海外報道紹介-オバマ大統領にノーベル平和賞☆オバマ大統領もこれで<北斗の拳>か?




オバマ大統領にノーベル平和賞授与。この報を聞いて、早くもオバマ大統領は<北斗の拳>、つまり、「お前はすでに死んでいる」になったかと思いました。

その名前とは異なり国際関係の安定にはほぼ何の貢献もしてこなかった、而して、かっての米ソ両超大国が仕切る国際政治のステータス・クオに批判的な欧州的でカルト的なインテリの美意識の排泄物でしかないノーベル平和賞。その賞が現職のアメリカ大統領に授与され、あろうことか、その受賞を現職のアメリカ大統領が受諾するなどは、アメリカの衰退の裏面であることは当然として、民主・共和の支持政党を問わず健全な保守主義を信奉する圧倒的多数のアメリカ国民からオバマ大統領が離反したこと、よって、オバマ大統領がアメリカ国民の支持を失うことを確実視させるものだからです。

畢竟、アメリ大統領としての権力の大きさによってノーベル平和賞受賞者となったオバマ大統領は、その受賞が頚木となって権力の源泉たるアメリカ国民の支持を失うことになる。と、私はそう考えています。

以下、Washington Post紙の第一報紹介。出典は、”Barack Obama Wins Nobel Peace Prize”「バラク・オバマ大統領がノーベル平和賞を受賞」(October 9, 2009)。尚、オバマ大統領の受賞理由として特に明記された「プラハ演説」の意味。そして、日本が核武装をすべきことと、それが国際法と現行憲法からもなんら問題ではないことについては下記拙稿をご参照いただければ嬉しいです。


・北朝鮮に突きつけられたオバマの匕首☆「プラハ演説」に盛り込まれた恫喝の意味
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58053834.html

・国連憲章における安全保障制度の整理(上)(下)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/57964889.html

・<神風>としての北朝鮮ミサイル発射☆「集団的自衛権行使違憲論」の崩壊の予兆
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/57476954.html



President Obama was awarded the 2009 Nobel Peace Prize on Friday for his work to improve international diplomacy and rid the world of nuclear weapons -- a stunning decision to celebrate a figure virtually unknown in the world before he launched his campaign for the White House nearly three years ago.

Describing himself as "both surprised and deeply humbled," Obama said he did not view the award as a "recognition of my own accomplishments" but as a way to give impetus to broadly shared aspirations.

"To be honest, I do not feel that I deserve to be in the company of so many of the transformative figures who've been honored by this prize," Obama said in the White House Rose Garden late Friday morning. But he said the peace prize has often been used "to give momentum to a set of causes."

Therefore, he said, he would accept the prize "as a call to action" to confront the challenges of the 21st century, including nuclear nonproliferation, climate change and racial and religious discord.


オバマ大統領に2009年のノーベル平和賞が授与されることが金曜日【2009年10月9日】に公表された。外交関係秩序の改善と世界からの核兵器の廃絶に向けたその取り組みが評価されての授与決定である。3年近く前に大統領を目指し始める前は無名に近かった人物に対する授与は極めて異例の驚くべき人選だ。

オバマ大統領自身、「驚いたしとても恐縮している」と述べながらも、この受賞決定は「私自身の業績に対する評価」によるものとは考えていない、しかし、それは、世界で広く共有されつつある核廃絶の意志に勢いを与えるものではないかと語った。

「正直な所、私が、かってこの賞を授けられる栄誉に属した、世界を変革させてきた人々の列に加わるに値する人物ではないと私自身感じている」とオバマ大統領は金曜日の正午近くホワイト・ハウスの庭で述べた。けれども、ノーベル平和賞は、しばしば、「一連の理想の実現に勢いを与えるために」行使されてきた、とも。

而して、オバマ大統領は、この賞を「行動を促すものとして」受諾する、と。21世紀が抱えている諸問題、すなわち、核不拡散、気候変動、そして、人種間と宗教間の争いを含む諸問題に立ち向かう行動を促すものとして受諾すると述べた。


In honoring Obama, 48, the Norwegian Nobel Committee echoed a global embrace of the U.S. president that has seen his popularity overseas often exceed his support at home. Though Obama's name surfaced early among contenders, the announcement astonished observers -- drawing gasps from the audience in Oslo -- in part because Obama assumed office less than two weeks before the Feb. 1 deadline for nominations.

The committee praised Obama for his "extraordinary efforts to strengthen international diplomacy and cooperation between peoples" during his nine months in office and singled out for special recognition Obama's call for a world free of nuclear weapons, the subject of a major speech April 5 in Prague. ・・・


オバマ大統領(48歳)に栄誉を授けるについては、時にはその本国における支持を上回るアメリカ以外からのこのアメリカ大統領を熱烈に支持する声がノルウェーのノーベル委員会に寄せられたことが大きい。平和賞受賞候補としてオバマ大統領の名前はその受賞を競う人々の間では早くから浮上していたものの、実際、オバマ大統領のノーベル平和賞受賞の発表はノルウェー以外の世界各国で驚きをもって迎えられたが、それは、ここオスローでも驚きのあまり聴衆に息を飲ませるものだった。而して、その理由の一つは、オバマ大統領の大統領就任が、2月1日のノーベル賞候補者推薦締め切り日の僅か2週間程前のことだったことである。

ノーベル委員会は、オバマ大統領を賞賛して、大統領就任9ヵ月の「外交関係と諸国民の間の協調関係を強化したその尋常ではない奮闘ぶり」を讃えた。而して、特にその一例として世界から核兵器をなくそうと呼びかけた、4月5日、核廃絶をその主題としたプラハでの演説を挙げている。(中略)


Obama is the third sitting U.S. president -- and the first in 90 years -- to win the coveted peace prize. His predecessors won during their second White House terms, however, and after significant diplomatic achievements. Woodrow Wilson was awarded the prize in 1919, after helping to found the League of Nations and shaping the Treaty of Versailles; and Theodore Roosevelt was the recipient in 1906 for his work to negotiate an end to the Russo-Japanese war.

In contrast, Obama is struggling with two wars -- weighing whether to increase the number of U.S. troops fighting in Afghanistan and overseeing the withdrawal of American combat troops from Iraq. He is mired in domestic struggles over health-care reform and economic recovery efforts, and searching for ways to build momentum to restart Israeli-Palestinian peace talks and to assemble an international effort to stop Iran's nuclear program. ・・・


オバマ大統領は現職大統領としては90年ぶり3人目となる誰もが欲するこのノーベル平和賞の受賞者である。而して、オバマ大統領の前のアメリカ大統領の受賞者は、いずれも大統領2期目での、しかも、誰もが認める外交的な実績を残した上での受賞であった。ウッドロー・ウイルソン大統領は1919年にノーベル平和賞を受賞したが、それは彼が国際連盟の成立に尽力し、かつ、ベルサイユ条約をまとめ上げた後のことである。他方、セオドア・ルーズベルト大統領は日露戦争を終結させる交渉における貢献とそれを終結させたことによって1906年にノーベル平和賞受賞者となった。

【註:アメリカ大統領経験者としてのノーベル平和賞受賞者には他にジミー・カーター元大統領が含まる。人の業績や能力に対して「賞」を与えることが頻繁に行なわれるアメリカではノーベル賞自体の評価はやはりそれなりに高い。けれど、その選考が欧州的なカルト的人権論に影響されていることに批判的な声も確実に存在する。その点、「国連」と同様、「ノーベル賞」にほとんど宗教的な価値さえ抱かれている節のある日本とアメリカは確実に異なっている。ただ、「coveted」の訳は原文に従った】

彼等、ウィルソン、ルーズベルトの両大統領とは違いオバマ大統領は、【イラク・アフガニスタンの】二つの戦争に苦闘している最中であり、アフガニスタンで戦闘中のアメリカ軍を増強するかどうかの決断を迫られており、イラクからのアメリカ軍戦闘部隊の引き上げを睨んだ状況決断を課されている。他方、オバマ大統領は、健康保険改革と景気回復に関しては泥沼にはまっていて、また、イスラエルとパレスチナ間の和平協議再開のための契機をつくり上げることと、イランの核開発計画を中止させるための国際的な協調行動を結集することをオバマ大統領は模索している最中なのである。(後略)






(2009年10月10日:yahoo版にアップロード)

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