英語教材として読む安倍談話(英文全文)--保守派の皆さん、英語教材としてご自由にご利用ください--【前口上-阿】

01s.jpg

2015年8月14日に発表された「安倍談話」を<one パラ>してみました。
談話英文テクスト全文を英語教材化しましたよ、ということ。

◆Abe Statement(Cabinet Decision)
 Statement by Prime Minister Shinzo Abe
 Friday, August 14, 2015
 (1664 words-73 sentences)

 

英文テクスト紹介プロパーの記述は次章「本編」から。ご用とお急ぎの方は、
ですから、ここいらで「本編」にご移動ください。と、と、・・・。

その際には、<談話-英文全文>(↓下記拙稿、本教材の目次記事ともどもご利用ください)で適宜理路の流れをおさえつつ、該当箇所を読み進め、できれば、音読されることもお勧めします。安倍談話の英文テクストは英語の音声面にも配慮された優れものの音読教材ですよ。


・英文資料:安倍談話(英文全文)
 http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/94265cbc1a830d3eea30eb8de8d34c82

・英語教材として読む安倍談話-目次(余滴冒頭)
 http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/b3932ae40ff9b6555e2bb21f7f7286c8


ちなみに「本編」以下の「*」「**」の箇所は、英語的や背景知識の面で少しマニアック、かも。よって、最初は飛ばしていただいて結構です。加之、「***」の箇所は社会哲学・法哲学・憲法基礎論で「腕に覚えあり!」の方、弊ブログ常連様向き。よって、そうでない方は飛ばしてください。特に、自動車やドローンの運転・操縦、および、加熱調理の前には厳禁。金属バットで殴られるような睡魔が襲ってきます。

ヽ(^o^)丿ヽ(^o^)丿 See you soon!



 

◆予防接種はおすみですか?
 
 --リベラル型<歴史詐欺ウイルス>のシーズンが70年続いています

世界での安倍談話の評判はまずまず良好だったと思います。その100日程前、総理がアメリカの上下両院合同会議で行った演説、「希望の同盟:Toward an Alliance of Hope」(2015年4月29日-昭和節)に寄せられた絶賛の春嵐に比べれば地味な反応だったけれど、安倍談話に対する世界の評価はそう悪くはなかった、と思います。

正に、Japan is Back!(←D.C.演説の決め台詞)

まずは、めでだし、めでたし。
さても、よかった、よかった。


けれども、どこにでもひねくれ者はいるものらしく、
世界では安倍談話はあまり評価されていないと強弁する論者もいる。
例えば、朝日新聞。
2015年8月15日の社説「戦後70年の安倍談話-何のために出したのか」に曰く、

>いったい何のための、誰のための談話なのか
>出す必要がなかった。いや、出すべきではなかった


この点、Washington Post「Japan’s leader stops short of WWII apology:日本の首相が行った第二次大戦に関する謝罪は謝罪のようなものでしかなかった」(Aug. 14, 2015)、または、New York Times「Shinzo Abe Echoes Japan’s Past World War II Apologies but Adds None:安倍談話は第二次大戦に関するこれまでの日本政府の謝罪を棒読みしただけの不誠実なものだった」(Aug. 14, 2015)などの記事タイトルをながめると、安倍談話に注がれた世界の視線は冷ややかなもののように--よって、「世界の声≒国際社会の良識」なるものを踏まえた朝日新聞の社説や報道が正しいようにも--感じられる。実際、そう思っておられる保守派の方もまだおられる、鴨。


でもね、少なくとも、事実はね、
事実はまったく逆なんですけど。

同盟国アメリカからの称賛はご祝儀相場(笑)としても、支那・韓国・北朝鮮の特定アジア3国を除く--あるいは、WPSTとNYTの如き、もしくは、英国におけるガーディアンやフランスにおける(真面目な話、かって「クレムリンの長女」と欧米では嘲笑されていたフランス共産党の、その「フランス共産党の第二機関紙」と彼の地でも看做されてきた)ル・モンドの如き、特定アジアの広報エージェントともいうべき欧米の幾つかのリベラル系メディアとアジアの華僑系メディア、ならびに、特定アジアの走狗である朝日新聞・岩波書店・NHKを始めとする日本の「リベサヨ」(=反日リベラル)メディアの放つ、毎度お馴染み、公平を装った否定的報道は無視してよいでしょうから、--アジア・太平洋地域を中心に世界のほぼすべての国からこの談話は、なんら問題視されていないか、あるいは、歓迎され肯定的な評価を受けている。

それ、正に、オーストラリア国立大学教授のテッサ・M=スズキ氏が、「安倍談話は、東アジアの歴史が一般に教えられていない国々(特に米国)と教えられている国々(韓国、中国、そして日本)の間で、大きく異なる反応を呼び起こすだろう」(岩波書店『世界』(2015年10月号:「安倍談話」を検証する」)と危惧した通りの事態なのです。

ヽ(^o^)丿


え、嘘?
根拠は?

嘘だというなら、根拠を示せというのなら、特定アジア以外の各国政府コメントを見てください。簡単な話です。
そう、ネット環境と<英和辞典>があれば誰もが自分で確認できるはずの--英語読めますよね?--シンプルな事実。

リベラル派の認識は--彼等が都度口にする「世界の良識」なるものはというべきでしょうか--、実際の<世界の常識>とは異質なかなり特殊。文化帝国主義のバイアスが炸裂している際物ということ。つまり、朝日新聞が「世界の声≒国際社会の良識」なるものとして伝える情報は、逆に、世界でも特殊なもの。而して、それらの少なからずは、欧米のリベラル系メディアが朝日新聞・毎日新聞の記事をもとに制作した--縦のものを横にしたものを再度縦にした--逆輸入品でしかない(尚、この滑稽で浅薄な事情を体感されたい向きは下記拙稿をご参照ください。2~3本読んだだけでも充分「I'm full up already.」、鴨)。これ<黄金の反日壁パス>の構図。

(ノ-_-)ノ ~┻━┻・..。

▼黄金の反日壁パス

朝日新聞----->欧米リベラル系・華僑系メディア
 ・             ↓
 ・             ↓
 ・・・・・・・・・・・・>朝日新聞


・第二次安倍政権を米英はどう理解してきたか、その<現実>を体得するための自家版リスト(改訂)
 http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/5d7f39e2bd8b0aa925c02dc9b5a77b12

・安倍総理の歴史認識を批判する海外報道紹介(1)~(12)+後記(上)(下)
 http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/f62334487b7927827bed69dd74021987





唐突、かもですが、
だから、やっぱし、
保守派にとってこそ、

б(≧◇≦)ノ ・・・英語は重要! 
б(≧◇≦)ノ ・・・リベサヨ粉砕の鍵は英語力だぁー!


英語は重要。日本語と英語の彼我の<実力差>を看過しない限りそうなる。蓋し、日本人の英語力がもう少し向上すれば朝日新聞は倒産する。そう、例えば、TOEICスコアに換算して、(受験者平均点ではなく)日本の有権者の中央値が730点くらいになれば、--その局面では、有権者の25%以上がとりあえず<事実>と<現実>を知るに必要な海外情報をご自分で確認できるだろうから、何故ならば、有権者の25%以上がTOEIC930点を超える英語の中上級者にはなるから--朝日新聞は倒産する。

少なくとも、傲岸にして空疎、教条的かつ無内容な戦後民主主義的の所感を吐露する、<リベサヨ仲間内でのバケツリレー>でしかない<朝日新聞>的な言説はこの社会から一掃される。つまり、戦後民主主義は消滅する。内実がもともと欠落しているがゆえに「崩壊」や「破綻」ではなく「消滅」あるいは「蒸発」する。そう私は確信しています。

・イデオロギーとしての英語とイデオロギーを解体するものとしての英語
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/65354406.html

・改訂版・英語ディバイドという現象
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/65354411.html

繰り返します、なぜならば、
そうなれば間違いなく、

日本の有権者の25%以上が、リベラル派の主張など世界の--あるいは、現在、「国際社会」なるものがあるとして、その全世界「193+α国/196+β国」総体の実際の--主流や標準的の考えではないことを自分自身で確認できるから。而して、その段階と局面では--マーケティングの昔懐かしいイノベーター理論の比喩を使えばですけれども、アーリーアダプターのほぼ全てとアーリーマジョリティーの過半近くをリベラル派の認識に懐疑的な、よって、潜在的または自覚的な保守派が占めることになり--残りの75%の国際社会認識も保守派のそれに雪崩をうつことは必定だから。

ヽ(^o^)丿

・国際社会と日本との間で<人権>を巡る認識の落差が拡大しているらしい  
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/65226746.html

・ローマ法王曰く、表現の自由は「基本的人権」ではない
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/65218667.html


加之、日本国民の圧倒的多数はもともと保守派。「保守派」の定義はスキップさせていただくとして、これ感覚的に否定しがたい認識。例えば、群馬県八ッ場ダム建設の是非を巡るあるシーン。マニフェストに明記したからとその建設中止を地元に通告にいった民主党の前原誠司国交大臣に対して、ある公開の会場で、アラフォー、カナと思しき一人の女性が発言を許されたシーン。「親族間でさえ反対派賛成派入り乱れるなか、地元が長年かかって出したダム受け入れやむなしの結論を、その線にそって何百何千という町民、県民が自分達の生活設計・将来設計を見直し、もう何年も何年も前からその方向で動いているというのに・・・、マニフェストに書いてある、そのマニフェストで戦った選挙で政権を取ったから即中止しますというのは・・・、保守王国群馬に対する、民主党の嫌がらせか!」と質問されたとき、そのとき壇上で凍りついた前原氏をTVで垣間見たとき、確信しました。保守王国は群馬だけではないと、日本国民の圧倒的多数は保守派であることを、です。

感覚や印象ではなく学術的にも、それは、例えば、政治学研究者の三浦瑠麗さんが夙に述べておられること。少なくとも投票行動に関する限り潜在的にせよ「日本国民・有権者の7割は保守派」なのですよ、と。蓋し、真理は常識にあり。そして、正義は常識にあり、カナ(←まだまだ、西野カナさんがお気に入りだったりします)。まあ、そんなもんでしょう。

ヽ(^o^)丿ヽ(^o^)丿 1+1=2! Might makes right! 
           And then, right is still might, after all!
 
而して、保守主義と整合性の高い国際社会の常識を保守派の国民が地滑り的に受け入れる。この想定は自然な流れ。だって、それ「鴨ネギ」じゃなかった「鬼に金棒」の構図だから。ならばこそ、英語は重要。そして、リベサヨ報道と英語を巡るこのような認識が、「安倍談話の英文全文」を英語教材化しようと思った理由の一つだったりします。


・山猫日記-国際政治学者、三浦瑠麗のブログ
 http://lullymiura.hatenadiary.jp/entry/2015/08/15/103417





◆安倍談話とはその<英文テクスト>のことである

本稿を書こうと思ったについては、実はもう一つ理由がある。
それは朝日新聞の先の問いに関連するもの。そう、この問い。

>いったい何のための、誰のための談話なのか

結論から先に書けば、「安倍談話」は、寧ろ、国内向けではなく海外向けのものではないか。安倍談話の狙いは、それは、(A)欧米リベラル系・アジアの華僑系メディア、ならびに、それらのクライアントたる特定アジア3国に対して出されたものであり--よって、反射的にはですが、特定アジアの走狗たる国内のリベサヨ系メディアに対しても向けられたもの--、(B)その目的は村山談話・河野談話を日本の国益に沿う線で上書きすることにあった。ならば、「安倍談話」の<正文>は寧ろその英文テクストなの、鴨。蓋し、過去の事例を鑑みるにもそう言える、鴨。

(A)安倍談話の対象
(B)安倍談話の目的

事例一、条文内容において、現行の占領憲法がアメリカ法の影響を強く受けているとかの高尚なことではない素朴な事例。蓋し、占領憲法が想定したその<読者>に着目した場合、現行の占領憲法(1946年公布)を起草し認可したGHQが想定した<最初の読者>はワシントンDCにいたと考えられることです。

敷衍。例えば、ホイットニー准将を始めGHQ民政局の中枢、占領憲法を実際に書いた中心的人物の幾人もが、戦後半世紀くらいたった頃、「日本は憲法を今改正すべきでしょうか」などと日本人の記者に問われたとき、彼等のほとんどが、そもそも占領憲法が戦後一度も改正されていないという事実を知らなかったこと。そして、彼等が異口同音に--ベアテ・S・ゴードン氏の如くご自分のビジネスに絡めてか占領憲法に強い愛着を2012年に死ぬまで持っていた方は、寧ろ、奇観、例外中の例外であって--、驚き、記者の質問など忘れて唖然としたこと。人口に膾炙しているこのエピソード群を想起するとき、GHQが念頭に置いていた<占領憲法の最初の読者>が誰だったのかは自明ではないかと思うのです。

蓋し、GHQにとって、--自国が占領中の国の国内法について、それら諸々の法規が、いずれ来るべき占領解除後に持つ/演じる、その国での国内的な意味や意義など、そんなことは、占領コストの増減に直結するテクニカルマター以外はそう大して重要ではなかったのだろうから、多分。だって、所詮「他人事」だから、多分。--GHQが想定した<最初の読者>はGHQが占領政策遂行のイニシアチブを維持するために、GHQが黙らせ宥める必要があった極東委員会のメンバー諸国(支那、すなわち、中華民国を含む、かつ、拡大前の11カ国)であり、更には、GHQの<本店>、アメリカ国務省と国防総省の前身諸機関であったこと。而して、占領憲法の<正文>は少なくとも日本の独立回復(~1951年)まではその英文テクストと言っても満更自虐的言説ではないだろうこと。

事例二、旧憲法(1889年公布)が想定した<最初の読者>もまた欧米列強の政府指導者でありその参謀連中であった現実。よって、占領憲法ほど赤裸々ではないものの、旧憲法も実はその英文テクストこそが<正文>だった、少なくとも、不平等条約が完全に撤廃される1911年以前(感涙)は英文テクストも<正文>であった。そう言えるのではありますまいか。

ならば、これらとパラレルにその<最初の読者>イメージを反芻するとき、「安倍談話」の<正文>もその英文テクストと看做すことができる。現在における英語と日本語の<実力差>を看過しない限りこの想定は揺るぎようがない。ならば、安倍談話の狙い、その(A)お目当ての読者-マーケットも、(B)目的-獲得されるべき利得も海外にあった。畢竟、海外を睨んでされた、あの村山談話、ひいては、河野談話の上書き/お蔵入りの妙手、名人に鬼手なしの平凡な一手、それが「安倍談話」である。と、そう私は考えます。

>村山談話

不明確な言葉で自虐史観を綴り、よって、ポストコロニアル風の空虚なシルクハットから
「戦争責任-戦後責任」という反日の土鳩群を飛び出さたせた売国談話

>河野談話

謂わば「小賢しい役人的」な記述の詭弁性に加え、その読まれ方の主導権をも反日サイドに譲った。
もって、無限に<反日ファンタジーネタ>が流れ出す壊れた水道蛇口と化した反日談話


(ノ-_-)ノ ~┻━┻・..。


現在進行形の村山・河野の両談話の害毒。偉そうに「歴史修正主義」だの「反知性主義」だのと他者にレッテルを貼っているだけの、単なる文芸評論の流儀の一つにすぎぬ「ポストコロニアル的の歴史認識」をあたかも実証科学的な方法論的知見と詐称する、もって、--戦後民主主義という<北斗の拳>の非論理を炸裂させている--リベサヨに、<防空壕>というか<西部戦線異常なしのための塹壕>を提供し続けている両談話の現状。これらを想起するとき、最早、両談話は保守派の容認できるものではない。而して、安倍談話は「出す必要があった。いや、出すべきだった」。そう私は考えます。


・資料:英文対訳「大日本帝国憲法」の<窓口>
(付録として「告文・憲法発布勅語・上諭」の現代語訳も収めています) 
 http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/7b7946ec12aed29b5a6fed7258d5e89e

・橋下「慰安婦発言」批判の海外報道紹介--歪んだ論理の磁場の確認とその消磁化の契機として(1)~(9)
 http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/3ca7d2069ecc186e18b3e237f852f4c0

・「従軍慰安婦」問題-完封マニュアル(上)(下)
 http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/20ed31bc3fbe34030be7c8b2a29b4b72






<続く>

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大東亜戦争終結後のこの社会で跳梁跋扈し猖獗を極めた戦後民主主義の批判を果敢に推進するための
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