④歴史教科書等に関する「近隣諸国条項」の撤廃、⑤河野談話および村山談話の破棄や見直しに向けた、所謂「従軍慰安婦」なるものの存在の否定、および、東京裁判の茶番性の指摘と啓蒙に特化した国をあげての対外宣伝の開始と推進、

⑥衆参の投票価値の是正、更には、それが必要かつ妥当ならば衆参の国会議員の定数是正、

⑦国会内に設ける調査委員会と総務省による検証の両輪をフル回転させることによる放送法等の粛々たる具現、すなわち、偏向報道の根絶と過去の偏向報道の責任者の処分、⑧同じく、国会内に設ける調査委員会を通しての「低線量の放射線被曝許容値」の合理的かつ国際的な水準への大幅な引き上げ・・・。


これらを通して、支那・韓国を今後は金輪際特別扱いすることはせず、両国と日本との間に紛争が惹起した場合には国際法と確立した国際政治の慣習に従いそれらを解決することを確認する。このような当たり前のスタンスを日本が堅持することを明らかにすること。

而して、そのプロセスで、例えば、日本企業や邦人に対する支那や韓国からの国際法に反する権利侵害が惹起するようであれば、日本企業や邦人の支那や韓国からの引き上げ/支那や韓国の人々の日本への入国制限、あるいは、両国に対する投資の引き上げも辞さない姿勢を鮮明にすること(もちろん、その「引き上げ」に絡む損失はカントリーリスクそのものであり各企業と投資家の自己責任です)。これらこそ、現下の日本の政治において最高度のプライオリティーを帯びる事柄ではないでしょうか。



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黒(特定アジア)のかかりなど歯牙にもかけず、
忽ち中原を窺う白(安倍総理)の一手⑩



尚、⑥「国会議員の選挙の投票価値の是正」は、これが実現した段階では(「投票価値」を巡り、早晩、衆議院に引き続き参議院も「違憲/違憲状態」であるという最高裁判決が確定するだろうことを睨めば、「違憲な状態の参議院」を是正する超法規的な措置として、それも満更不可能ではない/寧ろ、それを断行すべきかもしれない--つまり「Abe can do it, and he might have to do it.」のような--現行憲法の規定からは解散されるはずのない「参議院の解散総選挙!」も含め)、実は、野党が最もおそれる<衆参ウルトラ同時総選挙>というカードをいつでも安倍総理が切れるようになる一手、鴨。

更に、<衆参ウルトラ同時総選挙>という事態になれば、(「参議院の解散」など字面の上では荒唐無稽な事柄にしても、やろうと思えば憲法論的には不可能でもなく、寧ろ、憲法論的にはそれが妥当でさえあるケースもあるということが現前することによって)「なーんだ、憲法というものは良くも悪くもその程度のものなのね」と全国民が理解することになり、それは<国民の憲法教育>という観点、つまり、憲法改正に向けたこの社会の心理的な敷居を下げる上では地味だけど意外と効果的な(将棋に喩えれば、端に作った「と金」を一筋敵玉側に寄せるのと似た)<次の一手>なの、鴨です。


ウマウマ(^◇^)


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畢竟、これら①~⑧を構成要素とする(Ⅰ)「日本が安全保障の部面でも対特定アジア外交においても<普通の国>になること」を安倍政権が向こう1年間粛々と進めていくことは、この1年間に支那と韓国が日本に対してまず間違いなく行ってくるであろう--日本企業や日本人に対する暴力の行使やその容認、国際法を無視した日本企業の資産差し押さえ、あるいは、尖閣諸島周辺での不埒な示威行動や所謂「従軍慰安婦」なるものを巡る反日プロパガンダの更なる激化等々--下品で世間知らず/世界知らずの反応とあいまって、同時に(Ⅲb)「日本国内における支那と韓国に対する反感が高止まり状態で推移固定すること」に直結するに違いない。


そして、もって、それら(Ⅰ)(Ⅲb)は、更に、(Ⅲa)「安倍政権を日本の有権者国民の多くが支持し続けること」そして(Ⅱ)「安倍政権が長期政権になること」に自ずと移行するだろう。そう私は期待しています。

(Ⅰ)
 ↓
(Ⅲb)
 ↓
(Ⅲa)→(Ⅱ)


ヽ(^o^)丿ヽ(^o^)丿


而して、これら①~⑧の実現を朝日新聞や毎日新聞やNHKといった反日マスメディアの妨害工作からより影響を受けること少なく、より早くより十全に達成し、もって、(Ⅰ)~(Ⅲ)をより確実に具現するためには、残念ながら「He may not visit Yasukuni-shrine.」(安倍総理は2013年の夏や10月の秋の例大祭には靖国神社に参拝しない方が賢い)と思うのです。


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実際、朝日新聞が、所謂「従軍慰安婦」なるものを巡り数次にわたる誤報を重ね、日本の国益を毀損してきたことは今更言うまでもないこと。最近でも、例えば、「日韓関係は米国で最近、サッカーに例え「ムービング・ザ・ゴールポスツ」【←「goalposts」と複数形!】と評される。互いにゴールをずらしてはシュートをよけ、試合が動かないという意味だ」(2013年8月10日、『日韓司法でも衝突』より抜粋)などと書いている。けれども、嘘だと思われればご自分で検索していただきたいのですが「moving the goalpost(s)」という朝日新聞の記事の表現は間違いなのです。

なぜならば、日本が特に「にゴールをずらした」ことはないことは当然として、なにより、「米国」でも「ムービング・ザ・ゴールポスト」というフレーズは、韓国の見苦しい対日行動について語られるのであり、日本と韓国が互いに相手に対して「ゴールをずらしてはシュートをよけ」ているなどという認識は確認できないから。

もちろん、リベラル派のあるアメリカ人が「moving the goalposts」と朝日新聞に対して語った可能性はないではないでしょう。しかし、それでも全称用法の「米国で」を伴う「日韓関係は米国で最近・・・と評される」という命題はミスリードの範疇では最早なく誤報の類なのですから。要は、「互いに」も「ゴールポスツ」も朝日新聞の誤報であるか印象操作ということ。

ことほど左様に、「ムービング・ザ・ゴールポスツ」などはほんの一例ですけれども、特定アジアの擁護と日本の国益毀損という目的のためには手段を選ばない、朝日新聞を始めとするこれら反日マスメディアの安倍政権に対する妨害工作の現在完了進行形の手口を反芻するとき、そして、彼等の内外における今なお侮り難い影響力を想起するとき、更には、「Time is money.」という箴言がこの局面でも満更間違いではないとするならば、「首相が靖国神社に参拝するのは当然なのだから安倍総理は、この終戦記念日や秋の例大祭に靖国神社に参拝すべきだった」とは単純には言えない。そう私は考えるのです。


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蓋し、私は、①~⑧を淡々粛々と処理した安倍総理が、早ければ、2014年の春の例大祭、遅くとも2014年の秋の例大祭とそれ以降は都度、九段の社に参拝し、英霊の御霊に日本の政治指導者として感謝の誠を捧げられることを静かにしかし激しく期待しています。

そうなれば、これから日本を訪れる国賓の多くも靖国神社に参拝するようになろうというもの。親日国のトルコやモンゴルの大統領、および、インドやカンボジアの首相のみならず、アメリカ大統領やロシア大統領、もしくは、フィリピンやインドネシアの大統領の靖国参拝。蓋し、そのような事態の現出こそ支那や韓国が、朝日新聞も毎日新聞もNHKも最もおそれている局面なの、鴨。


そう、勝負は最後に勝てばいいのです。
そして、勝つためには自重も好手たりうる。
と、そう私は考えます。


では、この2013年の秋の例大祭に安倍総理が、
もし、靖国神社に参拝されたら、
弊ブログはどう書いたか。



そんなん決まっています。それは、


б(≧◇≦)ノ ・・・よくやった安倍総理!
б(≧◇≦)ノ ・・・流石だ、安倍総理!


と書くに決まっているではありませんか、ということ。
ここは「海馬之玄関ブログ」なのですからね。


ヽ(^o^)丿ヽ(^o^)丿


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