【改訂】朝日新聞の「朝鮮学校」援護社説-紙面使ってtwitterすなちゅーねん!





朝日新聞の今日の社説は「朝鮮学校」援護ネタ。高校無償化支援を朝鮮学校にもだって。そもそも、民主党不況の中で国民がこんだけ苦しんでいるというのに、高校無償化とか馬鹿言ってんじゃねー。大体、生活が苦しいから子供はよーつくらん言ってる男女から税金取り立てて、それをより生活が楽な層に配分するというのがこの制度。これ「逆鼠小僧」だよ。而して、そんな渦中に「朝鮮学校―除外はやはりおかしい」と社説を書く朝日新聞。まじ、民主党も朝日新聞も、こいつら狂ってる!

今日の朝日新聞社説。皮肉ではなく、正直、見事だと思いました。批判できません。内容がないから。正に、「蛸の缶詰」(手も足も出せません)。要は、本文全629字、400字原稿用紙1枚半かけてこの社説が言っていることは、

朝鮮学校で学ぶ生徒への支援の問題と、北朝鮮の異様な体制への対応を同一線上でとらえるのは、やはりおかしい。

    
そして、その根拠は

子どもの学ぶ権利は、基本的に差別なく保障されるべきだ。核開発や拉致問題で制裁を続けていることを理由に朝鮮学校を支援から外すことは、そうした問題とは関係のない子どもたちにも、制裁を加えることになる。それはあまりにも不当なことだ。
   


と、こんんだけ。朝日新聞さん、おかしいのはアンタの方だよ。

第一に、「子供の学ぶ権利」を保障すべきはその子供が属する国です。要は、朝鮮学校の場合は北朝鮮政府(子供の権利条約からも相互主義を越えて、子供の「滞在国=日本」になんの責任にもありません)。

第二に、この高校無償化の制度は日本国民に対しても「社会権」の具現ではないという制度趣旨。つまり、当然、その給付は憲法上の権利ではありません。よって、どこを支給先として認めどこを認めないかは行政の裁量で決められること。而して、各種学校扱いの<学校>の中でも線引きは当然ありうる。

要は、国家予算も無限ではないのだし、というか、火の車なんだから。その線引きに必然性はないけれど「調整問題」的にどこかに線を引かなければならない問題(★)。つまり、「朝鮮学校」を支援しないにせよ、日本の私立学校には支援しないにせよ、これは「差別」には土台なりえない問題なのです。

★註:調整問題
交通信号の「赤」が止まれ、「緑」が進めの意味を帯びる必然性はどこにもないからといって、信号のルールが決まっていなければおちおち道も歩けなくなるでしょう。あるいは、左右の両側、同じ距離に質・量とも全く同じ餌を置かれた羊が、左右のどちらから食べるべきかを悩んだ末に餓死することは(おそらく)ないでしょう。これらの思考実験に含意されている、社会規範の正当化ロジックを調整問題と言います。

ある社会規範の内容が論理的にも政治哲学的にも必然性を欠くとしても、取り敢えず社会的にある取決めがなされていて、社会の構成メンバーがその取決めに従うことを当然と考えていることが、当該の社会にとってメリットがあるとする見解です。日本の憲法学界では<将来>の通説を代表すると思われる長谷部恭男さんがしばしば使用するロジックでもあります。

ただ、私はこの「調整問題」のアイデア自体は実にマチュアーな法的思考の枠組みだと思いますが、長谷部さんが、人権理念の普遍性と人権が現実的には各主権国家単位でしか保障されないジレンマをこの枠組みを使い説明しておられることには疑問を感じています(『権力への懐疑』(1991年), pp.39-41)。    



もっとも、個別、朝鮮学校。これは、資格試験予備校や高校卒業者を受け入れている専門学校等、他の多くの各種学校扱いの<学校>と比べて、普通教育(も)している以上、他の専門学校よりも支給されるべき度合は大きいのは事実でしょう。また、支給と引き換えに、学習指導要領の拘束力がこれからマストとして及ぶのであれば、要は、今後は日本政府の監視下で「反日教育」や「テロリスト養成教育」をしないように管理できるというのなら、支給はむしろ朝鮮学校の管理強化という目的から悪い話ではない、鴨。

けれど、逆に、朝鮮学校が、核武装を進め拉致という国家犯罪を犯しといてなんら悪びれない<仮想敵国>であり、反日国の<学校>であるのも事実。そして、彼等が日本政府の監視と管理を受け入れる制度的な保証は皆無。ならば、「やらずぼったくり」、というか、「反日やり放題のぼったくり」の可能性が極めて高いことを鑑みれば、「朝鮮学校への支援」は金輪際なし。それが、普通の大人の判断ではないか。と、そう私は考えています。

ということで、結局、朝日新聞の今日の社説は、単に、

朝鮮学校で学ぶ生徒への支援の問題と、北朝鮮の異様な体制への対応を同一線上でとらえるのは、やはりおかしい。
    


と、呟いているだけの代物。おいおい、

全国紙の社説紙面を使ってtwitterすなちゅーねん!




ということで、今日の無内容社説「記録」としてブログに格納しておくことにしました。 



chimachogo




●朝鮮学校―除外はやはりおかしい

高校無償化法案の審議が国会で始まった。対象に朝鮮学校の生徒を含めるかどうかについて、川端達夫文部科学相は「排除の立場では検討していない」と述べ、北朝鮮との外交上の問題は判断基準にはしないとした。

発端は中井洽・拉致問題担当相が、北朝鮮制裁を理由に除外を提起したことだった。鳩山由紀夫首相も先月末、「国交のない国だから、教科内容を調べようがない」と語った。

だが朝鮮学校の教育の大半は日本の学校に準じており、内容も公開されている。「調べようがない学校」ではない。先週は、衆院文科委員会の約20人が東京朝鮮高級学校を視察した。

朝鮮学校が北朝鮮とつながりがあることは事実だ。北からの援助金に運営の一部を支えられる。高校の教室には金日成、正日父子の肖像画があり、修学旅行は中国経由で平壌に出かける。独裁体制維持の手段である主体(チュチェ)思想も朝鮮史などの授業で触れられる。

そうであっても、朝鮮学校で学ぶ生徒への支援の問題と、北朝鮮の異様な体制への対応を同一線上でとらえるのは、やはりおかしい。

子どもの学ぶ権利は、基本的に差別なく保障されるべきだ。核開発や拉致問題で制裁を続けていることを理由に朝鮮学校を支援から外すことは、そうした問題とは関係のない子どもたちにも、制裁を加えることになる。それはあまりにも不当なことだ。

日本の朝鮮半島併合から100年。日本で暮らすコリアンが植民地支配以来の歴史を背負わされた存在だということも、忘れてはならない。

第2次大戦後も日本に残った人は、その後の祖国の分断という状況に苦悩した。北を支持する人、南を支持する人、どちらにも距離を置く人。差別に囲まれ本名すら名乗りづらい日本社会の中で、北朝鮮政府に支援された朝鮮学校が、在日朝鮮人社会のひとつのよりどころになってきた。

現在は、朝鮮学校生の半数程度が韓国籍だ。父母の姿勢も北朝鮮の支持者から反発する人まで様々である。それでも、民族の文化や言葉を大事にしたいという気持ちは共通している。

この問題は、あくまで子どもに必要な学びの保障という観点から判断すべきだ。拉致や核と学校とをことさら結びつけるような発言に、子どもたちは動揺し、傷つく。政治家は想像力を働かせてほしい。

大阪府の橋下徹知事は「北朝鮮という国は暴力団と一緒。暴力団とお付き合いのある学校に助成がいくのがいいのか」と、疑問を呈した。

だが、今冬の全国高校ラグビー大会で、大阪代表として4強入りを果たしたのは、大阪朝鮮高級学校だった。地域に深く根を下ろした学校の子どもたちを、差別する理由はない。

(朝日新聞:2010年3月8日)
    







(2010年3月8日:yahoo版にアップロード)

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