海馬之玄関Yahooブログ「60万アクセス」達成御礼!




皇紀2670年、平成22年、そして、西暦2010年の秋分の日の前日、今日、皇紀2670年、平成22年、そして、西暦2010年の9月22日、本家のYahoo版-海馬之玄関ブログは延べ60万人目のお客様をお迎えすることができました。ブログ友には予めご通知してきましたように、事情があり、また、思う所もあり、この春から夏にかけては「冬眠」ならぬ「春眠&夏眠」に入っていた中での到達。まだ、本格復帰には少し時間がかかる模様ですが、これ<ブログの神様>からいただいた「復帰催促の支度金」なの、仮名。


前の御礼記事でも書きましたように、

実際、「KABU自身の浅学菲才の限界もあり、「曖昧ではないが、分かりやすくもない」という辺りが投稿記事の目標とする線です」、また、思う所があって最近とみに全記事に占める海外報道紹介の比率を増やしていたりもする。これらを見れば、我ながら「ヒット数を上げないことがブログ運営の目標なのではないか」とさえ思える節もある。   


そんな日頃の運営振りを想起すれば、

たかだかブログとはいえこの60万ヒットにはかなりの感慨を覚えます。
なんと言っても、今日、2010年9月22日に60万件ヒットということは、
2005年2月20日のブログ開設以来、

2041日目での60万+αヒット達成
1日平均、294.0+βアクセス


この数字には十分満足していますし、繰り返しますが「春眠&夏眠」中に到達できたことは感慨一入。
日々来訪いただいた皆様には感謝の言葉もありません。



畢竟、いずれにせよ、この「春眠&夏眠」の後は、ヒット数とかブログの賑わいというよりも、同志の方々に参考になる情報と主張を、愚直に発信していきたいと考えています。蓋し、基本に帰り、

(甲)大東亜戦争終結後のこの社会で跳梁跋扈し猖獗を極めた戦後民主主義の批判
(乙)戦後の軽薄なこの社会の<属性>でもある、左右のgroup polarizationの批判
(丁)海外報道の、可能な限り手を加えない素の形態での紹介
(戊)法学・哲学・比較教育学等の専門的情報の時宜を得た紹介  


に大方の記事のジャンルを漸次シフトして行き、
而して、自己の得意な技で世の一隅を照らすのみ、と。
蓋し、今後とも日本のためにお互い微力を尽くしたいと念じています。





つまり、具体的には?

はい、それは、

この社会に巣食っている、リベラリズムやポスト=モダンを装った「社会主義の残党と残滓」を叩くのは当然として、また、無知蒙昧で品性下劣なる憲法無効論の論者は当然として、その他、「右派-保守派」を自任する論者であれ、例えば、かくの如き無根拠な言説を、すなわち、単に自己の願望にすぎない言説を、他者をも拘束する根拠を備えた<間主観性のある言説>と勘違いしている論者をも批判の俎上に載せて行くことになると思います。蓋し、彼等は、おそらく、労働価値説と唯物史観の正しさを信じ込んだ上で、護岸不遜で教条主義的な言説を流布したマルクス主義者とその理路の粗雑さと自己中的の心性においてほとんど差はないと考えるからです。

それら右の社会主義者曰く、

女系容認派は、「女系=皇統断絶」という一番重要な点をどう思われているのか。「女系」で形だけを取り繕ってみても、これは文字通りの「皇統断絶」なのですが・・・。保守派を自任する論者の中には、「国民の支持こそが皇統の根拠」というような暴論をぶっている向きもまま見られますが、保守派を自任しておられる方々は、皆そういう拙劣な発想なのでしょうか? そうであれば、「女系容認派」は極左の極み、「保守」など自称して貰っては迷惑千万ですから、きちんと「民族派」なり「国家社会主義者」なりを標榜していただきたいものです・・・。 

民族派は、「愛国心」を保持している分だけ「反日左翼」より幾分かましですが、実のところは「国家社会主義者」であって、「全体主義」の色彩が濃く、「愛国左翼」と呼ぶのが正しいのです。「愛国」と「左翼」が結びつけば、「皇統の根拠は現世の国民による支持である」「現世の我々の意見で皇室典範を変えても良い」などといった異常思想に結実するのです。「法の支配」の意味をきちんと理解していれば、国民などは当然のこと、たとえ、「御皇室」であっても、「天皇陛下」であっても、「皇室典範」に触れる事はならないことは自明の理のはずですから・・・。    

「皇室典範」とは、皇室の家法ですが、最高の日本国法でもあります。ですから、皇位継承は天皇陛下や皇室が決めるものでさえありません。法の支配の始祖エドワード・コーク卿が国王ジェームス一世に対し、自身の処罰をも覚悟して言った言葉。「国王も神と英国法の下にある!(=英国法には国王といえども従わねばならない)」は英米では有名です。同様に、「天皇陛下・皇室でさえ、皇室典範(=国法)に従って頂かねばならない」と言うのが真の回答です。況や、一般国民が皇室典範の改正云々を口にすることすら許されないと言うのが、バーク保守主義からの帰結なのです。日本国民にはっきり言っておきますが、小林よしのりや中西輝政のような、嫌米・嫌韓・嫌支那の国粋主義的な民族派の保守論などは暴論の書の類であり、読む価値など皆無です・・・。    

日本は万世一系の天皇皇祖の神勅を奉じて永遠に存在するものです。
これが万古不易の国体であり、この大義に基づいて一大家族国家として億兆一心
聖旨を奉体し、忠孝の美徳を発揮するものです。
これこそ我が国体の精華なのです。この国体は我が国永遠不変の大本であり
国史を貫いているものなのです。   


等々と、誠に勇ましい。蓋し、「盲、蛇におじず」「知らんということは強い」とは、正に、こういうことを言うのであろう、と。そう、つくづく感じさせられる次第(笑)。しかし、これらの主張には、「私はそうは考えない」という他者を納得させられる根拠は皆無。而して、彼等は、そのような<縁なき衆生>に対しては、「極左」「似非保守」「国家社会主義」「仮面左翼」「法の支配を理解できていない」等々のレッテル貼りでこと足れりと考えるのか、後は、仲間内で「引き篭もり-籠城戦」を決め込み、蓋し、城内の宴に耽ることになる。

而して、社会主義崩壊直前の日本の「マルクス経済学の学徒」の<城内の饗宴>がそうであったことを回顧するに、他人事ながら、自分と異質な思想や発想との、かつ、共通の土俵の上でなされる<饗宴>ではあり得ない、これら、<籠城中の城内の宴>は、その表面的な勇ましさとは裏腹にさぞや退屈で貧困なものであろうと想像します。

具体的に語りましょう。一例を挙げれば、例えば、所謂「法の支配」の理解においても、(何が「法の支配」の原理が価値を認める、伝統の中で守られてきた「法ルール」の内容であるかを発見する)司法の介在を考慮することなく、「自分の伝統と信じるものが、他者をもアプリオリに拘束する<伝統>である」とのたまう、英米流のバーク保守主義とは似ても似つかない、日本でのみなされているバーク保守主義なるものの奇想天外・荒唐無稽な解釈が、よって、「言葉の正確な意味での英米の保守主義」とはほとんど何の関係もないことは自明でしょう。

而して、我々日本の保守改革派は、法律実務の蓄積の点でも法哲学の理論史からもそう規定できる、「反教条主義としての英米流の保守主義」にこそ学ぶべきではないか。と、そう私は考えています。



そう躊躇することなく、左右の社会主義、および、左右のgroup polarizationと思しき現象に対して、上のような些か激しい言辞でこう批判を書くことができるようになったについては、蓋し、この「春眠&夏眠」中に、再度、積み重ねた思索と検算の作業が私に与して力を貸してくれているの、鴨。すなわち、

現象学と言語ゲーム論から基礎づけ可能で、かつ、社会学的に観察可能な、国民の「生きられてある生活世界」の中に自生的に形成され国民の多数がそれに<法的確信>を抱いている諸規範と諸価値は確かに存在している。

ならば、(哲学的に基礎づけ可能で、かつ、社会学的に観察&記述可能な)それらの規範と価値を、新カント派の立場から、すなわち、価値相対主義的な謙虚さを堅持した上で選び取る<実存的な決断>こそ<保守主義の態度>である。そして、そのような伝統を常に再構築しながらも、伝統を自らの責任で選択する態度を好ましいと感じる<美意識>こそ保守主義の真髄であり醍醐である。   


と、現在、私はそう考えています。尚、保守主義を巡る私の基本的な考えについては、下記拙稿をご参照いただければ嬉しいです。

・保守主義の再定義(上)~(下)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/59891781.html

・憲法における「法の支配」の意味と意義
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/59879748.html

・風景が<伝統>に分節される構図(及びこの続編)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/59836133.html

・女系天皇は憲法違反か
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/59879735.html


而して、そのような保守主義の真髄と醍醐を希求しつつ、少しでも、自分の得意な<技>で世に貢献できるようになりたいな。世の一隅を照らせればいいな。喩えれば、小さな小さな<お弁当>でも、心づくしの<お弁当>をこのブログに来ていただける皆様に提供できたらいいな、そして、その<饗宴=シンポジオン>の中で相互に成長していければいいな、と。そう念じています。


日本国万歳、皇室に弥栄あれ!


共に闘わん。






◆過去の御礼記事

・海馬之玄関Yahooブログ「55万アクセス」達成御礼!【2010年4月28日】
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/59477314.html

・海馬之玄関BLOG開設5周年<満願>成就の御礼【2010年02月20日】
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/59253537.html

・御礼☆海馬之玄関ブログYahoo版-20,000コメント! 【2010年01月23日】
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/59158278.html

・海馬之玄関Yahooブログ「50万アクセス」達成御礼! 【2010年01月10日】
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/59112340.html






連帯を求めて孤立を恐れず、
力及ばずして倒れることを辞さないが、
力尽くさずして挫けることを拒否する。
共に闘わん!






(2010年9月22日:yahoo版にアップロード)

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