上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

寝屋川小学校乱入殺傷事件に関する朝日新聞の投書批判

gamesoft1
【Designing game software】


昨日、2月24日に朝日新聞に掲載された投書を読んだ。『「恨み」の源を探らなければ』、山梨県北杜市の64歳の元小学校教師だったという無職男性の投書。東京本社版の『声』欄から引用する(以下、引用開始)。

大阪府寝屋川市の小学校教職員殺傷事件を起こした少年は、ゲーム好きでゲームソフトのデザイナーになりたいという夢を持っていたという。(中略)少年の、そこに至るまでに何があって自暴自棄と言える行為に走らせたのか。(中略)こうなる前に救えなかったのかと、私は少年に痛々しいものを感じてしまう。私は小学校教師だったころ、「荒れる」子供たちを数多く見聞きし、指導してきた。(中略)教師を背後から刺す行為には、想像を超える激しい感情を感じる。

小学校に恨みがあるとも言ったという。(中略)学校に普通の子らの夢をくじき、恨みの念を抱かせる何かがあったのだと私は考えたい。それを探り出し改善しなければ、学校を警官で取り巻いても何にもならない。そのど真ん中で子供たちの恨みが肥大するだけに終わらせてはならない。(以上、引用終了)




引用前半のパラグラフには私も特に異論はない。もっとも被害者の方々、特に、後ろから刺されて亡くなった小学校教師の方の無念というか、そのご家族友人がこの不条理を嘆かれる気持ちの方により私は思いを馳せるというだけだ。しかし、後段のパラグラフには素直には納得できなかった。何故か。

学校は子供達の夢を保証するものではない。もしそうなら、今頃、日本中にプロ野球の選手やパイロット、あるいは、アイドル歌手や女医さんが溢れていることだろう。自分の思い通りならない進路や人間関係を母校や学校や教育体制のせいにする心性を、世間では「逆恨み」というのではなかろうか。誰も、自分が約束していないことについてその履行を求められたり、それが実現できなかったことに対して責任(債務不履行や詐欺の責任)を問われることはないだろうから。

ならば、いかに未熟な17歳の犯行とはいえ「逆恨み」による凶悪事件を俎上に乗せるについて「普通の子らの夢をくじく学校にある何かを探り出し改善」すべきとの主張は加害者に過剰に同情したものと言うべきだろう。特に、この山梨県の投書子は、加害者少年への厳格な法の適用の要求や(当該の加害者は刑事未成年者ではないものの未成年者として有限な責任能力しか持たないのゆえに、)その加害者の保護者への社会的制裁の発動の是非には一言も触れるておられないのだから、被害者の不条理な死や恐怖と被害者のご家族の悔しさに思いを馳せる私にはなおさらそう感じられた。

gamesoft2


しかし、「学校に普通の子らの夢をくじき、恨みの念を抱かせる何かがあったのだと私は考えたい。それを探り出し改善しなければ、学校を警官で取り巻いても何にもならない」という主張において、この元小学教師の投稿子は事件の正しい一点を衝いたのかもしれない。もちろんそれは意図したものではないかもしれないけれども。

すなわち、なぜ、「普通の子らが夢をくじかれたと妄想し、逆恨みの念を抱いたのか。彼等をしてそのような思い違いをさせた何かが現在の学校にはあった」のだと私も考えるということ。そして、確かに「それを探り出し改善しなければ、学校を警官で取り巻いても何にもならない」だろう。

蓋し、それは「どんな子も自分の夢がかなう権利を持っており、それが実現できないとすればその原因と責任は社会や大人の方にある」という妄想を彼等未熟な子供達に刷り込んできた戦後民主主義的な教育観の蔓延ではないか。ならば、このような不条理な事件を防止するためには、対処療法的な学校への警備員の配備促進などではなく、大東亜戦争後の日本社会で跳梁跋扈し猖獗を極めた戦後民主主義的な教育観や世界観を教育現場から叩き出すことが有効でもあり必要なのではないだろうか。私はこの64歳の元小学校の先生の投書を読んでそう感じた。

★関連論稿紹介
寝屋川小学校乱入殺傷事件に関しては本家サイトにアップロードした拙稿をご一読いただきたいと思う。

寝屋川小学校乱入教職員殺傷事件 「学校への復讐か 教育からの逆襲か」
 http://www31.ocn.ne.jp/~matsuo2000/E/E57.html


(2005年2月25日:yahoo版にアップロード)

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
戦後民主主義を批判する営為の一環として、ブログランキングに
参加しています。「ならば、力を貸そうではないか」という方は
下記リンク先【FC2ランキング】及び【人気blogランキングへ】
にクリックをお願いいたします。

fc2rankbanner
(↑)【FC2ランキング】

img35475
(↑)【人気blogランキングへ】
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★


スポンサーサイト

テーマ : 教育問題
ジャンル : 政治・経済

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

KABU

Author:KABU
大東亜戦争終結後のこの社会で跳梁跋扈し猖獗を極めた戦後民主主義の批判を果敢に推進するための
yahoo版のミラーブログ。
2007年9月10日以降の新記事を随時、厳選した過去の自薦稿を漸次アップロードしていきます♪

百人一首 de 海馬之玄関
問い合わせ先
カレンダー
06 | 2018/07 | 08
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
使用状況de電気予報
人間が好きになる名言集

presented by 地球の名言

人生が輝き出す名言集


presented by 地球の名言
夢を叶えるための名言集


presented by 地球の名言
仕事が楽しくなる名言集

presented by 地球の名言

全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

ブログ内検索
検索 de 記事リスト
最新の記事
最近の記事
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2ブログランキング
fc2rankbanner
miniTube
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。